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えりょん
2023年2月14日 10:07
あの岬の向こうに何があるのか知りたくて 知りたくてだけどあの岬の向こうに行く勇気が出なくて時間がたっぷり 経ってしまった僕等は何に ためらっていたのだろう灯台のある岬を荒れ果てる海を絵に書いた僕等は夏休みの宿題に行った事もなければ見たこともないあの岬をそしてその向こうを僕等は絵に書いたどうしようもないもどかしさ幾重にも もつれ合う
2023年2月13日 13:11
芽吹く季節の変わり目あの時猫がいた孤独の裏側あなたに幸せの絶頂にいるあなたに羨ましさが募るいや 違う嫉妬に似た安堵感わたしはとうとう逃げ場をなくした猫がいた緑に囲まれた 記憶の断片思いおこすことでしかあなたに 逢えない猫がいた思いおこすことさえ許されないあなたは 誰かのものになった猫がいたあの時芽吹く季節の変わり目たしかに
2023年2月12日 20:20
あなたが他の誰かのものになったと聞いてから僕は あなたが 欲しくなったあなたを 好きだったあなたを 好きだった好きだったからあなたが自由でいられることがいっとう いいことなんだと僕は そう おもっていたんだそして あなたが僕と別れた後ずっと ひとりでいるのは僕を待っていてくれてるんだとちょっとうぬぼれていたんだあなたが 誰かのものになるなんてまさ
2023年2月10日 09:40
吐く息が白く血管を流れる血潮が自身の身体の 重みが融通の利かないわたしに今は まだ 死にたくないまだ 死ねない生きるべき しかるべき理由が たくさん あるから生きるべきことがなくとも生きなければならない生きるべきなのだ生かされている以上は #詩 #詩作#詩を書く事#日常的#記憶#忘れないように#感情
2023年2月9日 17:41
あの日というほどの だいそれた 日々ではないなんとなく 過ごした日々を特別ではない普通の日だった毎日を懐かしくて悔いることなど何一つないのに眠れない夜というのはつい そんな普通の毎日にさえ手を出さずには いられなくなる悔いることでしか思い出せないような わたしは次も 目覚めることができるという前提で夜毎 眠りにつくけれどそんな 保障はどこにもない