さとちゃん

主人、小1の長女、3歳の次女と暮らすワーママ。 二人の娘たちはともにちょっとハンデをも…

さとちゃん

主人、小1の長女、3歳の次女と暮らすワーママ。 二人の娘たちはともにちょっとハンデをもっています。 長女は軽度の脳室周囲白質軟化症という脳性麻痺、次女は心疾患。 二人とも良くも悪くも健常児扱い。 思ったことや考えたこと、読んだ本についてつらつら。 今年度はPTA役員に飛び込む。

最近の記事

次女4歳、誕生日プレゼントはラジコン!から考える性別の固定観念

こんにちは、さとです。 先日次女が4歳になりました。 あのしんどかった真夏の妊婦からもう4年か と思うと、感慨深いものがあります。 さて、今回は次女が4歳の誕生日プレゼントに「ラジコン」が欲しいといった話です。 どう思いますか? 女の子がラジコンを欲しいと思うこと。 まず我が家のルールとして、おもちゃを買ってもらえるのはほぼ誕生日だけです。 もちろん予算や収納の大きさありますが、できるだけ本人が欲しいものを買ってあげるようにしています。 で、誕生日1か月ぐらいから朝晩と

    • 子どものお菓子に悩んでいるなら

      こんにちは、さとです。 先日、次女3歳が通うクラス懇談がありました。 コロナ前までは開催していたようですが、長女の時を含め今回が人生初の参加です。 対人関係、食事、生活リズムなどについて、グループで話し合い情報を共有をすることが目的であって、必ずしも解決を目的していない感じのものでした。 誰かに話し、共有することだけで、日々煮詰まっていく悩みが軽減されるものですね。(その日は子どもにやさしくできた気が。) みなさんは、お子さんについて今悩んでいることはありますか? 子ども

      • 友達をどう呼ぶ?「あだ名」?それとも「さん付け」?

        こんにちは、さとです。 そろそろ1学期が終わりに近づいてきました。 あっという間に季節もかわり、ものすごいスピードで過ぎていく日常にびっくりします。 この春小学校1年生になった長女は、新しい生活リズムや大きな環境の変化にもなれ、私が思っていたよりも難なくスルッと小学生になりました。 ワーキングマザーとしてはホッとするところですが、 日々の学校生活の中には多少モヤッとするものもあります。 はい、今回のテーマは『友達をどう呼ぶ?』です。 みなさんのお子さんは小学校に上がって、

        • 「40歳の壁」をスルッと越える人生戦略 を読んで考えたこと

          こんにちは、さとちゃんです。 たまたま出会ったこの本、衝撃を受けました・・・。 まさにアラフォーの私が日々の生活の中で感じるもやもやを、みごと占い師かのごとく言い当てられ、自分の心をぐしゃっと握られたようでした。 でも、それと同時に「私だけじゃなかったんだ」「私は割と早い段階で気が付いたんだ」ということにも気が付くことができました。 人生は働き続けることが大事。 いくらすでにお金を持っていても、働くことが大事。 お金、つながり、健康の3つを満たすことができ、かつやりがいを

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          『差別のない社会を作るインクルーシブ教育』を読んで考えたこと

          こんにちは、さとちゃんです。 「インクルーシブ教育」って聞いたことがありますか? 私は数年前、乙武洋匡さんのvoicyで初めて知りました。 簡単に説明することは難しいですが、マイノリティーの方も同じ社会で時運らしく生きられるよう、教育現場も分けずに一緒に活動していくやり方、といったところでしょうか。 ここでいうマイノリティーは障がいだけでなく、貧困や、ジェンダー、いじめ等々様々なものに対してです。 私の娘たちにはちょっとハンデがあります。 長女は生まれつき脳室周囲白質軟化

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          「算数セットが大変」なんじゃなかった

          こんにちは、さとちゃんです。 この春小学校1年生になった、長女も無事3か月目を迎えることができました。 やれやれ。 小1の壁とかいう得体のしれないものの恐怖に怯えていましたが、今のところ何とかなっています。 コロナのおかげで、会社の勤務形態が多様化し、とても子どもを優先した働き方ができるようになったからです。 さて、振り返ると結構大変だったね、というのはやはり入学前の2月~GWまででしょうか。 そう、物品への名前つけ、学童入所のスケジュール管理、小学校入学のスケジュール管理

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          子どもと図書館通いを3年続けてみて

          こんにちは、さとちゃんです。 今回は「2週間に1回図書館で子どもが借りたい本を借りたいだけ(とはいってもMAX30冊くらい)借りることを3年ほど続けたらどうなったか」というお話です。 ご興味がある方はどうぞ!

