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【工藤静香】初期のアルバム名曲特選

ヒトカラで9時間、何歌う?

先日、私は一人で9時間カラオケフリータイムを楽しみました。

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9時間中7時間くらいは、男性ボーカル曲を熱唱。

その様子は、noteの過去記事「アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲」シリーズで報告済みです。

”アラフォー女子が男性Vo.曲を歌いました”シリーズ
第1回:アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲【ゲスの極み乙女。編】
第2回:アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲【スピッツ編】
第3回:アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲【サカナクション編】
第4回:アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲【THE YELLOW MONKEY編】
第5回:アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲【hide編】
第6回:アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲【X JAPAN編】
第7回:アラフォー女子がヒトカラで歌う男性Vo.曲【L'Arc~en~Ciel編】

お試しで行ったボーカルレッスンの効果なのか、加齢によるものなのかわかりませんが、昔に比べたら低音が出て男性ボーカル曲が歌えるようになり、嬉しい、楽しい、大好きっっ♥(←なぜかドリカム)

でも、本当は高音が得意なソプラノなので、女性ボーカルの曲を思いっきり歌いたいんですよね・・・。

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↑この日の最高得点は華原朋美でした。

そんなわけで、残り2時間は女性曲タイムにして存分にカラオケを楽しみました。

さて、女性Vo.曲で初めに選んだのは・・・?

工藤静香のオススメ曲紹介

※今回は「歌い方のコツ」コーナーはなく、ひたすら工藤静香の好きな曲を紹介するだけの記事です。

工藤静香というと、キムタクの妻とかCocomiやKōki,の母という面がクローズアップされがちですが、れっきとした実力派シンガーなんですよ!!

特に彼女がソロデビューした1987年から1991年くらいまでは出すシングルがほとんど1位で、今の40代、50代の人は当時の工藤静香の人気ぶりを覚えているのではないでしょうか?

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1980年代の終わり小学校高学年だった私は、うしろ髪ひかれ隊の時から工藤静香のファンでしたが、ソロデビューしてからさらに夢中になり、誕生日などは親に頼んでアルバム(※当時はカセットテープ)を買ってもらってました。

↑当時よく聴いたアルバム『gradation』。

今思えば、私が人生で初めてハマッたアーティストは工藤静香だったんだなぁ。

小学生の子どもまで魅了するなんてすごいぞ。

最近調べてみて、ポニーキャニオンの敏腕プロデューサーである渡辺有三氏が、工藤静香を売り出すために様々な戦略を練っていたことを知りました。

初期の作家陣を見ると、作詞は秋元康、松井五郎、三浦徳子という重鎮の方々や、静香自身も大ファンだという中島みゆき、作曲はおニャン子クラブやとんねるずなどで続々とヒットを飛ばした後藤次利が全曲出がけており、曲そのもののクオリティがめちゃくちゃ高い。

敏腕プロデューサーと天才的作家陣、そこに工藤静香という才能が組み合わされば、奇跡が起きないはずがありません。

その奇跡に出合えた幸運を噛みしめながら、私はこの日工藤静香の名曲たちを歌ったのでありました。

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アルバム曲にいいのがいっぱいあるので、ヒトカラなのをいいことにこの日はマニアック路線で攻めました。(笑)

読者のみなさんにも曲の良さを知っていただきたいので、どんどん紹介していきますよ!!

「証拠を見せて」

中島みゆきが作詞していて、アルバム収録曲ながらファンに人気のある曲。

「手をのべて 抱きよせても まだ考えてる」
抱きよせられたらドキドキなのに、冷静に考えてる自分もいる・・・この歌詞が大人の恋愛を描いているようで、早熟な小学生はドキドキしたものでした。

「証拠を見せて」収録アルバムは、その名も『静香』。全曲を中島みゆきが作詞しているので、みゆきファン必聴の一枚。

「天使みたいに踊らせて」

「恋一夜」でヒットした松井五郎作詞で、彼女が得意とするロッカバラードです。

「もう天使じゃないから 嘘で幸せにはなれそうにない」・・・この自虐的アバズレ感がいい。(笑)

