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虎に翼 渋沢栄一 不出来な玄孫

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NHK朝ドラ「虎に翼」が始まりました。 「穂高重親」なるクサい名前で登場した法学者 穂積重遠 は、私の祖父に当たります。 重遠は、私が生まれて直に亡くなっており、記憶にはありませ…
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#寅子

虎に翼79話(一美)

虎に翼79話(一美)

法の申し子

航一「思い出にできるほど
お兄さんの死を受け入れてなかったんでしょうね」

次郎「そだども もう何年も前に戦死の知らせは届いている訳ですから」

航一「死を知るのと 受け入れるのとは違う。
事実にフタをしなければ
生きていけない人も居ます」
*悲し過ぎて ね
       一美

寅子「だから 語りたくないし…
語られたくない」

次郎「皆、戦争で 誰かしら大事な人を亡くしている

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虎に翼79話(重遠の孫)

虎に翼79話(重遠の孫)

航一「思いでに出来る程 お兄さんの死を 受け入れられていなかったんでしょうね」
次郎「そらろも もう何年も前に、戦死の知らせは届いてる訳ですから」
航一「死を知るのと 受け入れるのは違う。事実に蓋をしなければ 生きていけない人も居ます。
だから 語りたくないし 語られたくない」
次郎「分からなくはないが、皆んな戦争で 誰かしら大事な人を亡くしてる訳ですからね。いい大人ですし、そこは乗り越えて行かね

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虎に翼78話(一美)

虎に翼78話(一美)

森口と高瀬のケンカに
割って入って 止めようとして
寅子は 背中から後ろ倒しに
川に落ち びしょ濡れ

深田「前代未聞だで 高瀬君、
よりにもよって なんで森口さんに」

高瀬「言いたくありません」

寅子「きっと ヒドいこと 言われたのよね。ずっと耐えてきた高瀬さんが あんなにお怒りになるなんて」

高瀬「だから もういいですから よそ者のくせに こっち側のフリをしなくて」

高瀬「

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虎に翼78話(重遠の孫)

虎に翼78話(重遠の孫)

深田「前代未聞だて 高瀬くん~
よりにもよって 何で森口さんに」
高瀬「言いたくありません」
寅子「無理に話さなくていいわ酷いこと言われたのよね、ずっと耐えて来た高瀬君が あんなにお怒りになるんだから」
高瀬「だからもういいですから。他所もんの癖に こっち側のフリをしなくて」
深田「なんな君 そんげ口のきき方して」
高瀬「懸命になさろうとしてる事は 分ります。お優しい方なんだろなとも思えます。です

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虎に翼76話(一美)

虎に翼76話(一美)

昭和27年 春
(私 一美が生まれて半年ほど経った頃ですね)

桂場「君は支部長として
ほぼ全てを担うことになる」

寅子「はい。刑事 民事 家裁
全ての事件を受け持つんですものね」

桂場「事件だけではなく全てだ」

多岐川「みんな覚えがあるだろ
新人時代の イビリの
一つ や 二つ」

桂場「初めが肝心だ。
気を抜かず精進したまえ」

…………………
東京から来た 女判事
風当

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虎に翼75話(一美)

虎に翼75話(一美)

『竹もと』で…

竹中「これ ?? ?」

寅子「家族の正直な 私に対する評価です。
私という人間が 完璧とも理想とも 程遠い人間であることを 面白おかしく記事にして欲しいんです」

竹中「あんたの家族の
おりこうちゃんが "ウサン臭い" って言うのが わかったから いいけどさ…
それやって アンタに なんか "🉐"があるの??」

寅子「これを しないと 家族との土台をつくり

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虎に翼72話(一美)

虎に翼72話(一美)

男はつらいよ 寅子版

ラジオ出演する寅子

「今日は 最高裁判所長官
山本紘作さんと共に、
間もなく設立 3年を迎える
家庭裁判所の活動について
お伝えしています」

長官「言わば 多岐川さんは家庭裁判所の父
佐田さんは 家庭裁判所の母
と でも言ったところでしょうか」

多岐川「家庭裁判所は 冷たく厳正なる刑罰ではなく
暖かく 柔軟に更生と、生活の立て直しを支援する場所。
これ迄の裁

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虎に翼72話(重遠の孫)

