【短編小説】ぼくはにんにくマン



ぼくはにんにくマン!



この世のカップルを邪魔するために生まれた!



あ!あそこにラブラブな!今にもちゅーしそうなカップルがいる!



くらえ!にんにくアタック!



にんにくマンがそう言ってカップルの片方の口に入ると、いいムードに違和感が生まれ、二人はキスすることなく離れてしまった。



うひひ、見たか!このにんにくマンのにんにくパワーを!



そう言ってにんにくマンはさらに破局させるためのカップルを探した。



お!あそこに中学生くらいのカップルがいるぞ!



二度と恋愛できなくしてやる!



そう言ってにんにくマンは男の子の口に飛び込んだ。

ここから先は

785字
この記事のみ ¥ 100

この記事が参加している募集

眠れない夜に

サポートしていただくとさらに物語が紡がれます。