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家庭教師ヒットマンREBORNから読む「呪い」とクソデカ感情を抱く男たちの話
まずはこのご時世、誰一人欠けることなく全公演を走りぬき、素晴らしい体験を届けてくれたthe STAGEの演者・スタッフ、関係者のみなさまに感謝申し上げます。
今回はスピンオフ小説の舞台化ということで、ヴァリアーの過去とディーノの過去に焦点を当てた作品だった。直接的な舞台の感想ではないが、今回の観劇を通して少しだけ以前よりも考え至ったことや、前回の家族像からの考察では書ききれなかったことを、綴ってお
映画『Diner』を楽しくみて、メディアミックスの意味について考えた日。
蜷川実花が監督をつとめた映画『Diner』。窪田正孝と前田公輝が出ているらしいという、割合にミーハーな理由でDVDをレンタルした。スピード感溢れすぎるストーリーなんかは途中で、えっ?えっ!?と危うく置き去りにされそうになりつつも、圧倒的な絵力と藤原竜也らの怪演に、最終的に、なんかすごいもんみた…!!という満足感を得て終わった。元宝塚トップスターをあれだけ贅沢に使い、土屋アンナにああいう衣装を着せ、
もっとみるREBORN で描かれる家族像からの考察。青春を捧げたヴァリアー編舞台化に寄せて。
舞台ヴァリアー編パート1、パート2をそれぞれ複数回観劇し、改めて「家庭教師ヒットマンREBOREN」という作品に向き合ってみる。親子、血縁、師弟といった関係性が特に重要なファクターとなるのが、今回舞台化されたヴァリアー編の特徴である。さてここで勘の良い同世代の方はお気づきかもしれないが、鮫子の鮫はスクアーロです。餃子ではない。
①ボンゴレI世と沢田綱吉
言わずもがな、ツナがマフィアのボスなんぞ
タランティーノと和解した日。ワンハリというバケモノ映画。
クエンティン・タランティーノ監督とはとかく合わないのが私の映画観であった。それをぶち壊したのが「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」である。めちゃくちゃ悔しかったがめちゃくちゃサイコーな映画だった。シャロンテート事件のことを踏まえるとなおのことサイコーな映画だったと思う。
タランティーノとの出会いは「キル・ビル」。他の映画をみているときに繰り返し劇場で流れる予告。印象的な劇伴にのせて、
ハイローが教えてくれたこと。つまらない意地で世界を狭めていたことに対する恥と後悔の話。
私の2019年を語るうえで避けて通れないのが、HiGH&LOW THE WORST。そう表現しても過言ではないくらいにハマった下半期。
正直、私はEXILEぅ?なんかいっぱい人がいるやつでしょ?あんま好きじゃないんだよね…というタイプだった。だってCDにはボーカル2人の声しか入ってなくて、後ろで踊ってる人たちってなんなの?みたいな、今となっては土下座したいくらいめちゃくちゃ失礼なことを考えていた
SWep.9スカイウォーカーの夜明けについて。楽しめたけどいやほんと粗かったな〜なんというかとにかくアダムドライバーすげえ〜という人の感想。
まず最初に、私はep.9TROS面白かったです!!ep.7TFAも8TLJも、色々言われたけど楽しめた側の人間で、かつ、ep.8でレイにはカイロレン/ベンソロの手を取って欲しかったな〜という感想を持ったタイプです。
そのうえで、ep.9TROS、最終的にベンソロとレイがデキるオチは、私的には全然ありだし、これで良かった派。何故なら親とはすれ違い師ともすれ違い、道を違えて行った先でも認められず、