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ねこぜの教育実践

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教育論よりも具体的な現場の話
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#やってみた大賞

エッセンシャル思考で学校の仕事を見る

エッセンシャル思考で学校の仕事を見る

◆おはようございます!小学校教員のねこぜです。積読解消するべく読書を続ける夏となっています。今、グレッグ・マキューン著『エフォートレス思考』を読んでいます。はて、前著『エッセンシャル思考』も読んだはずだが、内容どうだったっけ?と気になりました。過去の自分が貼った付箋のあるページをざっと読み返しつつ、アウトプットしていこうと思います。

1.自分軸をもつために

 エッセンシャル思考において最も重要

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家庭での子どもとゲームとルールと

家庭での子どもとゲームとルールと

はじめに.家庭でのゲーム事情

 おはようございます。小学校教員のねこぜです。個人面談が終わりました。面談で必ず聞くことの一つに「家での過ごし方」があります。家での様子は学校からは見えません。子どもに「家で何しよん?」と聞くほかありません。保護者にも同様に聞いてみるのです。すると保護者目線の回答が返ってきます。そこに子ども自身が思っていることとのズレがあるとまぁ面白くて話題になるんですが、ここ数年

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道徳授業をアップデートする

道徳授業をアップデートする

◆こんにちは。小学校教員のねこぜです。タイトルからお分かりのように今回は道徳について、授業について述べていこうと思います。2年くらい前まで、僕は道徳の授業が一番苦手でした。教科化され、教科書ができ、「考え、議論する」道徳への転換が求められました。ただでさえ、道徳の授業が苦手でどうすればいいのか分からないのに、追い打ちをかけられた気分でした。しかし、「分からないもの、できないことをそのままにしておく

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家庭での子どもとゲームとルールと(2)

家庭での子どもとゲームとルールと(2)

◆こんにちは!小学校教員のねこぜです。家庭におけるゲームとの向き合い方について第2弾を書いていきます。よろしくお願いいたします。参考図書は前回記事にも挙げました吉川徹著『ゲーム・ネットの世界から離れられない子ども』です。ゲームに魅了される仕組みや、なぜ課金が行われるのかなど、子ども以前に大人がゲームやネットの世界について知り、どう向き合えばよいのかが丁寧に記されています。興味のある方は是非そちらを

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