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生産可能か挑戦の始まり⑤

この話は、とあるメーカーと弊社を絡めて、

新しいビジネスを構築しインセンティブを取るのが目的だ

僕は前から何度かY社に商談しにいっていた

前回社長を怒らせ取引事態無くなる所だった

なんとか持ち直し

Y社の製品の製造を任せて頂く商談と同時に

一番初めに提案した冷感式パッドを納品する話しも進めていた

夏までに全国の店舗に納品しないと売れなくなる

またもう5月で商談している時点で遅い

納期が7月になってしまう

夏物は5月下旬から売る方が良いのだが、

あーだこーだっと中々決まらない

初めての取引で初めて売る商材

売れるかどうかが決めきれないでいるようだ

こちら側はあれこれ提案や価格交渉をする。

と言うかY社の生産を任せて頂く方が大きい商売だ

専務からしたら

取り敢えず冷感式パッドはどちらでもよかった

僕は初めての商談で自分が提案した物が世に出る第一歩だった

何とかギリギリでオーダーを頂いたのだが、

納期も急ぎで6/1に納品となり

商談を一緒に行ったNさんの契約工場を使い、

急いで作ってもらった

中国から日本に5/25に納品され

中身を確認せずに専務は急いで全店舗配送してしまった

僕は仕事が休みだった為中身を確認できなかった

嫌な予感がしていた

6/2日

僕はフッと気になって、

Y社担当のスタッフに何か問題の内容きてませんか?っと聞くと

今まさにちょうどメールきてます!

何で分かったんですか??

いや、フッとイメージが湧いて聞いてみた

この感覚はよくあって不思議な感覚だ

クレームは汚れや中綿のはみ出しなど

様々だ。。

これはまずい!

一番初めの取引でこれやってしまったら、

生産どころじゃないぞ!

専務にLINEでどうするん!?

発送前に確認普通するやろ?

専務は俺に、

アホか!

大丈夫

相手の役員と信頼関係ができているからと言った

アホって何やねん!

そこからしばらくLINEでの会話が無くなった

僕は今度こそヤバいかも、、

インセンティブが、、

何とか持ちこたえてくれと願う一方で

他力本願はやはりダメだと確信し、

また違う商売で稼いでやると思考した

それから1週間が経ち、

直ぐに回収し再度納品する事になり、

先方さんはこんなスピーディーに対応してくれてありがたいと言う話で収まったのだ。。

奇跡的に先方さんは海外のやり取りしかしておらず

アメリカなら数ヶ月放置ですよ〜っと

日本の感覚では無くて良かったー!

っとまた皮一枚繋がったのである。

そこから専務は僕にうるさく言う事が無くなったのも好都合だった


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