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通信系のSI会社にいます。アジャイルなマインドに触れることを楽しみに日々過ごしています…

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通信系のSI会社にいます。アジャイルなマインドに触れることを楽しみに日々過ごしています。何の因果かアジャイルつながりでnoteを使い始めました。 Be Agile!

最近の記事

アジャイルな営業

 11/16-11/17に開催されたAgile Japan 2023。今回初めて現地で参加しました!この記事はAgile Japan EXPO アドベントカレンダー 17日目として書いています。 アジャイルな営業とは  『東京都庁でアジャイルを実践するための「都庁アジャイルプレイブック」のご紹介』のセッションで、Agile Japanの説明が引用されていました。  続けて、開発以外のアジャイルとして『アジャイルな営業の開発』の一文があり、ここに目が止まりました。  ─

    • コミュニティへの参加とふりかえり

       この記事はシン・アジャイルAdvent Calendar 2023 10日目の記事です。  初めて参加した昨年のAdvent Calendarにnoteで投稿してから1年が経ちました。今年をふりかえりながらコミュニティに関することを書いていきたいと思います。 「組織を芯からアジャイルにする」をテーマに掲げるコミュニティ 「シン・アジャイル」 コミュニティの活動  1年と数ヶ月、シン・アジャイルコミュニティの勉強会チームに参加してきました。異なる業種や組織における勉強会

      • プロジェクトマネージャー兼スクラムマスター

         あるプロジェクトではプロジェクトマネージャーの役を担いながら、別のプロジェクトではスクラムマスターの役を担う時の難しさ。  ウォーターフォール開発のプロジェクトマネージャーとしてQCDSのバランスを取りながら、同時にアジャイル開発ではスクラムマスターの役を担う。  片や、リスクを洗い出して失敗しないように計画し、定量的な予実管理を徹底する。計画との差異を見逃さず、進捗は品質に問題が生じたときは真因を探り対策を打つ。チームは内外の関係者と協力しながらも責任分界点を明確にする

        • 書棚の整理〜アジャイルへの回想〜

           いつかのアジャイル関連イベントで紹介された本。古い本ですが今も通ずるものがあるのではと思い久しぶりに読み返してみました。備忘録も兼ねて目に止まったところを書いてみます。  裏表紙には「2009年9月10日 1版1刷」とあります。当時、イベント終了後に購入しました。  本を読んで現在に照らし合わせながら、こういうことについてのヒントがありそうだと思ったこと3つ。  ・やるべきと分かっていることをやれるようにしたい  ・リーダーとして組織やチームをよりよい状況にしたい  ・

        アジャイルな営業

          XP祭り2023 ビブリオバトル

           XP祭り2023。ビブリオバトルでは6冊の本が紹介されました。今回は「アジャイル関連本」。本人が「アジャイルの本だ!」と言えばOK。ビブリオバトルで紹介された一部を記載します。 ビブリオバトルの公式ルールに則って、 ・発表5分で強制終了 ・2分間の質問タイム で進行。 1.『プログラミングの心理学』 2.『スクラムの拡張による組織づくり』 3.『庭のかたちが生まれるとき』 4.『Thinking Baseball 甲子園優勝』 5.『時間の比較社会学』 6.『

          XP祭り2023 ビブリオバトル

          「組織を芯からアジャイルにする」第5章 心に残ったフレーズ

           「組織を芯からアジャイルにする」の最終章。心に残ったフレーズと思い起こした事柄を少しここに。お題はこちら。 第5章 組織を芯からアジャイルにする 心に残ったフレーズと、そのフレーズから思い起こした現場の姿がありました。たくさんあるフレーズの中から3つを選んで書いてみます。 1.『小さな勝利を手にする』  できていると言うには程遠い状況だが何もできていないわけでもない。自組織で最初に取り掛かったことは以下の2つ。 ・重ね合わせ〜ふりかえり〜向き直り  今はビジネスポー

          「組織を芯からアジャイルにする」第5章 心に残ったフレーズ

          アジャイルな営業活動のプランニング

          「シンアジャマガジン Vol.3」のお題から、営業活動に関して思い起こしたことを書いていきます。  人類が交易を始めたころから営みの手立てとされてきた営業。現代の私たちも製品やサービスの良さをアピールしたり、時には初めて接する人たちにヒアリングしたりします。営業活動の多くは、活動を進めていかないと何が刺さるのか分かりません。また、刺さるものが分かったとしても私達が提供できるとは限りません。まさに不確実性が高い活動であり、アジャイルなマインドとの親和性が高い活動だと思います。

          アジャイルな営業活動のプランニング

          「組織を芯からアジャイルにする」第4章で心に残ったフレーズ 〜組織の中に互いの「関心」を取り戻す〜

           心に残ったフレーズは何で、なぜ心に残ったのか。今回は「組織を芯からアジャイルにする」第4章が対象です。お題はこちら。 第4章 組織とは「組織」によってできている組織アジャイルは、組織の中に互いの「関心」を取り戻す活動  所属する組織の規模が大きくなるにつれて、まわり人が取り組んでいることが見えにくくなります。リモートワークが常態化して人と接する時間と機会が減ったことにより、身近な人でさえも見えにくくなっています。その状況は、「見えにくくなっている」のではなく「見ようとし

