障害があってもなくても就職は「スタート」であってほしい。
仕事柄、特別支援学校や就労支援機関の方とお会いすることがあるのだけれど、話していると「ああ、就職させたいんだな」と思うことがままある。
「何を当たり前のことを言っているんだ」と思うかもしれないけれど、教育や福祉の領域では就職する(させる)ことがある種の「ゴール」と捉えられているフシがある。
企業で長く働いているひと、特に人事や人材開発、後輩の指導に関わった経験があるひとにとっては、こう思われたらたまったものではないだろう。
就職はキャリアの「スタート」に過ぎず、たとえゆっく