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アラサー女子、カナダ・モントリオールで生きる日記 「付き合うまでの“デーティング期間”体験記」

ーアラサー女子、カナダ・モントリオールで生きる日記ー
30歳ギリギリで会社を辞め、ワーホリでカナダ・モントリオールへ。フランス語はもちろん、英語もろくに喋れなかった私が、今では一人暮らしをし、友達たちと英語とフランス語で楽しく話せるまでに成長(フランス語はまだ勉強中)。ここではモントリオールでの生活風景と、文化の違い(イケメン外国人のディテール?)など、独身アラサー女子ならではの目線で気ままに書いていこうと思います。とても個人的な日記のような感じなので、お見苦しい場合もあるかと思いますが、どうぞ優しい眼差しで見守っていただけると幸いです・・・:)

カナダでは付き合う前に、「デーティング期間」がある!

そもそもデートって色々あるよね。

カナダ・モントリオールで暮らし始めて、かれこれ3年くらいになる。そうすると、大人ながらに外国人との「恋愛」というものも色々経験させてもらった。その中で、いまだに「頭ではわかってる(理解しようとしてる)けど、いまいち文化的に噛み砕けない…」ということがある。それは「デーティング期間」だ。

その名の通り、“デートする期間”なのだが、要は日本で言う付き合う前の段階(友達以上、恋人未満)のことである(私が体験したのは、下記のような感じ)。

注目して欲しいのは、デーティング期間に「期限はない」と言うこと。1ヶ月で付き合うカップルもいれば、1年上かけた友人カップルもいる。私の場合は約6ヶ月以上かけてデーティング期間を体験し、「私たちカップルだよね」を確認しあって、やっとお付き合いとなった(色々あってその彼とはサヨナラしたけど)。

デートは公園でおしゃべりしたり、飲みに行ったり。

じゃあ「デーティング期間」はなんのためにあるのか? それは「付き合う前に相手をよく知る」ということに重点を置いているから。デート中はキスなどのスキンシップはもちろん(相性も大事)、カフェでお茶したり、一緒に遊んだり、旅行も行くし、友人のパーティにも一緒に参加する。要は日本で言うカップルと何も変わりない。

でも「カップル」ではないので、友人に紹介するときは「私のデート相手」もしくは名前で紹介される。ここが私も最初はかなり戸惑った。「え?デート相手って彼氏じゃないの?私の立ち位置ってどこ!?」ってなるw

ゆっくりと関係性を積み上げていく。焦らない。

大事なのは「相手をゆっくり知ること」。デーティング期間にしっかり相手を知る努力をし、合う合わないを早めに確認する。もしどうしても合わない場合は、深い関係(情がうつる前に)になる前にサヨナラする。そのほうがお互い時間を無駄にしないし、深い傷を負うこともない、みんなハッピーである。

もちろん複数人と遊びたいカジュアルな関係を求めている人は、同じ目的を持った人と関係を楽しむ。私の場合はカジュアルはお断りなので、デート1回目(むしろ前の段階)できちんと確認するようにしている。最近ではデートアプリがカナダでも主流で、「あなたはデート相手に何を求めている?」と聞く・聞かれることは当たり前。むしろプロフィールにしっかり選ぶところがある(笑)。

いつ「カップル」って確信するの?

デーティング期間の終わり、つまりはカップルになる時っていつなのか?これもまた人それぞれであるが、私は「愛してる」と言いたくなったときがタイミングかなと思う。しかも両方が同じタイミングとは限らないので、片方がカップルになる準備ができていても、もう片方がまだなら無理せず「まだデーティング期間」になる。「は?なんで⁉︎」とはならずに(なった時もあるw)、要は焦らず、自分とお互いの合うところ・違いをじっくり知り、見極めた上での選択をしていく。自分の気持ちと相手の気持ちが真剣になれば続いていくし、そうでなければ続かない。

ちなみにデーティング期間に「私たちの関係って?」と聞いたら「え?カップルじゃないの?もうカップルじゃん」と言われた、なんともびっくりな返答もあった。関係性の「名前」ではなく、その人とどうコミュニケーションをとっていくか、何を積み上げていきたいのかが大事なんだと学ぶ、いい機会になったと思う。

私も正直なところ、今でもこのデーティング期間に戸惑う。でもこの国ではうちに秘めた想いとか、自分が考えている3倍くらい説明しないと伝わらないので、勇気を持って自分の気持ちをぶつけるようにしている(学んでます!)。

もしデーティング期間で悩んでいる人がいたら、とりあえず相手に、勇気をもって素直に聞いて、「話し合う」ことをオススメする。


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