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【短編小説】一年後の私に贈る梅酒




19歳を迎えた。




梅の実が旬の季節に私は生まれた。




こどもの私が思っていたほど19歳は大人でもなかった。



来年はお酒を飲める年齢になるけれど、その時は今よりもう少しだけ大人になってたらそれでいい。




昔から興味があった梅酒作りに挑戦したいな。




おばあちゃん家に行くたびに気になってた梅酒の瓶。


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