          有料
          150

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          PTA活動が仕事とは違って厄介なところ

          こんにちは。 お久ぶりのさとちゃんです。 この春は長女が1年生になり、ついに私にもあの恐れていた1年生の壁という得体のしれないものが押し寄せてきました。 「算数セットの名前つけが大変!」なんて世間では言うけれど、、、こちらはまた別件で書けたらと思います。 さて、今回はさっそく私が立候補によってとあるPTA部会の三役(次女が卒業するまで2度とPTAの役員をしなくてよい権利を得れる、それなりに大変といわれる役らしい…)になったお話です。 入学式当日に、半ば恐怖をも思わせるPT

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          給付金とピアノ

          「いずれどこかのタイミングで娘にピアノを買ってあげよう。」 約1年前、長女のピアノレッスンを始めたころ思っていた。 いつかいつか、、、 1年続いたら、1年生になったら、「買って」と言われたら、次女も始めたら、、、 その”いつか“はそれぞれで、答えはない。 そんな中、コロナでピアノレッスンをオンラインに極力切り替えてほしいという教室からの要求があった。 我が家は15,000円ほどのキーボードで練習しており、割と習得の早い娘が本格的にピアノをするにはちょっと物足

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          もうすぐ5歳になる長女へ

          もうすぐ長女が5歳を迎える。 毎日毎日何とかやりくりし、バタバタと過ごしている。 1日はあっという間、しかし1週間は水曜日から後半は無性に長く感じ、それでも1か月で振り返ると一瞬で過ぎ去って、 1年なんてあっという間だ。 2,3年なんて本当にすぐ過ぎて、悪気なく自分の年齢をサバ読みそうだ。 だが、私にとってたった2,3年であっても、その間子ども達はすさまじい成長を見せてくれる。 3年もあれば、生まれて泣くか寝るかだった赤ちゃんが、いっちょ前に話し、子どもなが

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          子育ては忍耐力強化研修

          子育てが自身の仕事のキャリアに対して、昇格が遅れるとか、自由に長時間労働できないとか、色々とマイナスの面がよく言われる。 私も4歳と2歳の子供を預けて働くワーママなのだが、実際のところはどうだろうか? 昇格、、、はい子供二人の出産で合わせて3年半近く休んだため遅れています。 労働時間、、、はい、これまた時短フル取得し、送りも迎えも私の役目なので長時間労働できません。 “バリバリ働きたい”という気持ちが強いと、よりこの社会に不満が出てくるだろう。 で、あま

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          3人目を産みたいと思うものの悩ましいわけ

          私には二人の娘がいる。 もうすぐ5歳とイヤイヤ期絶頂の2歳だ。 夫に子供二人、正社員の仕事もしていて、マンションに住む私は傍から見ると「まだ望むのか?」と思われるかもしれない。 だが私の頭の中は「3人目」という難題がずーーーとある。 私も夫も二人兄弟で育っており、子供二人はほしいねということで十分なのだが・・・。 それに、日々の生活を考えてみると、それはまあ大変なもので、時間にも気持ちにも体力にも余裕なんて無いに等しい。 長女はもうすぐ5歳とは言え、まだたっぷりと

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          本当の女性活躍とは?

          ここ何年か、「女性活躍」という言葉をよく聞く。 なんとなくだが、「女性を管理職や役員に登用し、男女の差をなくす」みたいな。 でも、こればかりじゃないと思ってほしい。 確かに、役員や偉い人の集団が映る写真を見ると、人口って圧倒的に男性が多いの?とぎょっとするほど男性しか映っていないことも多々ある。 こういうものを見ると、よく言う「女性活躍」もすごく理解できる。 だが、現実問題、妊娠出産でいったん会社から離れ、運よく保育園に子供が入れたところで、復帰後以前の

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          ハンデを持つこと

          ある日突然、耳に水が入ったような感覚とともに低音が聞こえづらくなった。 本当にある日突然。 それまでの私は病気とは無縁に生きており、いつしかそれが当たり前のようになっていた。 何度か繰り返しはしたが、幸い今はほぼ元通りに回復した。 ちょっと疲れがたまっただけかな?という安易なものではなく、 繰り返すうちに聴力が戻りにくくなる場合もあると、医師に言われたショックはとてつもなく大きかった。 長女は超軽度の脳性麻痺で足のバランス感覚にハンデを持つ。 次

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          ある日突然父が倒れ、後遺症が残ったら

          先日、父親が突然倒れた。 原因は脳梗塞。 左半分の視界を失った。 突然に。 そしてそれは後遺症として高確率で残ると言われた。 母たち家族は泣き崩れて放心状態となり、次々と看護師にサインを求められる書類など上の空だった。 父は体力仕事の自営業をしており、60歳を過ぎてはいるがバリバリ働いていた。 母たちは、父に後遺症が残ることへの不安、つまり今までの生活が今まで通どおりにはいかなくなることをとても不安に感じているようだった。 だって、ハンデを抱えて生きる世界のこ

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          多様性って?~「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」を読んで

          長女、次女と生まれ、私は多様性についてぼんやりと考えることが多くなった。 それまでは生物での授業でしか使ったことがなかった言葉だと思う。 なぜなら、ふたりともちょっとハンデを持っているからだ。 二人とも軽度なので、特徴や個性といえばそれまでの話ような感じだ。 そんなこともあって、多様性という言葉をよく考えるようになった。 そして、ある日保活でこども園を訪ねたときの、園長先生が話した言葉がとても心に響いた。 「こども園は幼稚園の子ども達と保育園の子ども達が同じ教室で

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