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「算数セットが大変」なんじゃなかった

こんにちは、さとちゃんです。
この春小学校1年生になった、長女も無事3か月目を迎えることができました。
やれやれ。
小1の壁とかいう得体のしれないものの恐怖に怯えていましたが、今のところ何とかなっています。
コロナのおかげで、会社の勤務形態が多様化し、とても子どもを優先した働き方ができるようになったからです。

さて、振り返ると結構大変だったね、というのはやはり入学前の2月~GWまででしょうか。
そう、物品への名前つけ、学童入所のスケジュール管理、小学校入学のスケジュール管理、朝のルーチンの変更など、ドドドッと一気に「しなければならないこと」と「変化」が押し寄せてきたからです。

多くの親御さんがストレスを感じたでしょう。
そしてその象徴が「算数セットの名前つけた超大変!」となるわけです。

ひととおりやってみた今、この「大変」を分解してみると、実は「算数セットの名前つけが大変」なのではないと思いました。

・卒園に向けたスケジュール管理 
いつまで保育園に通うか?
卒園に向けて日々の登園荷物が変わる。ロッカーに置かなくなる等。
行事の準備

・学童入所のスケジュール管理
提出書類、面談、持ち物準備、お弁当の用意
送迎の対応方法。誰が?いつ?

・小学校入学のスケジュール管理
入学式以降の行事、持ち物、提出書類など不明なことが多すぎて、先に準備できない。(これがかなりのストレス)
登校班との顔合わせ。
物品の名前つけ
個別に用意する持ち物(不明確)
部屋のレイアウト(ランドセルを置く場所、プリントを置く場所等)

我が家の場合は次女がいますので、次女の進級用意もありました。

このような「しなければならないこと」が一覧にまとまっているわけでもなく、個々のプリントや掲示で随時示され、時には急に、そして小学校の準備は特に「よく分からないままとりあえず進めていかなければならないこと」がたくさんあるのです。

この「よくわからないまま進めなければならない」点が非常にストレスを感じ、本来ただ「すればよい作業」(例えば名前つけとか)のものまで丸っと大変なことのように感じてしまうのではないかと思います。
だからその象徴として「算数セットの名前つけが大変」となるのかと。

実際、算数セットの名前つけは、お名前ハンコを買えばおはじきさえものの1分もあれば完了します。

毎年毎年、準備が大変!と多くの親御さんが言われていますが、なぜ「大変なものなの」で終わらせてしまうのでしょうか。

毎年新入生に渡すプリントであるならば、もっと分かりやすく、期日を明確にし、時間的余裕を持って示す様式にしないのでしょうか?
一度作れば、日時等の変更だけで済むのに・・・。

「先生の時間外労働削減にご協力ください」のプリントが入学式で配られたときは、いや視点が違うでしょ?とも思いました。
あらゆることについてもっと明確な指示を出せば、受け取り側もきちんとできるので、先生も二度手間三度手間にならないのでは?

そして物品の注文も紙で現金と一緒に先生が受けとって、、、実に大変でしょうね。
型番を示してネット注文してね、でいいのではないでしょうか?
これなら自宅に届くし、現金を扱う手間もありません。
算数セットなんて、「おはじき」「時計」と単元ごとに学校の備品を貸し出す方法に変えたらよいのにと思います。
こうしてくれると、準備する費用も削減できて、ありがたいんだけどな。

もっともっと「改革」「変化」が学校にはほしいところです。
どうやったらかわるのでしょう?
誰が変化を起こせるのでしょうか?
学校単位?それとも市?いや、県単位?意外と何かを教育現場で変えるって大変なことなのでしょうか?

次女が小学校に入学する数年後は、改革されていることを願います。


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