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虎に翼69話(重遠の孫)
半 解
退任祝賀会花束贈呈役に
わだかまる寅子
「私と穂高先生が気まずいって分かってるくせに⁉︎」は、寅子の妄想⁇
・・・・・
寅子の見る【理想】と【現実】を、多岐川は、どちらも理想だと言う。「俺は、家事部も少年部も みーんな理想を掲げてると思うぞ」
「えっ」寅子 不可解
「つまり、現実と理想ではなく、理想と理想がぶつかり合っている、と云うこと??」
・・・・・
寅子「英二君は..」
壇「恐らく、間違っていない」
寅子「...おそらく?」
また不可解。
・・・・・
梶山裕司「..早くケリをつけたい」
ルイーズ「フランスで新規一転...」
それぞれの理想??
・・・・・
穂高「佐田く〜ん。今日はありがとう。ほんと〜に ありがとう。
じゃ、後でゆっくり話そう、ねぇっ」
桂場「見ただろ、あの先生の嬉しそうな顔」
・・・・・
穂高「星前長官は、私たちを出涸らしと仰った。この会を開いて頂けるのも、その役目を果たせたから と想おうと思った。
(だが、まだ出てすら居ない)
旧民法に異を唱え、
ご婦人や 弱き者たちのために 声を上げて来たつもりだった..
出涸らしも何も、
昔から私は 自分の役目なんぞ
果たして居なかったのかも知れない..
結局私は
大岩に落ちた雨だれの
一雫に過ぎなかった。
でも、何クソと
もう一踏ん張りするには、
私は老い過ぎた。
諸君あとの事は よろしく頼む」
「多岐川さんお願いします」
寅子キレる
桂場「ガキ、何を考えているんだ‼︎」
寅子「謝りませんよ、私は。
先生の一言で心が折れても...
感謝と尊敬はしていました。
世の中そういうものと流される辛さを知る、それでも 理想の為に 周りを納得させようと踏ん張る側の人だと思っていたから。
私は最後の最後で、花束で、あの日のことを そういうものだと流せません。
先生なら
自分も雨だれの一雫なんて
言って欲しくありません」
穂高「あ゙〜ぁ ぁあ゙~~~あ〜
謝ってもダメ、反省してもダメ..じゃあ私はどうすればいい」
寅子「どうも出来ませんよー
先生が女子部を作り、女性弁護士を誕生させた功績と同じように、女子部の我々に、報われなくても 一雫の雨だれでいろと強いて、
その結果 歴史にも 記録にも残らない雨だれを、無数に生み出した事も。
だから私も 先生に感謝はしますが許さない。納得出来ない花束は渡さない。世の中そう云うものだと流されない。それでいいじゃないですか。以上です
・・・・・
あ〜〜〜〜〜〜〜 」
寅子崩れる
・・・・・
今ひとつ よく分からない。
寅子の妄想世界は、
成長とともに修正され、
「現実」対応力は上がって来ている。
けれど、「理想」vs「現実」と妄想したものが、多岐川から見れば、どちらも【等価】の【理想】だと言われ、まだ半解。
英二調査記録の読み込み方の「正解」を、問うて、
壇の「恐らく、間違いない」
の慎重さに、ついて行けない。
「私と穂高先生が気まずい」と
「佐田くーん❗️ ありがとう...後でゆっくり話そう..」
の乖離が見えない。
寅子は結局、自分は
雨だれよりも、
まだ大きなものと 思いたい...
のだろうか⁇?
穂高の
あ゙〜ぁ ぁあ゙~~~あ〜 と、
寅子の
あ〜〜〜〜〜〜〜
何処まで同じで、
何処から違うのか⁇?
・・・・・
穂高はともかく
穂積重遠の退任祝賀会は 開かれていない。
光
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