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まぐろ解体ショーにかける想い Vol.52

当社では、多くの方に魚や水産に興味を持っていただくきっかけになればと、まぐろの解体ショーを積極的に行っています。
 
5月は毎月恒例の本八幡の鮮魚店「サカナタベタイ」、浜松市場の「SANKO海商」、そして「アカマル屋鮮魚店 溝の口店」と、3箇所でまぐろ解体ショーを開催しました。

アカマル屋鮮魚店 溝の口店と、浜松のSANKO海商の会場の様子をお伝えします。


アカマル屋鮮魚店 溝の口店 まぐろ解体ショー

漁からお店まですべて自社で一貫し、”船直鮮魚”をコンセプトにする「アカマル屋鮮魚店」では、「生本まぐろ解体ショー&即売会」を不定期で開催しています。
イベントでは豊洲市場の大卸をグループに持つ当社のネットワークを活かし、特別に仕入れた国産養殖生本まぐろを、お客様の目の前で職人が捌き、柵に切り分けた大トロ、中トロ、赤身や、希少部位も販売します。

溝の口店では2023年1月のオープン記念開催以来、1年4ヶ月ぶり2度目の「生本まぐろ解体ショー」となり、当日は多くの近隣の皆さまにお越しいただきました。解体歴30年の大ベテランのカレイな包丁捌きに、お客様からは「お~~!」と歓声が上がり、大きな拍手が起きていました。

お客様の「ヨイショー!」の掛け声で、どんどん捌かれていきます

なかにはお子様連れのご家族の姿も見られ、小さなお子様からご年配の方まで、たくさんの方にまぐろの解体ショーを楽しんでいただくことができました。

巨大なまぐろが次々と切り分けられていくと、次第にわたしたちがよく見慣れた柵の姿となります。ご家庭で魚を調理する機会が減っているこの頃、こどもたちにとっては、「普段食べている魚」が「図鑑に載っている魚」と同じであると知る機会も、少ないのではないでしょうか。
こうしたイベントを通して、少しでも若い世代の方に魚や水産業に関心を持っていただけたらと願っています。

SANKO海商の「まぐろ解体ショー&即売会」

こちらは毎月恒例、浜松中央卸売市場の仲卸SANKO海商が大塚加工場にて開催する「まぐろ解体ショー&即売会」。

仲卸であるSANKO海商は、浜松市中央卸売市場内で卸売会社と小売業者・外食業者などを仲介し、特にまぐろに特化した業者として、40年以上の歴史があります。普段は一般販売を行なっていませんが、2023年より月に一度、一般のお客様と触れ合える機会として「まぐろ解体ショー&即売会」を開催しています。

まぐろ解体ショーにはお子さまを連れて来られる方も多いため、解体ショーでは最初に「まぐろの重量当てクイズ大会」を行うなど、お子様も一緒に楽しんでいただけるよう工夫しています。

開店と同時に大勢のお客様がいらっしゃいます。スタッフは朝5時集合で準備!

即売会を始めて以来、つかみ取り、詰め放題、過去には焼き立てたこせんべいの販売など、オリジナリティある企画でお客様の心をしっかりと掴んできました。
独自に商品開発をおこなった名物商品の「まぐろ餃子」や「まぐろメンチ」は、即売会で焼き立て・揚げ立てを試食していただき販売につなげるほか、お客様のリアルな声をもとに、アンケートなどのデータを活用したマーケティング戦略を行ってきました。

当初はまぐろ商品のみでしたラインナップも、お客様の声を反映し、干物や海鮮丼なども幅広く販売。その甲斐あって、開催ごとに会場に入りきれないほど多くのお客様にお越しいただいています。

揚げたてのまぐろメンチ、まぐろの旨味がじゅわっ
まぐろ餃子も人気です
お子さまが喜ぶ、いちごあめ

魚食離れが進んでいる日本ですが、子供たちに本当に美味しい魚を食べていただき、楽しいイベントで「魚を好きになってほしい」と、即売会担当者は語ります。

漁師をなりたい職業に

当社は「がんばれ日本の水産!」と銘打ち、日本の水産業全体を盛り上げるための取り組みを、これからも積極的に行ってまいります。

SANKOグループの取り組みにご賛同いただいた企業・漁協さま

網代定置網株式会社/有限会社泉澤水産 代表 泉澤 宏 様
伊豆漁業協同組合 代表理事組合長 加藤紀久夫 様
いとう漁業協同組合 代表理事組合長 高田 充朗 様
有限会社九州マグロ 代表取締役 高井 浩 様
大熱海漁業協同組合 代表理事組合長 遠藤 哲也 様
株式会社さんりくみらい 代表 藤田 純 様
株式会社VECKS 代表取締役 田島 剛 様
沼津我入道漁業協同組合 代表理事組合長 植松 敏征 様
八幡丸海産 代表 待鳥 恭右 様
和歌山東漁業協同組合 代表理事組合長 吉田 俊久 様
※五十音順


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