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【この夏はスイス旅で決まり】海外旅好きな私イチオシの国

いつも物価が高いだの、ご飯が美味しくないだの、スイスの文句ばかり書いてる当note。


でも実は旅行先に1番推したい国はスイスだったりしちゃう。

私は一度行った国にまた行きたいと思うことはあまりない。新しい国の土地を踏みたくなるからだ。

でも、スイスだけはまだまだ行き足りない。
春夏秋冬、どの季節のスイスも魅力的。


夏のスイス
秋のスイス
冬のスイス
どれも本当に美しい。



スイスは全人類におすすめで、旅行初心者やヨーロッパ周遊したい人にもお勧めなので、今回はそのワケスイス愛を書いていきます。 

ちなみにシーズンは春夏(5〜10月)がおすすめです!!

スイスが旅行初心者におすすめな理由


■安全・安心な国

世界の安全な国ランキングはいつもトップクラス。夜12時や1時でも明るく、出歩いてる人も多い。始発に乗るために朝3時に出歩いたときは、流石に誰もいなかったけど、それでも危ない雰囲気はなかった。

電車やバスは時間通り。
他のヨーロッパ諸国と比べてダントツで正確。
しかも車内は清潔。スイスは日本と比べて人口密度が6分の1なので、毎回ゆったり座れるのも◎

■英語でOK

スイスは英語が十分通じる。地域によって、公用語がドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語と別れているのもおもしろい。

■スイスの景色は世界一 


スイスはヨーロッパ人にとって、日本でいう和歌山の熊野古道みたいな場所で、神が住まう土地かのような印象があると聞いた。

山と湖が多い自然豊かな土地は、綺麗な空気に満ち満ちている。

地球の歩き方のスイスのサン・モリッツという街についての紹介の冒頭が、その街だけではなくスイス全体を表しているかのようで好きな文章だ。

サン・モリッツに着いてまずやるべきことは深呼吸。”シャンパン気候”として有名なサン・モリッツの空気を味わおう。
まさか炭酸水が湧出しているせいでもないだろうが、本当に泡の中で光の粒が弾けるような爽快感がある。

まずやるべきは「深呼吸」
冬のサンモリッツ



地球の歩き方はスイス旅行必携。山へのアクセスは乗り換えが多く複雑な時もあるけど、これがあると頼りになる。ハイキングコースなんかもたくさん書いてある。
あった方が絶対スイス旅行が快適で楽しくなる一冊。

滞在時間別|スイス旅行プランのご提案


1泊2日しか時間がない人

◾️ルツェルン&登山列車で山へ行こう

ルツェルンはフィアヴァルトシュテッター湖とアルプスに囲まれた、ため息が出るほど美しい街。

ヨーロッパ最古の木製の橋「カペル橋」


ルツェルンからはリギやピラトゥスという山にアクセスしやすいので、ぜひ訪れてほしい。
スイスでは歩かなくても1時間程度電車に揺られるだけで山に行けてしまう。さすが小さな観光立国、スイス。

通称「山の女王」、リギ
スイス観光で絶対に外せない登山鉄道とアルプス


カナダ在住CAのRyucrewさんがスイスに旅行していた。1泊2日しかしていないのにとっても上手にスイスを満喫している。
Ryucrewさんが訪れたのはルツェルンとピラティス山。「チョイスが巧みすぎる…」と唸ったのを思い出す。

2泊以上は都市と山巡り


スイスの最先端を味わうために、ルツェルン、チューリッヒ、ジュネーヴ、ベルンなどの都市部を1日観光。どれも大きすぎない都市なので1日あれば十分満足できる。

スイス一の経済都市、チューリッヒ
スイスの首都、ベルン


ツェルマットやユンゲフラウの山間部でハイキングやアクティビティでスイスの圧倒的な自然を満喫。

ツェルマットの展望台ゴルナーグラートから逆さマッターホルンが見えるリッフェル湖まで1時間弱のハイキング。


ハイキングや山に行くと疲れるから、宿泊は展望台付近のホテルかスイスアルプス観光の拠点になるインターラーケンやグリンデルヴァルトという場所に宿泊するのがおすすめ。

もっとディープなスイスが見たいスイスオタクはココ。



◾️秘境「天国の入り口」ソーリオ村

リルケ・ヘッセ・ニーチェ・新田次郎(日本人!)など多くの文豪や芸術家たちの心を虜にしたソーリオ村。

なかでもイタリア人のスイスの風景画家であるセガンティーニは「天国の入り口」と呼ぶほどその美しさに魅了されていた。

「アルプスの真昼」セガンティー二
スイスらしい牧歌的な絵を明るすぎる色彩で描く。
山近くの自然光の元で描いた絵なので色彩が明るい。
「アルプスの牧草地」セガンティー二
スイスの山とその光に魅せられてどんどん高地へと拠点へ移した。冬はソーリオ村でも過ごしていた時代があった。
18世紀のすがたをとどめている石畳の静かな村
冬のソーリオ。
行くなら春夏がおすすめ。

ソーリオ村はアクセスが良くなく、訪れる人も少ないためまさに秘境。
訪れる価値があるのかって?行けば必ずわかるから安心してほしい。
宿泊はソーリオ村でするのがおすすめ。

向かう途中の急勾配すぎるバスがもはやアトラクション。
スイスの匠なドライバー技術は体感したい。


他の旅行に繋げて周遊はいかが?


◾️ドイツ旅行と繋げる

チューリッヒからはミュンヘン行きのバスが出ていて、4時間でドイツのミュンヘンに到着する。ミュンヘンのオクトーバーフェストでビールを楽しむのもすでに良い旅になる予感。


◾️フランス旅行と繋げる

ジュネーブ発の電車で南仏のリヨンへは2時間、花の都パリへは3時間で行ける。行くのも簡単だ。
ジュネーヴを訪れるなら、近くにある世界遺産、「ラヴォー地区のブドウ畑」をぜひ訪れてほしい。質の高いワインの生産地として有名で、アルプスとレマン湖を望める美しい場所。

秋の紅葉したブドウ畑
ハイキングコースが整備されていて歩きやすい。


◾️イタリア旅行と繋げる

ベルリナ鉄道というスイスとイタリアを繋ぐ路線がある。その列車から見える景色すべてが絶景の世界自然遺産の景勝列車に乗るのもおすすめだ。

赤い列車がかわいい

鉄道の終点ティチーノからイタリアのミラノに2時間30分で到着。そのままベネチア、フィレンツェなどイタリア旅行に繋げるのも簡単だ。

途中の景色とコーヒー


おわりに


わたしはスイス在住の間、なかなかスイスの旅行の記事を書かなかった。

日本に帰ったあとで、たくさんの折り目がついた「地球の歩き方」やスマホの写真を眺めてゆっくり思い出しながら書きたいと思っていたからだ。

スイスでは大体どこにいてもアルプスが見える。アルプスの山々を遠くに眺めると昔そこに住んでいたような、「わたしはなんでまだここにいるんだろう」と「山に今いないこと」を疑問に思う不思議な感覚があった。
山が呼ばれている、そんな気さえしていた。

この感覚はスイスに行ったらきっとわかる。
「いつか」ではなく、この夏ぜひスイスに足を運んでみてほしい。

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