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【第2回:働くって何かな?】浜松ローカルコーヒーフェスにお邪魔しました!

「えんそく」主催のトークイベント!

11月27日(日)に浜松城公園で開催された
浜松ローカルコーヒーフェス2022
ステージイベント🎤に
「えんそくプロジェクト」が参加しました✨

トークテーマは「働くって何かな?」。
労働人口の約9割がサラリーマン
という今の日本。
サラリーマンではなくても
何か組織や団体に属していたり、
制限の中で活動をしていたり、
という人も多いですよね。

そんな働く皆さんが、
様々な立場のゲストのお話を受けて
明日、仕事へ向き合う気持ちが
ちょっとでも上向けばいいな、
という気持ちでお届けする
4回シリーズの第2回です。

第1回の内容は
こちらからチェックしてください🌻

コーヒーを片手にトークイベントに
耳を傾けてくださる参加者のみなさん

テーマ③ 前向きに働くために…

新卒で現在の会社に入社し、
ずっと同じ職場で働いている菅沼さん。
読者の方も、菅沼さんと似たような働き方を
している人が意外と多いのでは…?
長く同じ場所に留まっていると
仕事の幅が広がりづらいなどの悩みを
抱えている人もいるはず。
菅沼さんは、どうやって前向きに働いているのか
お話を聞いてみました。


菅沼さん 「感動体験が糧に」

私は今、新規事業開発部門という部署に
所属しています。
会社なので土台となる事業も大事なんですが、
これから先の将来を見据えて
新たなことに挑戦していく、というのが
私たちの部署のミッションなんですね。
なので、昨日よりも今日、
今日よりも明日というように
よりよくなるように日々行動していこう
というマインドを大事にしながら
仕事に向き合っています。

入社直後は、どうすれば自分が
会社に貢献できるかなど全くわからない状況で、
自分の無力さを実感したり
まだまだ学生気分が抜けていなかったり
という悩みや反省があったんですが、
日々お客さんに会う機会が増える中で
喜びや やりがいが増えていきました。
自分たちが作った商品を使ってくれる、
欲しいと思って買ってくれる人がいる。
それってすごく感動体験
なんです。
商品を作っていくと「より良いものを届けたい」
というこだわりが出てきて、
自分たちのエゴにならないように、
お客さんが喜ぶものを届けたいという
思いも湧いてきて。
経験を積むことで
入社当初は抱かなかった感情を
自分で考えて感じられるようになってくる
と、
面白い!うれしい!という気持ちが
うまく循環して、仕事に前向きに取り組めます。

テーマ④ サラリーマンの仕事の変遷

サラリーマンの仕事の仕方や中身は、
時代の移り変わりとともに
大きく変わってきています。
以前の職場で、働き方を研究する
「ワークスタイル研究所」の責任者を
務めていたという若原さんに
サラリーマンの在り方の変遷を聞いてみました。


若原さん 「歌の歌詞から変遷を紐解く」

私が働き方の研究に携わっていた頃は、
いわゆる「働き方改革」という言葉が
世の中である種のブームになっていた時代です。
これからの働き方をどのようにう変えていこうか
という議論を色んなところでしていくことに
なるんですが、それをするにあたって、
そもそもなぜ今、
働き方改革をしないといけないのか?
どういう経緯を経て、働き方改革をしないと
いけない今の状況に陥ったのか?など
過去を振り返ることが
結構大事なんじゃないかと思ったんです。

そこで、普通にやっても面白くないので
戦後から今に至るまでに
サラリーマンがどのように変遷してきたのかを
歌の歌詞を基に紐解いていく
ことにしました。

例えば、1960年代。
ハナ肇とクレージーキャッツというバンドが
「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」
と歌っています。
その頃は「大船に乗って安定した仕事」のように
サラリーマンがポジティブに描かれている
歌詞が多くありました。

バブル期には、有名なもので
「24時間戦えますか」という栄養ドリンクの
CMソングがありました。
これに象徴されるように、
「がむしゃらに働くことがかっこいい」
とされるような、いわゆる企業戦士としての
価値観が歌われることが多かったのが、
バブル期
なんですね。

