マガジンのカバー画像

ライターさとゆみの日記

153
こぼれ話とか
運営しているクリエイター

#日記

100メートル20秒の運動音痴を全国チャンピオンにした父の話。「ミスしたくてミスする子どもなんかいないんだよ」

100メートル20秒の運動音痴を全国チャンピオンにした父の話。「ミスしたくてミスする子どもなんかいないんだよ」

私はの生き方や考え方は、父(安藤英明先生)に大きな影響を受けています。

父は、ソフトテニスのジュニアの指導者として全国的に有名な人でした。
これまでに北海道のチームや選手を全国優勝に導いた回数は16回。
一年の半分、雪で外練習できない北海道で、短い練習時間で全国優勝に導くメソッドは、かなり特殊です。

私自身、父のソフトテニスの教え子なのですが(中体連の個人戦全国チャンピオンだったりします)、彼

もっとみる
編集・ライター養成講座でいただいた質問/71問67答アップします

編集・ライター養成講座でいただいた質問/71問67答アップします

先週の編集・ライター養成講座では、100人弱の受講生のかたにお話させていただき、いま、その時いただいた質問に答え終わったところです。

で、このタイミングで、今回ではなく、半年前の講座でお戻しした質問に対する回答をアップしますー(今期の方々にも参考にしていただきたいため)。

毎回思うのですが、期によって質問されることが全然違って面白いし、毎回質問されることにも、答えることが違って、私自身も楽し

もっとみる
簡単に言語化しないプライドを持つ。小野美由紀さんのクリエイティブ・ライティング講座と手書きの文章

簡単に言語化しないプライドを持つ。小野美由紀さんのクリエイティブ・ライティング講座と手書きの文章

作家の小野美由紀さんのクリエイティブ・ライティング講座に参加した。

今年に入って、小野さんにお目にかかる機会があり、彼女が書く文章の中で踊る言葉たちを見て衝撃を受けたのだ。

こんな文章が書ける人がいるものなのかと思ったし、本の中で活字がこれほどまでに気持ちよさそうに泳げるのかということにも衝撃を受けた。

彼女の文章に出会ったことは、私にとっては、絶望ではなく希望だった。

この20年

もっとみる
すっごくいいと思った子育て本を、途中で読むのをやめた話

すっごくいいと思った子育て本を、途中で読むのをやめた話

知り合いの編集さんが担当された本を読んだ。

この方が作られる本は、自分にまったく興味関心がないジャンルの本でも軒並み面白いので、いつも新作を楽しみにしているのだけれど、
今回はコレキタ、ってなくらい、私自身がど真ん中の読者対象なので、読むのをとても楽しみにしてたんですよ。

↑子どもが幸せになることば

発売日当日に買ったのだけれど、落ち着いて読みたかったので、滞納している原稿が全部なくなっ

もっとみる
息子に死にたいと言われたら

息子に死にたいと言われたら

早いもので、小学校も終業式らしい。もう、給食も終わりだから、来週からはお弁当を用意してと言われて、春休みの存在に気づく。

最近わたしは原稿に追われているのだけれど、書いて書いて書いて、ボロ雑巾のようにクタクタになったら、息子が肩を揉んでくれたり、充電してくれるようになった。

充電は、ぎゅーっとして、ママは世界でいちばんの宝物だよと、言ってくれるプレイです。

彼が幼い頃から毎日伝え続けてきたこ

もっとみる
「ママに未来を見せてあげたかった」と、君は泣く

「ママに未来を見せてあげたかった」と、君は泣く

いろんな方に「インディペンデントな息子氏は最近元気ですか?」と聞かれる。

(参照)

痛いほど元気です。

この間、待ち合わせ場所に20分遅れてついたら、こんなのがいた。

一瞬他人のふりしようかと思ったよね。

そこのお兄さん、ランドセル全開です。

お風呂の中でも何時間も本を読んでいる。この間はお風呂から出たあとも脱衣所で裸のまま本を読んでいた。いつか轢かれたり溺れたりするんじゃないかと、心

もっとみる
そういえば、お金を「払って」書いている原稿もある

そういえば、お金を「払って」書いている原稿もある

ライターなので、アウトプットが「文章」の場合は、分量にかかわらず原稿料をいただくようにしています。(逆に言うと企画料とかアドバイス料などはもらっていません)

