サザエちん@働くを考えるHR的ワーママ

サザエちん@働くを考えるHR的ワーママ

最近の記事

ファミリーヒストリー

76歳の伯母が地元紙に戦後への想いを投稿した。 そこで初めて知るファミリーヒストリー。 伯母は東京の空襲の中で生まれたそうだ。 祖父は出征していたから 祖母が義理の姉に付き添われながら暗闇の中で産んだ。 祖父母はどうやら東京で商売をしていたらしいが 乳飲み子を抱えた祖母1人ではどうにもならず 祖父の実家である新潟に身を寄せることになる。 祖父は生きて戻ることができ 私の父もそのあとに生まれることになる。 しかし戦地の疲れで体調を崩していた祖父は 38歳で亡くなったそうだ

    • 適職の考え方

      働くことは楽しくあるべきか? もちろん、何をするにも楽しいほうがいいに決まっている。 実際に働くことを楽しめている人ってどのくらいいるのだろう。 ここでいう「楽しさ」とは 決して、ランランラン♪と歌をうたいたくなるような お気楽な楽しさではなく 難しいことにも一生懸命取り組んで 失敗もするけどそこから学んで成長して自走して つまりは「やりがい」みたいなもの。 ここに意味を見出せるかどうかが 「楽しく働いている」と言えるか否かの違いなのかもしれない。 「適職」を考えるとき

      • ママのバイアス、パパのバイアス

        日経 ウーマンエンパワーメントプロジェクト 『ジェンダーギャップ会議』~ジェンダー平等は企業の経営戦略だ~ 日経BP主催の⇧セミナーに参加した。 ジェンダー格差というと、なんだかその言葉自体がキツイ印象をもつが このセミナーを通して論じられていたのは 「ジェンダー」だけに留まらず もっと広い視野で 「ダイバーシティについてちゃんと取り組むフェーズにきているよ」 とそんなことだろうと思った。 「ダイバーシティ」は「多様性」と訳されるが 「みんなちがって、みんないい(金子みす

        • 在宅ワークはママに優しいのか

          「在宅ワーク」 できないことはなかった働き方。 二の足を踏む企業が多かったが コロナが後押しする形で導入が進んで この約1ヶ月ほどで当たり前の働き方に昇華しつつあるのは 皆さんご周知のとおり。 では、在宅ワークは働くママに優しいのかというと 私は必ずしもそうではないと考えている。 私の周辺では 「会社が在宅ワークに切り替わった」 「保育園も登園自粛を促している」という時に、 果たして子どもが家にいて仕事になるのかどうか?が話題だった。 多くの保育園は 「家族が在宅の場合

          叱ってくれてありがとう、と言う息子

          自己肯定感の低い人は、人になにかやってもらった時にも 「すみません」と言ってしまう。 それを意識的に「ありがとう」に変えましょう。 ドーパミンやエンドルフィンが分泌されて 脳が肯定状態になります。 私もつい「すみません」を使ってしまう。 ドアを開けて待ってもらったり おすそ分けで何かいただいたり、そんな時。 言われてみれば、 それは「ありがとう」のシチュエーションなのに。 ここ数ヶ月、 私は自分の内面を掘り下げていくうちに 行動や考え方が他人軸であるということに 初めて気

          叱ってくれてありがとう、と言う息子

          育児のときめき

          「育児楽しんでるね」とよく言われる。 育児が大変かどうか、これを語るのは難しい。 育児のフェーズにもよるし、子の人数にもよるし ママがどんな仕事をしていて、家事は好きか、教育をどう考えるかとか あまりにも多様すぎて、「難しさ」の定義づけができないし 他人が大変と思うことをそうは思わない人だっている。 けれども、育児の楽しさは共通。 成長過程のあちこちで我が子にときめき いくら日々の生活で疲弊していようが 笑顔を隠しきれなくなる。 私の場合はというと 息子のズボンのポケッ

          新しい自分に気づくため

          「私、何のために働いているんだろう」 それは、ワーママ初心者が 中でも、仕事復帰からまだ日も浅く日々のやりくりに疲れ気味のワーママが 一度は考えること。 これをテーマにする書き物も世に多い。 朝、機嫌が悪くギャン泣きする子供を、時間がないからと更に追い立て 会社では皆が忙しい中、時短で早めに退社することに引け目を感じ 保育園では1分でも時間に遅れたら頭を下げながら延長料金を払う。 働いて得た収入もこういう細かな出費でどんどんと減っていく。 ワーママは皆、経済的理由だった