          「組織を芯からアジャイルにする」第4章で心に残ったフレーズ 〜組織の中に互いの「関心」を取り戻す〜

          老舗企業におけるアジャイルな話 ~組織を芯からアジャイルにするWeek~

          2023/4/29、シン・アジャイルのイベントに参加しました。  新鮮な話で印象に残った五十嵐製箱株式会社の五十嵐さんのお話について。五十嵐さんの会社は、主に段ボールを扱う製品の製造や販売をされている会社とのことです。創業97年の老舗で家業。製品を作る職人。  これも段ボール!と初めて知りました。 試飲台・試食台 | 五十嵐製箱 (igarashi-seihako.co.jp)  会社紹介の冒頭は、アジャイルとの関係が全く見えませんでした。 力技のプロセスからアジャイル

          老舗企業におけるアジャイルな話 ~組織を芯からアジャイルにするWeek~

          チーム・ジャーニー 著者による本読みの会 第6回に参加しました 

          チーム・ジャーニー 本読みの会。今回は第7話と第8話。前回はこちら(第5回)。 第07話 チームの共通理解を深めるプロダクトオーナーが「これは経営サイドの優先度が高いものだ」と、機能の追加を決めようとしたとき、どうすればよいか。 「見えたものを、その場にいる人たちで理解しようとしなければ、ともにつくることなんでてきない。」(蔵屋敷談) ・その場の状況は見えているか ・他の人と同じように見えているか 自分自身に向けて、チームに向けて問いかけてみる。謎めいていたら仮説キャン

          チーム・ジャーニー 著者による本読みの会 第6回に参加しました 

          「組織を芯からアジャイルにする」第2章〜第3章で心に残ったフレーズ 〜なぜアジャイルなのか・何を学んだのか〜

           心に残ったフレーズは何で、なぜ心に残ったのか。今回は「組織を芯からアジャイルにする」第2章と第3章が対象です。お題はこちら。 第2章 日本の組織を縛り続けるもの顧客とともに問うべき内容は何か  アジャイルでやる理由、やりたい理由としてよく聞くことばがあります。 「作るべきものがまだ決まっていない。だからアジャイルでやる」  文法に誤りはなく、そうだよねと同意してしまいそうです。しかし、このことばの話し手と聞き手それぞれの思いが異なっていると、食い違った解釈のまま【アジャ

          「組織を芯からアジャイルにする」第2章〜第3章で心に残ったフレーズ 〜なぜアジャイルなのか・何を学んだのか〜

          「アジャイルマニフェストを大切にした組織作り」に参加しました

          テーマは『IIJ社が目指す「アジャイルになる」ってどういうこと?~アジャイルマニフェストと組織作り~』。参加者は約100名。 組織の変遷 2017年 アジャイルを始めた 2021年 スクラムで運営する組織として独立  楽しく仕事ができるようにしたい。  その姿を目指して行きついたのがアジャイル。 組織・チームがアジャイルになるために 事業計画といえばこうなる。 ・事業計画として目標が設定される ・部、課の目標を設定する ・そして「方針策定⇒年間実行計画⇒定期確認⇒計画

          「アジャイルマニフェストを大切にした組織作り」に参加しました

          チーム・ジャーニー 著者による本読みの会 第5回に参加しました 

          チーム・ジャーニー 本読みの会。今回は第5話と第6話。 前回はこちら(第4話)。 第05話からは第1部「1チームのジャーニー」の後編。第04話までが基本編で第05話からが応用編という構成です。 第05話 チームをアップデートする不穏な兆候 ・ふりかえりのときに「問題ない」となる ・改善するようなコメントが出ないようになる ・無理やり出そうとするとチームの取り組みに関係ない話題が出る 割れ窓理論 ・軽微だからと問題を共有せずに放置する ・放置していると「この問題もまあいい

          チーム・ジャーニー 著者による本読みの会 第5回に参加しました 

          書籍「組織を芯からアジャイルにする」第1章で心に残ったフレーズ 〜探索〜

           「組織を芯からアジャイルにする」第1章。心に残ったフレーズは何で、なぜ心に残ったのかを考えてみました。  この記事のきっかけとなったお題はこちら。 未知の領域を探索するということ  人類に残された最後の開拓地である広大な宇宙において、未知の領域を探索する宇宙船USSエンタープライズ号。その乗員ほどではありませんが、私たちも日々過ごす中で新しいものを見聞きしています。見聞きしたことが昨日まで知っていたことや経験したことと大きく違っていれば、その内容の良し悪しに関わらず強

          書籍「組織を芯からアジャイルにする」第1章で心に残ったフレーズ 〜探索〜

          『その自律型組織、オレでなきゃ見逃しちゃうね! 〜マネージャー不在のチームはここにある〜』に参加しました

          RGSTを運営する現場の話を聞き、次回のRSGTには参加したいと改めて思いました。 イベント運営 ・バックログはアサインではなくサインアップ 安定したチームを維持するために ・8割は前回の経験者。RSGT以外でも他のイベントの参加経験者 ・新規を2割くらいにコントロール ・何をしたらよいかが分かっていて、その動きができる人たちで構成 もしも新しい人たちばかりだったらどうなるか。  「お弁当届きました!」 → 困惑  「通訳の人がきました!」 → 困惑  「落し物がでた!

          『その自律型組織、オレでなきゃ見逃しちゃうね! 〜マネージャー不在のチームはここにある〜』に参加しました

          武士道とアジャイル

          「武士道」を読みながら、武士道にアジャイルな要素はあるだろうかと思いを巡らせました。読んだ本はこちら。読みやすい現代語訳です。 アジャイルに関係する文脈で耳にすることと同じだと感じた内容が2つありました。 第二章 武士道の源を探る 武士道は、知識のための知識を軽視する。武士道は、知識を得ることを目的とせず知恵を得る手段であるとする。 知識を得た上で行動を伴うことを求めるものであり、「知行合一」の考えに通ずるとされています。 「知行合一」 市谷さんの「正しいものを正し

          武士道とアジャイル