力を抜いて、波にのろう

朝スマホに、3年前の夏に家族でキャンプに出かけた写真が出てきた。まだ去年や今年ほど暑かった記憶もなく、キャンプ場とつながっている海で海水浴をした。この頃のコリスは、まだ海が嫌いじゃなかった。写真を見るとプカプカと気持ちよさそうに浮いている。

波に抗うこともなく、バシャバシャとも動かず。ひたすらプカーンと。「ママ、なんもしなくていいよ」って。やってくる波がコリスを揺らす。遠くに連れて行かれないように見張ってはいるけど、その辺りを行ったりきたりしていた。力を抜いて水の動きに身を任せる。波に乗るってこういうことだな。6歳のコリスが教えてくれた。

いま、ワクワクすることをしている。周りに小さな波が起きていて、身を任せているつもりだけど、あれもこれもとやっているうちに力が入ってくる。ジワジワと自分のモードが切り替わっていくのを感じる。こうして、力み始めたことがわかるようになったことも、嬉しい。

緩みのない張り詰めた糸は、消耗が早い。いざという時に、ピンッと張って踏ん張れるよう、緩めておきたい。

今日も緩んでいこう。
ちょっと張っていた糸を緩めよう。

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新たな気付きが生まれるかもしれません。

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