ワルぶってるしーちゃん、最高です。

「硝子のサンクチュアリ」

平井森太郎作詞。
このアルバムの中でも一番いじらしさを感じさせる曲。

「天使みたいに踊らせて」で堕落した女を歌った後、こういったピュアな曲も歌いこなしてくれて、そのギャップがいい。

「今でも胸が痛むの あなたのこと想うたび」という可憐な歌詞も似合うのは、しーちゃんの心も歌声も澄んでいるから・・・。

「天使みたいに踊らせて」「硝子のサンクチュアリ」収録のアルバム『JOY』。色んな表情の工藤静香を感じることができます。しーちゃんお気に入りのアルバムの一枚だそう。

「断崖」

「嵐の素顔」などを手掛けた三浦徳子が作詞。

私、工藤静香の全アルバム曲の中で一番というくらい、この曲好きです!!

「ひと夜くらい2人 一緒にいても それが?それが?」という歌詞からは、「恋一夜」でメソメソしていた女性が、ちょっとやそっとじゃ動じないオトナの女に成長したことが窺えます。

この歌詞で「断崖」という単語を覚えたのですが、その後「弾劾裁判」という言葉を聞く度に、「断崖越えて~♪」というフレーズが頭をぐるぐる回って困ったものでした。(笑)

「Unbiliever」

作詞は川村真澄で、渡辺美里の「My Ravolution」などを手がけた作詞家。

イントロで民族楽器が鳴ってて、その時点でエキゾチックな雰囲気が漂ってます。

石造りの神殿の前にかがり火が焚かれて、古代神話に出てくる神様とか登場しそうな・・・。

「バビロンの天使 翼をはずしましょう 傷ついて泣くより」っていう歌詞に、子どもの時からすごく惹かれてました。

バビロンですよ、バビロン!!

聖書にも出てくる宗教的に重要な地域だし、メソポタミア文明でハンムラビ法典だし、とにかくなんかスゴい!!(笑)

メロディは落ち着いていてしーちゃんは淡々と歌っているように聴こえるのですが、その裏に女の情念を秘めてそう。

「断崖」「Unbeliever」収録のアルバム『rosette』。個人的に思い入れがあって一番好きなアルバム。「Mirageの虜」「愛の漂流者」など、現実離れした世界観の曲が多くていいです。

「腕の中のUniverse」

安藤義彦作詞。

直訳すると「腕の中の"宇宙”」ですが、愛、命、宇宙という壮大なテーマを引っさげ、「工藤静香もついにここまで来たか」という感じ。(笑)

今思うと、歌番組でアルバム曲披露できるってすごいですよね。

「腕の中のUniverse」は、2010年以降のコンサートで「コアなファンに捧ぐアルバム曲メドレー」で選曲されているみたいで、しーちゃん本人にもファンにも愛されている曲だそう。

「天使みたいに踊らせて」「断崖」「腕の中のUniverse」はどれもアルバムの一曲目なんですが、一曲目ってキャッチーだからか必ずお気に入りになっちゃう。

「愁・」

「愁・」は”しゅうてん”と読みます。

作詞を担当した愛絵理とは、しーちゃんご本人のことです。

これまでも愛絵理作詞の曲はいくつかありますが、私はこの「愁・」が一番好きです。

歌詞で唯一気になるのが「ベネチュアのグラス知る恋は」で、「ベネチア」じゃなくて「ベネチュア」なんですよね。

これはイタリアの地名「ベネチア」を指すのか、まったく違うものなのか・・・一体なんなんでしょう?

私の中では、「イタリアを列車で移動する傷心旅行中のヒロイン」というイメージが出来上がっていますが。

一番好きなのが、「そらさないで聞かせて... もうこの心もくずれかけ はりさけてゆくわ...」の部分。

サウンドがドラマティックに変化していくので、ヒロインの心の動揺がダイレクトに伝わってきて、さすが後藤さんすごいなぁと感心しました。

「腕の中のUniverse」「愁・」収録のアルバム『mind Universe』。この紫のジャケット、しーちゃんに似合っててすごく好き。このアルバムを最後に、工藤静香は1位の座から降りてしまいます・・・。

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終わりに

以上、カラオケはあまり関係なく、ひたすら工藤静香の名曲をオススメする記事でした。

カラオケに関する記事が好評だったので、また機会があれば書いてみたいと思います。

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