虎に翼72話(重遠の孫)

寅ちゃんの見ているのは山本「...家庭裁判所は女性裁判官に相応しい場所と言えるでしょう」

寅子「はて?
家庭裁判所の裁判官の特性は...男女は関係ないのでは..
家裁は女の場所とった思考は、いずれ必ず間違った偏見を産みます。
私は 真の女性の社会進出とは、女性用の特別枠が当てがわれる事ではなく、男女平等に同じ機会を与えられる事だと.....
田中「素晴らしい意見だ」

...けれど 今の花江には

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虎に翼71話(一美)

虎に翼71話(一美)

金メッキの寅子

「Hey!」
アメリカンな格好で
「ご無沙汰しておりまーす」
寅子はアメリカでの裁判所視察団に参加し、無事帰国。
職場に立ち寄る。

小橋「こっちは まだまだ遅れてますね」

寅子「あちらでは 話し合いをしても訴訟になることが多いそうなんです。
『日本では調停の話合いで ほぼ解決できている』と
ニューヨークの判事に お伝えしたところ "我々も日本に負けていられない" と感じて

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虎に翼70話(一美)

虎に翼70話(一美)

気を抜くな 佐田君

「ちょっと失礼するよ」
家裁事務所を訪れた 穂高

寅子「えっ… げっ元気ですか
穂高先生」

多岐川(……そのゴマかし方は無理がある)

*「元気ですか…」って
昨日の今日 昨日 怒声を浴びせたばかりじゃないの… 一美

寅子「 穂高先生 昨日のことですが…」
間髪入れず
「済まなかったね 佐田君 」と 穂高

穂高「私は古い人間だ
理想を口にしなが

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虎に翼69話(一美)

虎に翼69話(一美)

妄想族 寅子穂高先生の退任記念祝賀会

*断りたかったら
断ったらよかったのに ねぇ
寅ちゃん

祝賀会での挨拶
穂高「法律を 一生の仕事と決めた時から
旧民法に“異"を唱え、
ご婦人や弱き者たちの為に声を上げてきたつもりだった。もっと何かできる事があったのではないか

ご婦人の社会進出

新民法の謳う
本当の意味での平等

尊属殺の重罰規定の違憲性・・・云々」

*穂高は やってもやっても

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虎に翼68話(一美)

虎に翼68話(一美)

私の声を上げる

星長官が亡くなって 数ヶ月後、
新憲法下で初となる判断を迫られる最高裁。穂高は、判事の 一人に任命されていた。

「では 多数の決が集まりましたので 憲法に違反しない
合憲ということで」

昭和25年10月
ある最高裁判決が言い渡された

肩を落とす 穂高
……………
猪爪家

尊属殺について
家族みんなの頭で考えている
そして
自分なりの解釈を得ていく

その様子…

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虎に翼69話(重遠の孫)

虎に翼69話(重遠の孫)

半 解退任祝賀会花束贈呈役に
わだかまる寅子

「私と穂高先生が気まずいって分かってるくせに⁉︎」は、寅子の妄想⁇

   ・・・・・

寅子の見る【理想】と【現実】を、多岐川は、どちらも理想だと言う。「俺は、家事部も少年部も みーんな理想を掲げてると思うぞ」
「えっ」寅子 不可解
「つまり、現実と理想ではなく、理想と理想がぶつかり合っている、と云うこと??」

   ・・・・・

寅子「英二君は

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虎に翼66話(一美)

虎に翼66話(一美)

寅子 ブレイク【それを決めるのは
     君ではない!】

「少年たち、そしてご家族を より良い 理想的な環境に導く 手助けを…」

インタビューに晴れやかに答える寅子

取材を終えた記者
「あの〜いいですか?
妻も母も佐田さんのファンでして…サインを!」

「喜んで」
スラスラとサインする寅子

事の始まりは去年
愛のコンサートでの
茨田りつ子の発言。

*実際に『家裁広報月間』に参加した芸

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