夜明け前の戯言

あの日
というほどの
だいそれた 日々ではない
なんとなく 過ごした日々を

特別ではない
普通の日だった毎日を

懐かしくて
悔いることなど
何一つないのに

眠れない夜というのは

つい そんな普通の毎日にさえ
手を出さずには いられなくなる

悔いることでしか
思い出せないような わたしは

次も 目覚めることができるという
前提で

夜毎 眠りにつくけれど
そんな 保障はどこにもない

眠れない夜というのは
本当に 厄介だ

#詩 #詩作#詩を書く#自分の記憶#文字#書き込み

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