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宇宙人は見えないものが見える

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


今回は宇宙人が見ている世界と
世の中の市場の流れについて
ご紹介していきます。


この世界は、大きく分けて
地球人(凡人)、仙人(秀才)、宇宙人(天才)
と3タイプになります。
いずれもあなたの中に存在し、どれかが
優位に出現してきます。


地球人:共感性を大切にする凡人
職人-クラフト
宇宙人に憧れているが
意思疎通が取れなくて排除する
ビジネスではマニュアル通り動き
お金を循環させる


仙人:再現性を大切にする秀才
サイエンティスト
成績はオール5に近く器用にこなせる
宇宙人に妬みと憧れの相反する感情
を持つ、宇宙人と地球人の通訳担当
ビジネスでは1を100に拡大させる
仕組みを創る
宇宙人のような特別誇るものがなく
なんにも取り柄がないコンプレックス
を持つ


宇宙人:創造性を大切にする天才
アーティスト
多数決や評価されるのが苦手
成績は得意科目だけ5、
他はなんにもできないポンコツ
ビジネスでは0から1を生み出す
アイデアマン
なんでもできる仙人がうらやましい


地球人は宇宙人に憧れていて
一度でいいから宇宙人になってみたい
って思ったことはあるでしょう。


宇宙人の見る世界を理解してみたいと
思うのが「幽霊のアナロジー」です。

この図のように
線の左側は宇宙人の世界。
右側は仙人と地球人の世界。
この2つは完全にわかれていて
交わることは残念ながらないのです。


見えないものは見えない
見える人には見える
例えるなら幽霊ですね。


あなたが幽霊が見える側とします。
あなただけが見えています。
他の人には見えていない。


どんなにあなたが幽霊がいるって
言っても嘘つき呼ばわりされます。
悔しくてわかってもらいたくて
何度も手を替え品を替え
伝えようとします。


まさにこれが宇宙人の世界観です。
つまり、宇宙人の世界は
「描写はできるけど、実態を見せること
はできない」ということです。


のちに偉大なことを成し遂げる起業家も
最初は必ず馬鹿にされます。
それでも彼らは決してあきらめません。


宇宙人には「他の人には見えない真実」
が見えているからです。


地球人は宇宙人の才能に惚れこむ人が
多いのは、地球人には見えない世界が
見えているからなのです。


このときボトルネックになっているのが
宇宙人の創造性の「説明能力の弱さ」
です。
仙人の再現性は科学だから「論理的」に
説明できます。
地球人の共感性は多数決だからこれも
「数」で説明できます。


しかし、これだと
本当にダメな人と宇宙人の区別ができない
のです。この2つの見極め方法としては
「広くて浅い反発」と「狭くて深い支持」
の割合があります。

9:1~8:2 業界を覆すような
破壊的イノベーション
7:3~5:5 多くの人に使われるサービス
4:6~2:8 既存プロダクトの改善
になりえる


この割合によりどれぐらい創造的なものか
のレベルが推測できるのです。


狭くて深い支持の場合
イノベーター(起業家・才能を持つ人)は
みんなが「見えていないもの」が見える
のです。
地球人が見えていないものに熱狂します。


広くて浅い反発の場合
地球人から見ると、オタクのものに
見えるのです。
だから最初は
気持ち悪くて理解できないものに見えます。
ただ、特に深い理由があるわけでもなく
なんとなく嫌いなのです。


さらに破壊的イノベーションをグラフに
したのがこのキャズム理論です。

世の中の市場を表しています。
皆がいいと思うものはだいたい良いが
皆が悪いというものもだいたい悪いですが
意見が割れるところには
いわゆるビッグサクセスとなり突破口
というものが存在しています。


意見が割れるところには
大きな成功があります。
特にアーリーアダプター市場と
アーリーマジョリティの市場の間には
深い溝が存在しています。


さらに、反発と賛成には必ず「量と質」
があります。
具体的には地球人による反発が
わかりやすいです。


共感性の難しさはすごく反発している
ように見えるのです。
地球人は数で証明しようとしている
からです。
だけど実際は反発量は
見た目よりたいして大きくはないです。


なぜかというと仙人の反発と違い
根拠が弱いからです。


なので共感性というのはオセロのように
ひっくり返しやすいのです。
比較的なにかに理由をつけて
なんとなくのイメージで意見している
からです。


だから、経営の意思決定に共感性を軸に
してはいけない理由になってきます。


少し長くなってしまったので
次回は宇宙人、仙人、地球人それぞれの
関係性や視点、考え方について
ご紹介していきます。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。


今回ご紹介したのは、
リスペクトしている
北野唯我さんの著書「天才を殺す凡人」
を基礎に、ジェンダーのLGBTQ種族や
ADHD・HSPなどの繊細敏感種族、
いわゆる繊細感覚派が
生きづらい世の中から
生きやすい世の中になるために
今まで感銘を受けた思想をいくつか
私の主張も絡めながらミックスさせた
コンテンツとなります。

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