と、いろんなところで言っていたのですが、この間、若いライターさんと話していて、
そういえば、お金をもらわずに書く原稿はないけど、お金を「払って」書いている原稿はあるなあということに気付いた。

それは、このサイト「CORECOLOR(コレカ

もっとみる
自腹でコスメを試しまくったあや猫さんの書籍発売

自腹でコスメを試しまくったあや猫さんの書籍発売

【お手伝いした書籍が発売になりました】
自腹であらゆるコスメを試しまくってきたあや猫さん(高城 彩香さん)の書籍『好きすぎて全部試したからわかった 自分史上最高の顔になれる神コスメ』が発売になりましたー。

コスメ愛を語り出すととまらないあや猫さん、「え、さとゆみさん、これ知らないですか? そんな!! もったいない!!!! 使ってみてください! ほんと神なんですーーーー!!!!!!!」と、もう、自

もっとみる
著者になるということ。ブックオリティ出版ゼミに参加しました

著者になるということ。ブックオリティ出版ゼミに参加しました

タカトモ(高橋朋宏)さんが主宰される、ブックオリティのゼミに呼んでいただき、『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』の著者、リュウ博士こと、八木龍平さんとトークをさせていただきました。

タカトモさんは、リュウ博士と私が参加したサンマーク出版の「本気で著者になる出版ゼミ」を主宰くださった方で、こんまり(近藤麻理恵)さんの、『人生がときめく片付けの魔法』をはじめとするベストセラーを数々世に出された

もっとみる
「編集ライター養成講座」の皆さんに聞かれた81の質問に答えました

「編集ライター養成講座」の皆さんに聞かれた81の質問に答えました

2週間前に宣伝会議さんの「編集ライター養成講座」に登壇させていただきました。こちらに登壇させていただくのは3回目ですが、毎回、いろんな質問をいただき、講義中にお答えできなかった回答を、受講生の皆さんに後日お送りさせていただいています。

今回は、半年前(前回分)の質問への回答をアップしたいと思います。

↑今回の講義中にいただいた質問の数々

ちなみに、質問は全部で81個ありまして、その回答は1万

もっとみる
くよくよする人はフリーランスに向いてる

くよくよする人はフリーランスに向いてる

以前、「フリーランスが向く人向かない人」というnoteを書いたことがあります。

この時は、「収入の不安定さ(一定しない)」と「自由」をバーターして、「自由」が勝つ人は、フリーに向いていると書いたのですが。

これに加えて最近思うのは、「すぐ落ち込んじゃう人」や「悩み事を引きずりやすい人」は、フリーランスに向く気がしている。
つまり
くよくよする人は、全般的に、フリーランスに向いていると思うんです

もっとみる
早く大人になって自由になりたいと彼はいう。だけど。

早く大人になって自由になりたいと彼はいう。だけど。

最後の晩餐になってもいいくらい美味しい会食ののちダッシュで帰宅して21時15分に息子氏を受け取ったシッターさんと話し込んでいたら、22時15分になってた。
この1時間分のお支払いすべきだ、ごめんなさい。

息子が今日シッターさんにふざけて後ろからぶつかって、シッターさんは転んでしまい、危なかったので、ちょっと強く叱ってしまいましたという話を聞いた。

私は、「そうでしたか、すみません、そういうよう

もっとみる
持病(脊柱側彎症からくる?胸部・背部痛)について情報を探しています

持病(脊柱側彎症からくる?胸部・背部痛)について情報を探しています

本日は、とてもプライベートなことについて投稿します(と、書いてから思ったけど、noteはいつもプライベート100パーセントだった)。

私の病気というか症状について。

18年前から原因がわからない背部痛と胸痛があります。 うまく説明しにくいのですが、背中というか、胸というか、その辺りを強く圧迫されるような痛みがあり、痛みが強いとまれに意識を失ってしまうこともあります。
呼吸もちゃんとできています

もっとみる
書くことのほとんどは「視る」ことなんじゃないかと思う

書くことのほとんどは「視る」ことなんじゃないかと思う

先日あるライターさんと話をした。

その人は
「どんなに身近な人でも、私はその人の100パーセントを知っているわけじゃないと思うことが重要だなって。だから、わかったつもりになって、『あの人って○○な人だよね』と、自分の目線で評価をしないようにするのが大事だと思う」
と、言っていた。

確かに、その通りだと思う。

でも、と、一方で思う。

100パーセントその人のことを分かるなんてことはありえ

もっとみる