サンドリヴァーズ研究所

手汗・足汗にフォーカスした商品を開発するベンチャーを立ち上げております。 自身もLv2…

サンドリヴァーズ研究所

手汗・足汗にフォーカスした商品を開発するベンチャーを立ち上げております。 自身もLv2~3の手掌多汗症です。 若手起業家の創業までの話、役立つ話、多汗症に関する話をメインで書き記します。

記事一覧

農家、リスク高すぎ問題

代々の農家に生まれ育ち、物心付いた頃からがっつり畑に叩き込まれて時代錯誤の児童労働に明け暮れた僕には、昔から感じてる違和感があります。 なんで農業を専門にやる会…

ある飛行士の夢

少年は長椅子に腰掛け、ため息をつく。 長い時間を掛けて作った、黒く醜い浮気服を下半身だけ履いていた。 もう荷物はいらない。 家に戻ることもない。 そんなふうに確信…

何書こう

いや、何書こう。 困った。 大体、毎日書くとか面倒よ。ノート。 そんな書くことないもん。 単調やもん俺の日常。 今日あった面白い事とか、無いもん。 顔まで出して投…

宗教にハマってみたい

最近、ふた方向から宗教にハマってみたいと思うようになった。 1つめは外的要因で、「TheNaked(全裸)」というタイトルのディスカバリー・チャンネルの番組からだ。見知ら…

初めての人体実験2

ジャンク屋で様々なパーツを寄せ集め作った愛車フランケン号とともに、夜の西国街道を駆ける。 これからする実験に少々気が重かったが、日が暮れる前に目的地までたどり着…

初めての人体実験

汗切丸の試作品ができたのは、それからしばらくしてからであった。 この頃はまだコンセントをパワーソースとしていた。  開発の初期段階。 まだまだ原理試作である。 不…

2019年の元旦、アイディアの女神さまが降りてきて。

さかのぼること三年余。 住まいとするワンルームにて、私はいつもの通り思考を巡らせていた。 元旦である。 世間は地球が今年も公転軌道上の去年と同じ位置に戻ったこと…

農家、リスク高すぎ問題

代々の農家に生まれ育ち、物心付いた頃からがっつり畑に叩き込まれて時代錯誤の児童労働に明け暮れた僕には、昔から感じてる違和感があります。

なんで農業を専門にやる会社が少ないのか、です。
法的な話は一旦置いといて。

農業ってハイリスクローリターンな厳しい業界です。

これを本当に体で分かってる人は少ないはずです。

そもそも参入に当たって、土地、農機具、資材、初期投資が数千万円から掛かります。また

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ある飛行士の夢

少年は長椅子に腰掛け、ため息をつく。

長い時間を掛けて作った、黒く醜い浮気服を下半身だけ履いていた。

もう荷物はいらない。
家に戻ることもない。
そんなふうに確信していた。

ピンク色の空。
少年は浮気服を着込み、シャッターの外へと駆け出しだ。

ふわりふわりと浮かんでいく。
家のガレージがみるみる小さくなる。

海辺の静かな道路に、犬を連れて散歩しているおじいさんが見えた。デフォフメされた顔

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何書こう

いや、何書こう。

困った。

大体、毎日書くとか面倒よ。ノート。
そんな書くことないもん。
単調やもん俺の日常。

今日あった面白い事とか、無いもん。
顔まで出して投稿したYouTubeの動画の再生数が1回だったとかかな。おもんないわもうちょい伸びろや。もはや誰やねん見たやつ。

マリトッツォの事を、マッツォトリトリとかオットットマツリとか弄ってたやつがいたな。
確かにおもろい。笑った。
オット

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宗教にハマってみたい

最近、ふた方向から宗教にハマってみたいと思うようになった。

1つめは外的要因で、「TheNaked(全裸)」というタイトルのディスカバリー・チャンネルの番組からだ。見知らぬ土地で初めてあった男女が大自然の中を「全裸」で30日ほどサバイバルする番組である。

過酷な環境に耐えきれず多くが脱落していくなか、宗教を信じる人の強さが際立つのだ。

「神が与えた試練」と言って心身の限界を超えて活動し、「神

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初めての人体実験2

ジャンク屋で様々なパーツを寄せ集め作った愛車フランケン号とともに、夜の西国街道を駆ける。

これからする実験に少々気が重かったが、日が暮れる前に目的地までたどり着いた。

デザ子の家である。

土産のワインを渡し、早速実験にかかった。

まーずこれをコンセントに繋いで…んでこっちに水を入れてと。で、ここに手を突っ込んで、と。よし。

さぁスイッチを入れたまえ。

あ!うそ!
ちょっと待って、やっぱ

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初めての人体実験

汗切丸の試作品ができたのは、それからしばらくしてからであった。

この頃はまだコンセントをパワーソースとしていた。 
開発の初期段階。
まだまだ原理試作である。
不安はあるが、試せるのは己の身体のみであった。

コンセントの100Vが、繋がっている回路…
自分が設計した回路とはいえ、ここに手を突っ込むことに不安は大いにあった。

そこで私は旧知の仲であるデザ子に連絡を取った。
彼女は後輩だが、吹奏

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2019年の元旦、アイディアの女神さまが降りてきて。

さかのぼること三年余。
住まいとするワンルームにて、私はいつもの通り思考を巡らせていた。

元旦である。

世間は地球が今年も公転軌道上の去年と同じ位置に戻ったことに関して、私の分まで喜んでいた。私には特に予定も友達もいない。

唐突で恐縮だが、私は全裸である。
理由は覚えていない。
全裸で冬の寒さと戦っていたのかもしれないし、
風呂に入ろうとしていただけなのかもしれない。
誰に喜ばれることもない

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