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本末転倒とは
昨晩中国語の先生と話をしていた時に小耳にはさんだ豆知識の忘備録です。
本末転倒は中国語でも同じ四字熟語(成語)で使われるのですが、
では、なぜ「本」と「末」なんでしょうか。
え?
え?
チコちゃんに怒られそうですが
本と末 の漢字に着目👀
![](https://assets.st-note.com/img/1668088798613-LsvdQrKOXv.jpg?width=1200)
象形文字で見ると…
本と末って180度ひっくり返ってる文字なんですね。
「本」は、最初は「ほん」ではなく「もと、はじめ」という意味で用いられていました。古代文字(金文)を見ると、木の幹の根元にそこを強調するかのように膨らんだ円い部分(肥点)があります。その膨らんだ部分が、800年ほど経つと、木の根元に横棒として書かれるようになります。それが、現代の「本」の字の基になりました。
このように「本」は木の字の幹の下側に肥点を打って、木の根元はここだと表す字として生まれました。そこから、物事の「もと」=「根本(根元)」を意味する字として用いられるようになりました。
末、というのは枝葉の部分の意味で。
だから本末転倒
という事だったのですね!と思い、ちょっと調べてみると
日本のサイトではまた違った事が書かれていました。
「本末転倒」とは何かというと、
「本」は「本山」
「末」は「末寺」を表します。
鎌倉時代に仏教の宗派の本山の寺院と末寺の立場が逆転してしまったことに由来する言葉なのです。末寺の方が檀家を増やして豊かになり、本山よりも力を持つようになったということがあったわけです。
ほぉ〜😲
他にも諸説あるかもしれませんね。
残念ながらこれから出かけるので、この辺で。
皆様、どうぞ素敵な週末をお過ごしくださいませ😉
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