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次女4歳、誕生日プレゼントはラジコン!から考える性別の固定観念

こんにちは、さとです。
先日次女が4歳になりました。
あのしんどかった真夏の妊婦からもう4年か
と思うと、感慨深いものがあります。

さて、今回は次女が4歳の誕生日プレゼントに「ラジコン」が欲しいといった話です。
どう思いますか?
女の子がラジコンを欲しいと思うこと。

まず我が家のルールとして、おもちゃを買ってもらえるのはほぼ誕生日だけです。
もちろん予算や収納の大きさありますが、できるだけ本人が欲しいものを買ってあげるようにしています。

で、誕生日1か月ぐらいから朝晩とおもちゃやさんのカタログを熟読し、
さて買いに行こうかという当日、何が欲しいのかと尋ねると、、、

『ラジコン』

驚きがゼロではなかったですが、私も主人もいんじゃないの?って感じでした。
お値段も千円ちょっと。お財布にも優しい。

で、す、が、
カタログでは、ザ・男の子のページにあるし、
もちろん実際の売り場は周りが男の子用のおもちゃで囲まれたゾーンにあります。
4歳の女の子がラジコンを欲しいといっても、実際に買ってもらえる子どもは何人いるのだろうと思いました。
我が家はまあ、購入したのですが。

私はちょっと次女がうらやましく思いました。
なんて「自分」を持っているんだろう。
自然なままの価値感で、周りの目を気にせず。

まだ、4歳ということもあって、お金の価値もわかっていません。
そして性別を意識しているようでもありません。
自分の思うこと、感じること、やりたいことをそのまま表現します。

この感覚を大切に育ててあげたいな。
社会が無意識のうちに作ってしまっている固定観念にとらわれないでほしいなと思います。

私がこう性別に関係なく多様な興味関心を持ってほしいと思うきっかけとして、次女のこども園の過ごし方があります。
次女の保育園で配布される手紙や園内の掲示物のカット(絵)は実に多様です。
保育士の絵が男性である場合、園児と手をつなぐ保護者がお父さんであったり、おじいちゃんであったり。

また、メルちゃんやポポちゃんを男の子も女の子も活動の中でお世話します。
男の子もおんぶしたり、抱っこしたり、おむつを替えたり。
これって初めて見たときはびっくりしましたけど、大切なことですよね。
赤ちゃんのお世話をするのは男性も女性も、という考え方って急になるものではなくて、自分自身が育つ環境や、何気なく見ているアニメの世界や絵本だったりを通して段々と形成されるものだと思います。
各家庭で、ましてや男の子しかいない家庭に、はたしてメルちゃんがいるでしょうか?ほとんどいないのではないかと思います。

こども園では、家庭ではなかなか取り組めない世の中の大きな課題を
少しずつ解きほぐそうと仕掛けているなと感心しました。
それと同時に、女の子も私たちが勝手に作り上げている「女の子らしい」こと、遊びに誘導する、もしくはその選択肢の中にいさせるのではなく、
本人が「何をしたいのか」に耳を傾けないといけないなと思いました。

そう考えると、
おもちゃを作るメーカーさん、もう少し視野を広げてください。
おもちゃさん、商品の陳列も、もう少し視野を広げてください。
子どもたちの世界の方が大人より広いです。

私個人的にはカラフルなラジコンがあってもいいと思う。
かわいさを前面に出す車系のおもちゃがあってもいいと思う。
かっこいいスタイリッシュなおままごとがあってもいいと思う。

次女よ、あなたはハッピーセットのおもちゃでもいつも私にちょっとした刺激をくれる。
あなたが成長するにつれて、何に興味を持ち、どう行動していくのか、母の私は楽しみです。





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