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「あたい」

「あたい」

前に録画していた
『マツコの知らない昭和ポップス世界』
世界中の若者に日本の昭和歌謡やポップス人気だという回を観た。
平成生まれの若いマニアの男女が愛と尊敬をもってセレクトしていた。

イントロが飛ばされてしまう故、短いもしくは歌始まりの
平成末期〜令和のポップスとはまったく異質な
ゴージャスな生演奏、当時最新機材のキラキラにイントロ、
アレンジャーの先生の斬新、叡智を結集したイントロ名曲ベストだ

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「はんぶん」

「はんぶん」

2020年半分が過ぎた。
過ぎていった。

心の半分を持っていかれた
削られた半年でした。
Co-Vid19だけでなく色々な事があった。

こんな振れ幅を経験したのは人生初で

アルバムリリースは素晴らしい半分こだった。
この半分があったから今がある。
本当に感謝しかありません。

身体に樹木のよに年輪が刻まれているとしたら

ガタガタと歪に滲んでいる気がする。

それを後で美しい思えるか。

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「誰でしょう」

「誰でしょう」



部屋の整理をしてたら
憧れの人のサインが出てきたよ。

小さい頃から思ってたんだけど父方の祖母になんとなく似てて…(ごめんなさい、なんとなく骨格がです。)

ピシャリと言葉のキレが良く
初めて聴く言い回しだったり
粋な様子に子供ながらかっこいい人だなと思っていました。

なんてったって名前がかっこいい。笑

若かりし頃のお写真はなんだかジャズマンみたいだ。

肝心の

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「ON AIR大久保の思い出」

「ON AIR大久保の思い出」

高2。
90年代半ば。当時洋服屋にHIPHOPのMIXテープとか置いてあった時代。
そこにあったフライヤーは貴重な情報源だし、かっこいいデザインのものがいっぱいだった。
確かそれで繋がったダンサーのUNITYのイチさんからきいて生まれて初めて受けたオーディション。

歌った曲は
シェリル・リン「Got To Be Real」

受けたあとで訊いたら
キティ『SWITCH』さんのダンス&コーラス

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「Mama, I Want To Sing」

「Mama, I Want To Sing」

禁じ手。

高校を卒業した、1996年。
なんとなく進んだ某短大で美術コースを専攻したものの、美術への学びの意欲は低下し授業が終わると即帰路。
毎日のように某JAZZ研の部室に入り浸り音楽にのめり込んでいた。
※JAZZ研の話はまた今度

気持ちは音楽へ完全に舵を切っていて「短大を辞め、音楽の道へ進みたい」と本心を打ち明けるタイミングを伺っていた。

そんななかブロードウェイのゴスペルミュージ

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「女が階段を上る時」

「女が階段を上る時」



過去の日記より。

実家にて写真整理。
祖母のブロマイド的な写り方している写真を発見。
ちょっと、とっぽくて親近感が湧く…笑

母方の祖母は銀座のBARやクラブで歌っていたことがあった。
ブルーズや流行歌を歌っていた。本人曰くあまり上手ではなかったようです。

祖母は私に声をかける時
「どうだい?あんた、歌のほうは?(^^)」と話しかけてくれた。
のちに遺品を整理したところ、プレイヤー

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