バブルが弾けると、会社の中で悶々としている
サラリーマンの姿が歌われるようになります。
例えばMr.Childrenさんの曲とかですね。

平成に入ってくると、SMAPが
「No.1にならなくてもいい」と歌うようになり、
出世するだけが人生じゃないよ、
オンリーワンの人生でいいんだよ、と。
缶コーヒーのCMで「明日があるさ」
という曲もありました。
昇進した人もいれば
会社を立ち上げた人もいるけど
自分は自分らしくがんばればいいんだ!
というような、会社の中で成り上がって
いくのとは違う人生の幸せがある

という歌詞が増えてきています。

このように、サラリーマンの在り方や
人生の中での優先順位のようなものが
変わってきていることは
歌の歌詞からだけでもよく分かりますし、
世の中の流れとリンクしていますよね。

テーマ⑤ 自分の道を決めるヒント 

浜松は製造業が多く、
また大きな企業であればあるほど
自分の仕事が果たしてどのように社会に
役に立っているのか実感しにくい、
という側面があるのではないでしょうか。
そういった中で、一現場のサラリーマンが
どうやってモチベーションを
高めていったらいいのか、
どのように自分の道を
見つけていったらいいのか。
経営者の立場である西岡さんに
ヒントを聞いてみました。


西岡さん 「心が豊かになる選択を」

人それぞれというところはあると思うので
参考になるかはわかりませんが、
うちの会社の働き方を紹介させてください。

私たちの会社は原則フルリモートで、
月1回程、社員全員が出社するというような
withコロナ時代の新しい働き方

目指しています。
本社は東京にありながら
海外などを含め東京以外に社員がいたりします。
このように、今は様々な選択肢があって、
自分で好きなものを選べる時代
です。
自分で選択をしていくには
自由な分責任も伴いますし、
本当に難しい時代だなあと感じる一方、
それだけチャンスが広がったということなので
これまでのロールモデルだったり
働き方だったりに固執することなく、
自分が今何をやりたいのか、
どんなことをしていたらワクワクするのかなど
とことん突き詰めて決定していく
という力が、より必要になってきています。

先ほどの歌の歌詞から見る
サラリーマンの変遷にもあったように、
今は経済的な豊かさや社会的地位よりも
精神的に幸せを感じられているかどうか

というところに多くの人の意思決定の軸が
動いているように感じています。

モチベーションとは少し話がずれましたが、
そういった時代の中で
自分の心が豊かになる選択をすることを
優先順位として上げていいんだよ、ということを
経営者として訴えかけていきたいと思っています。


若原さん 「自分自身の棚卸し」

西岡さんの今の意見にすごく共感しました。
僕は6回転職しているとお伝えしましたが、
生々しい話、年収だけで見ると
一番良かったのは20代後半の頃なんです。
それ以降は、年収ではなくやりたいこととか
自分らしさという視点で仕事を選んで
きていて、
自分自身も、西岡さんのお話に出てきたような
道を歩んできているなあと共感しました。

昔聞いた話に、
「価値観の階段」というものがあります。
お金がたんまりあったとしたら、
そのお金で何をしたいのかを考えてみるんです。
お金があったら車がほしい
→車があったら色々な場所に遊びに行きたい
→色々な場所に遊びに行けたら◎◎が見たい
・・・といったように。
こういうふうに突き詰めていくと、
自分が本当に求めているものは
やっぱりお金なのか、
お金をかけなくても得られるものなのか、
というのが整理できるんですね。
こういった「自分の棚卸し」作業をしてみると
自分は年収が順調にアップしていくような
キャリアを歩みたいのか、
それとも違う価値が得られるキャリアを
歩んでいきたいのか、仕事の上での方向性を
考え直すきっかけにもなるのかなと思います。

トークイベント「働くって何かな?」
4回シリーズの第2回、いかがでしたか?✨

残りの2回もこれまでとはテーマを変え、
さらには新たな登壇者を迎えての
トークセッションとなっています。
更新まで、お楽しみに🌷!!


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