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フルーツサンドが食べたくなる魔法

Grüezi!(スイスドイツ語でこんにちは)
わたしは夫のスイスのチューリッヒ駐在についてきており、現在ひとときの駐妻スイス生活を送っています


突然ですが、30歳にして、スイス生活で、クレヨンにハマりました。

このサクラクレヨンを使った動画のせいなんです

魔法みたいにみるみるフルーツサンドが出来上がっていく過程に惹きつけられた。1分の動画なのでぜひ見てみてほしい。

パン部分から始まり、
いちごの色の出し方から魔法が始まる
けっこうリアルで、タッチが可愛い


このAmazonで899円で誰もが使ったことあるクレパスで…?!!

ちなみに太巻きじゃなくてもいいと思う。

太巻きじゃなければ576円て…安すぎてサクラクレパスさんが心配になる。


スイスにはAmazonないので、私はクレヨン12色1500円のものと、それがヘボすぎて2700円のものも買いました。笑

クオリティがイマイチのくせにいちいち高くて選択肢を狭めてくるスイスに、私は負けない。

おかげでチューリッヒ、ドイツのコンスタンツ、イタリアのミラノでクレヨン売ってる場所に詳しくなった。もし知りたい人はコメントください。


私もフルーツサンドが描きたい!!と思って、クレヨンを買って書いてみた。
とても楽しい。大人になってからやるクレヨン画は良い。

クレヨン画はこちらの柴崎先生の動画もマジで魔法だから一度見てみてほしい。



そして無性にフルーツサンドが食べたくなった。



スイスにフルーツサンドが売ってるわけがない。ていうかヨーロッパで見たこともない。ついでにアメリカにもカナダにもない。カンボジアとかアジアにもない。
フルーツサンドって日本独自の食べ物だったのか。

そう、自分で作るしかない。

でもスイスにいるし、どうやって作ろう。生クリーム電動泡立て器とかないし、ボールもないし、失敗したらお金もったいないし…


とりあえずルーティンのTwitter徘徊をしたところ、いた。ちょうどよくフルーツサンドを海外暮らしでも食べたい同志が。


この方のツイートを参考にフルーツサンドを作ろうと思った。エッセイもめっちゃ面白かった。

材料は、生クリーム、マスカルポーネチーズ、好きなフルーツ、食パン、砂糖

この材料ならスイスでも用意できる

生クリームは日本の規定では、「乳脂肪分の含有率が 18%以上」なので、スイスでもその脂肪分の生クリームをチョイス

スイスでは25%スタート
ドイツ語でクリームはrahm
チューリッヒはスーパーの表記はドイツ語、フランス語、イタリア語


ちなみにスイス(たぶんドイツも)の生クリームは単体じゃ泡立たなくて、泡立ち用の粉を入れないとダメらしい。

4つ入りで1.5フランで250円くらい

これと砂糖を入れてシャカシャカしてたら、電動の泡立て器がない我が家でも5分くらいでちゃんと生クリームになった

めっちゃ嬉しかった

周りに聞く人もいないし、こちらの想定内にうまくいかないことが多いのが、ヨーロッパ生活。
だからこういう小さい成功がかなり嬉しい。

日本では当たり前のように作ってたスイーツだけど、ヨーロッパではちょっと敷居が高い。

「ヨーロッパでスイーツを作る」のが自信になったりしちゃう。全部材料とかドイツ語だし、誰にも聞いてないし。すごいじゃん、自分。

できたフルーツサンドはこのツイート主の方みたいに映える見かけにならなかったけど、すっごく美味しくて懐かしい味がした。

フルーツサンドとクレヨン、海外生活してる方にも、してない方にも、おすすめです

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