          もやもやから生まれた目標

          「私らしい働き方」で悩めるのは恵まれているということかもしれない。 もしも息子に何か問題があったとしたら 私は四六時中息子のことを考えているはず。 今、ワーママとして自分のことで悩めるということは、 そのほかに、つまり母親としての生活に問題がないということ。 恵まれている。 身近に子ども同士のトラブルで自分の生活を変えた母親がいる。 彼女もワーママだった。 ご両親の支援はあるものの、子どもを守るため退職を選んだ。 彼女にとってはそれが優先すべきこと。 「私らしさ」どころ

          内面ホリホリ@ライフミッションコーチ2.カードセッション

          カードセッションのテーマを 「どんな母でありたいか」に決めた。 息子の成長には、私自身の過去への想いがつまっているような気がする。 メンタリングカードを使ったセッション様々な角度の質問が書いてある約50枚のカード。 その中から自分で5枚を選択、質問に答える。 聞き手の作為や影響がないので、答える方にも安心感がある。 カード1:なにか現状から変えてみたいと思っていること → 怒らない、イライラしない、もう少し落ち着いて息子と向き合いたい → 息子の考えは横に、自分の考えを

          内面ホリホリ@ライフミッションコーチ2.カードセッション

          内面ホリホリ@ライフミッションコーチ1.「幸せのコップ」を満たすもの

          「働く」とは、自分を構成している一要素だと思っている。 私らしい自己表現の手段のようなもの。 だから、このモヤモヤから自分を見つめ直すのであれば 「働く」を抜きには考えられない。 一方で、見つめ直すための基準である「私らしさ」が分からない。 16 Personalitiesの発見もあったが、なぜ私はそのような考え方をするのか もっと深く掘り下げたい。 私は自分の活動を社内で共有しており この課題について知ったある人から、その参考になればと 「ライフミッションコーチ®協会」

          内面ホリホリ@ライフミッションコーチ1.「幸せのコップ」を満たすもの

          仕事と育児の両立について考える会

          私のモヤモヤについてはなんとなく見えてきた。 これまでの人生「何事もちゃんとすべし!」と生きてきたが それは多分、周りからの評価を得たいからだった。 ワーママ生活は、「あれこれ中途半端だ」と心のどこかで思っていて つまりは、ちゃんとできずに評価してもらえないかも→不安 がモヤモヤの原因なのだろうと、今この時点ではそう認識している。 ほかのワーママ達はどうなのだろうか。 「何もモヤモヤすることなんてないわ。いつもすっきりしています!」 と言い切れるワーママは少ないのではないか

          仕事と育児の両立について考える会

          「わたし」ってどんな人なのか

          ワーママとして楽しく働く。 モヤモヤする私の内面を知りたい。 たぶん、私が思う「わたし」とはズレがあるから モヤモヤしているんだろうと思う。 私の思う「わたし」 40代、女性、地方出身東京在住(もはや東京暮らしのほうが長い) 夫あり息子あり、保育園ワーママ 趣味は踊ること、美しいものに触れること、つくること、旅行 筋が通らないこと嫌い、でも人はめったに嫌いにならない すぐいろいろ気になる 学生の頃はリーダー、負けず嫌いだったかもしれない 早く大人になりたかった よく言われ

          「わたし」ってどんな人なのか

          ワーママの心を探る

          ほぼフルタイムのワーママです。 例にもれず、私もモヤモヤを抱えたママの一人。 「モヤモヤ」って何かというと、多分、「悩み」なんだろうけど ワーママの悩みって原因が一つに特定できない気がしている。 「パパにもっと育児参加してもらいたい」とか「自分の時間がない」とか 「後回しにした家事が心残り…」なんていうのもあったり、 いろんな要素が絡みに絡んで、正体不明のモヤモヤになる。 ワーママ達の大きな課題は「仕事と育児の両立」だから、 そこでモヤモヤする場合、これまでの働き方と大