水面の青い空と横顔
太陽に弱い彼女はいつも見学していた
細く色素の薄い肌を見せることはない
そんな彼女が一度だけプールサイドに来た
水をすくって遊ぶ彼女の横顔は美しく
青い空が反射したプールに
はしゃぐみんなの声と波が煌めく
「ラリマーみたい」って言った彼女の言葉で
ラリマーを初めて知った
君のように美しい石だった
プールの波模様が揺れる中
彼女の笑顔が一瞬だけ映った
夏の暑さと、彼女の儚さが交差する
水面の青い空と横顔の思い出
あとがき
夏の暑さと彼女の儚さそして石の美しさを知った青春の一ページです
プールの詩ばかり書いてます(*ノωノ)
もうすぐ夏だからね
儚く/美しく/繊細で/生きる/葛藤/幻想的で/勇敢な 詩や物語を作る糧となります