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本当に好きな事で生きていく【読書感想】

コロナが流行る少し前から
働き方改革なんて言葉が登場し

ワークライフバランスを大切に!
時間外労働も月45時間以内まで!

なーんてブラック企業勤めの会社員には
一筋の光が見えた素晴らしい改革も

実際には「業務量」が減るわけではないので
これまでの仕事をこなすには
結果的にサービス残業が増えただけでした
そんな落ちに溜息をついた方も
多いのではないでしょうか。

数年後、わざわざ豪華客船に乗って
日本にもコロナが到着し
瞬く間に広がっていきました。

この事態により日本でも
「時差出勤」
「リモートワーク」
「Zoom会議」
等が確立されていったのは
言うまでもありません。

資料も会議も省けるものは省く
そんな社会になりました。
私たちは今後どのような働き方を
求められる時代になるのでしょうか。

この疑問を解説する一冊がこちら。

ここからは本書の感想です。

働き方1.0 狩猟社会
働き方2.0 農耕社会
働き方3.0 工業社会
働き方4.0 情報社会
働き方5.0 ????

本書を読んでもらえれば分かるかと思いますが
今まさに展開し始めている「5.0」という働き方を
〇〇社会と表現するのは少し難しい。

AIができることはAIに
人間にしかできないことは人間がやる社会

とでも表現するのが妥当でしょうか。

「人間にしかできないこと」
それは対話や共感といった情であったり
職人にしか成せない熟練された技であったり
多様な要素を勘案して出されたアイデアであったり
と、様々です。

いずれにしてもこれらはこれまで以上に
競争が激化することが予想されます。

これまで人間がしていた単純業務。
これは素早く正確にこなすAIに取って代わります。
人間はそれ以外の部分での競争を余儀なくされます。

となると。
「人間にしかできないこと」というより
「自分にしかできないこと」を持たなくては
社内でも溢れてしまう恐れがあるのではないでしょうか?

さて、皆さんには
「自分にしかできないこと」は何かありますか?

私にはありません。
どうしようかな。
案①「社内で皆が嫌がる分野を極める。」
案②「好きな分野を極める。」
案③「AIと同じ業務を必死で行う。」

本書を読んで受けた危機感をもとに
私は案①と案②に取り組んでいこうと思います。

YouTuberが好きな事して生きていく!
なんて言っておりますが
本当にそんな時代が来ているのかもしれない。

皆さんならどんな案が思い浮かびますか?
もしくは
それでもAIと同じ業務を必死で行うという方もいらっしゃいますかね?

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