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2018年10月の記事一覧
フットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化 33 〜フットサル1〜基本的な動きと戦術的な動き
フットサルの攻撃には基本的な動きと戦術的な動きがある。
※基本的な動き:相手を崩すためにはチーム全体で共有した動きを持っておくこと
※戦術的な動き:フィールドプレーヤーの4人全員が連動しながら相手を崩していく戦術を覚えていく。
2.3.9 相手のプレーを読むミゲル・ロドリゴ(2011)戦術的な動きについて:
相手のボールへの寄せ方や、ポジショニング、スペースをしっかりと見極めることが重要に
フットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化 32 ~ハンドボール2〜
2.3.8 ファイナルゾーンの状況におけるプレー・オプション フットボールは、オフェンスプレーヤーがボールを受ける際に、相手ディフェンスプレーヤーに対して、ポジション優位の状況であることが望ましいと考える。
通常、相手ディフェンスプレーヤーは自身のマークとボールの両方が見える位置にポジションを取るので、ボールを受けるプレーヤーは、ボール保持者がパスをする瞬間、相手ディフェンスの視野外にポジションを
フットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化 31 ~ハンドボール1〜
ハンドボール編:バスケットボールの次は、スペイン、ヨーロッパで人気のあるハンドボールの攻撃戦術をフットボールに応用することを考えた。ハンドボールの様々な文献や動画、実際にFCバルセロナのハンドボールチームの試合をカンプ・ノウスタジアムの敷地内に併設されているパラウ・ブラウグラナ(8,250人収容)で観戦し、フットボールに応用することができそうな新たな攻撃戦術がないか、もしくは類似なものはないかを探
もっとみるフットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化 30 ゾーン・ディフェンス攻略理論4 〜バスケットボール10〜
パスアウトゾーン・ディフェンス攻略法の最後はパスアウトである。パスアウトという攻撃方法は、もともとラグビーから発生したようであるが、バスケットボールにも同様の攻撃方法論があるので、どちらから発生したかはここでは言及しない。
※パスアウト:ラグビーで、選手が密集している所から密集していない所へパスを行うこと。インサイドに位置するボールマン(ボール保持者)がアウトサイドに位置するオフボールマンにパス
フットボールのダイヤモンド・オフェンスにおける攻撃サポートの構造化 29 ゾーン・ディフェンス攻略理論3 〜バスケットボール9〜
ゾーン・ディフェンスを攻略する3つの戦略ここではさらにゾーン・ディフェンスを攻略するための3つの戦略を詳細に説明する:
1. 5スポット:ライン間でボールを受ける(ボールを入れる場所)
2. 数的優位をつくるためのダイヤモンド+1(ポジショニング)
3. ローテーション(ダイヤモンド+1の再構築)
1. 5スポット:ライン間でボールを受ける(ボールを入れる場所)ドナルド・ベック(2012)は、
フットボールのダイヤモンド・オフェンス における攻撃サポートの構造化 28 ゾーン・ディフェンス攻略理論2 〜バスケットボール8〜
前回は、テックス・ウインターの4つのゾーン・ディフェンス攻撃メソッドの2つ「原則的な攻め方」と「フリーランス・アタック」について書いた。今回は「ディフェンスと同じアライメントを使ったオフェンス」と「ディフェンスと逆のアライメントを使ったオフェンス」について書く。
3. ディフェンスと同じアライメントを使ったオフェンス「ディフェンスと同じアライメントを使ったオフェンス」とは、例えば、相手ディフェン