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【新連載】大人の修学旅行。プロローグ

ズバリ表題の通りです。おら、修学旅行がしてぇ。

そもそも論。

主宰はふと30過ぎた折、遠き学生時代を振り返る機会がありました。「修学旅行」という名目であちこち旅できた夢のような日々。しかし今一度冷静に振り返った時「心底楽しめていたか!?」と訊かれると甚だ疑問。勿論学生ということもあり制約の多いある種予定調和的、用意されたメニューをそのまま食らうあの感じがどうも年齢を重ねるほど異物感として残り続けていた。

ではこういう克服策はどうか。つまり良い年のおじきが、当時の行程感を自己流に再構築し思い出の地を巡るツアーへとアップデート。我がの金で誰に何の指図も受けない完全無欠な流浪旅を展開、記念すべき第一回に選ばれたのは何を隠そう「生まれ育った」と呼ぶにはあまりに中途半端に距離の離れた土地勘なき神戸エリア。30過ぎが仕掛ける「大人の修学旅行」のススメ。

関西人あるある(なのか!?)。

例えば甲子園球場や宝塚歌劇場だって意外と地元民ですら縁遠い。主宰とて初の宝塚観劇は大卒後、忘れもしない轟悠さんの『凱旋門』再演。正直心震えました。もっと早く通っておくべきだった。お隣に座った貴婦人は、遠路遥々北海道からいらした泊まり込みのガチ勢で。東京公演ではなく、敢えて本場までいらっしゃった理由もなるほどわかった気がして。

という訳で、連載第一弾は。

兵庫エリアの老舗、神戸ポートピアホテルに宿を取りました。MNDSGNが出演する音楽イベント(※詳細は後述)への参戦が叶うとあって、無論抱き合わせの素泊まりプラン確保。深夜帯までの長丁場とあって、飯はまあなんとかします。肝心要となる今回の宿事情、例の通信障害直撃となりまして果たして取れているのか否か。

前途は多難、「ふるさと応援!ひょうごを旅しようキャンペーン」対象外であることを完全に失念したままSTAYNAVIのマイページを闊歩、いろいろと脇が甘いでお馴染みの主宰は何か嫌な予感を嗅ぎ取って。おかげで名門ホテルの受付で変な顔されんで済んだわ!!涙涙のクレジット決済。見たかこれがニッポン男児や!!自分でも何言っとるかわからんなってますわ!!

第一話、ほどほどにご期待下さい。

これだよこれ、「大人の修学旅行」ってのはこういうことなんだよ。世の中金だけど金だけが全てじゃない…いや、やっぱりお金は大事だよー!?ノーペインノーゲインを地で行く本連載、コロナウイルスの動向次第ではありますが当方下半期はガッツリ修学旅行モードでまいる所存です。一人旅の極意も、賢いお金の使い方も学べる良い機会にと。

(次回に続く)

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