内面ホリホリ@ライフミッションコーチ2.カードセッション

カードセッションのテーマを
「どんな母でありたいか」に決めた。
息子の成長には、私自身の過去への想いがつまっているような気がする。

 メンタリングカードを使ったセッション

様々な角度の質問が書いてある約50枚のカード。
その中から自分で5枚を選択、質問に答える。
聞き手の作為や影響がないので、答える方にも安心感がある。

カード1:なにか現状から変えてみたいと思っていること
→ 怒らない、イライラしない、もう少し落ち着いて息子と向き合いたい
→ 息子の考えは横に、自分の考えを押し付けている気がする

私が育児でイライラすること。
・食べるのが遅い
・街でお友達に出会ったらどこだろうがはしゃいで走り回る

お話好きな息子は会話をしたくてつい食事の手が止まる。
一生懸命表現しているのに、私は自分の時間ルールを優先してしている。

感情が豊かな息子は全身で喜びを表す。
お友達が大好きなので、保育園の外でばったり会うのはとても嬉しいこと。
ついついはしゃぎ回るが、それが走ってもよい場所であろうが私は制止。

こんなところでも「ちゃんとしなければ」がでてくる。
それは、多分、息子のことではなく、母としての私のこと。
もちろん、息子に社会のルールを教えるのは親として当然のことであるが
それよりも、「ちゃんとしてない母親」と思われたくない、と
周りの目を気になる私が先に立つ。

カード2:人生においての一番の宝物
→ 息子

息子も「他人軸」にしようとしている私。
息子には自分の主張があって、それは純粋な自分軸。
それを私は、自分の都合のためにポキっと折ろうとしていた。

息子には「自分で考え、自分で行動」できる大人になってほしい。
そのための判断基準は親が育ててあげるものだと思う。
しかし、母親である私一個人の考えの押しつけではいけない。
様々な経験の中で息子自身が理解して身につけてほしい。
だから、失敗してもよい。誰かに怒られてもよい。
息子は独立した個人であるから
私の「ちゃんとしなければ」のために
先回りして息子の成長の機会を奪ってはいけない。

カード3:今から5年後の自分はどうなっていると思いますか
→ 今の悩みがなくなっているとよい
→ 何でモヤモヤしているのか自分でつかみきれていないのが悩み

テーマから「今の悩み」を挙げるとするならば
私がイライラママであること。
そして、私が探している「私らしい働き方」から悩みを挙げるとするならば
肝心の「私らしさ」が分からないこと。

どちらもはっきりとした解が見えていないからまだモヤモヤは続いている。
しかし、これまでの活動を通して
私の判断や行動が他人軸であることが分かった。
そしてそこには「私らしさ」はない。
だから、これから先は、自分がどうしたいかということを考えたい。

カード4:どういう習慣があればその課題はうまくいくと思いますか
→ 定期的に思いをアウトプットする機会
→ 今やっているように、何か質問されれば答える形でアウトプットできるが
  自力ではできない
→ 定期的に自分を見つめたい

もとより他人軸なので、私はどうしたいのか「I want」の発信ができない。
そもそも「I want」が意識できない。
だから、今こうやっているように、アウトプットは私にとって有効的。

カード5:まわりからどのような応援・声掛けがあると
      その願いに近づきますか

→ 家庭では主人と二人だけの時間をもつ/二人だけで話す機会を
→ 会社では雑談、ランチかな
→ だらだらと会話できると本音がでやすいのかも

そして、日常的なアウトプットは「会話」。
私は既に前を向き始めている。
I want を発信しようとしているので
それをやりやすい環境で体慣らしをしようと思う。

この5つの質問に答えてみて、自分で何か気づいたことはありますか?
私って、受け身なんだ。
思っているだけで行動していない。
モヤモヤを人のせいにしているけど、結局、「自分」がないだけ。

これまでは、誰か or 何かに対する「正解」ばかりを考えていた。
リクエストを振られたらそれに正しく応じる。
私の行動は「応じること」なので、リクエスト待ち。つまり受け身。
正しく応じるための基準も「他人軸」。
でも、ひょっとしたら、自分では意識できていないけど
本当は「私はこうしたい」という想いがあって
「他人軸」と「想い」の不嵌合が
ここへきてモヤモヤになっているのかもしれない。

この気づきに対して、24時間以内に何を行動しますか?
絶対に実現可能なこと。

昨日も子供をキツく叱ったが、そのことに対して主人が嫌そうにしていた。
どういう想いで叱ったとか、そこまでは分かっていないと思うし、
私も伝えていない。だから、24時間以内に私から主人に話す。

そして、この24時間以内の行動目標は、必ず報告をしてください。
報告の約束をしていれば、必ず実行できるはず。

「どんな母でありたいか」のテーマに対し
見えてきたのは周りの目を気にする私。息子を巻き込みながら。

このままだと、息子も私と同じようにバーチャル化するかもしれない。
そうならないように私は行動したい。

「ママが嬉しいのはルールとおりにやることだよ」ではなく
「ママが嬉しいのはあなた自身が正しいと思ってやることだよ」
と息子に伝えたい。

躾けではなく、教育ではなく
想いを伝える場においては、親子上下関係ではなく、親子対等関係。

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カードセッションを受けてみて

そもそもがモヤモヤしている人にとって
自分の想いをアウトプットしようにも
何について何を発すればよいかが分からない。

私自身も、何か質問を投げられればそれに応じる形で発することはできる。
そして、それについて考え始めるからなのか、それが「気づき」となる。

カウンセラーの主観が入り交じるカウンセリングではないので
ある一つの方向へ導かれるということはない。
百人百様。発したい「I want」の想いは皆異なり
自分で気づけば、自分で行動できる。
メンタリングカードはそのきっかけであり、
講師はさながらそのサポーター。

今回は「働く」から少し離れて、「母」としての自分を探った。

バーチャルな私のまま、母として息子に向き合おうとしていた。
「自分」を失っている親の背中を果たして息子はどう見るのか。

そして、バーチャルを人のせいにしている私も嫌だ。
「お母さんの幸せのコップ」は確かに存在したけれど
それは自分が行動することの理由づけにしていただけで
そのほうが逃げやすかったからで、楽だったからで、
つまりは甘えていたな、と。

行動できないことを人のせいにしたくない。
「母でいること」も「自分らしく働くこと」も
行動するかしないかだけのような気がしてきた。

ここが新しいターニングポイントかもしれない。



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