半農予備校・菜園起業大学を運営する野菜栽培レッスンプロが、菜園起業のモデル事業として運営しているのが「地元野菜宅配サービス・野菜のマイクロマーケット」です。その野菜生産拠点である…
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#ブロッコリー
同時季出現植物としてのシソ
「たんぽぽ農法」が成立する前、僕は「ハーブ草生農法」と言っていたこともあります。
ハーブを畝間に植えて雑草の繁茂を抑えようと言う発想でした。
その頃、近くの畑でシソがいっぱい生えていて、シソが生えていると、他の雑草が生える余地がなくなるのを見ました。
それで、シソみたいな「和のハーブ」もハーブ草生農法に取り入れたらよいと考えるようになりました。
さて、里いもの発芽とともに、メヒシバやホナガ
畑の雑草観察は、1反あたり4ヶ所程度の「定点観測」にすることにしました
畑の野菜と雑草の観察、各畝で1枚づつ写真を撮り、畝を右・中・左と3つに分けて、雑草の被度階級を記録する方式でやってみました。
3反(3000平米)の畑に、100本以上ある畝について、右・中・左と3枚づつ写真を撮る方式に比べると、かなり「観察作業速度」はあがりました。最後の方は息切れ気味でしたが、とにかく、ほぼ全部の畝の記録をつけることができました。
しかし、かなり時間がかかりました。2時間以上
畑の雑草観察、保温の状況によりで生えている雑草の種類が違うので種類ごとに発芽・生育適温があるのだろうと思う、備中鍬による畝立て法の工夫、西鶴文学に出てくる野菜の漬物のことなど。
井原西鶴の好色一代男に「いま日が暮れて間もなき夜食、まづ蓋をあければ小豆食、『これはおもしろい、鯖きざみて穂蓼置き合わすこそ心にくし』と思えば、湯を飲むまで香の物を出さず」と言う描写が出てきます。
日が暮れてすぐの夜食の蓋をあけると小豆飯だった。これは面白い、鯖を刻んで穂蓼(タデの穂)が付け合わせてあるのはよいと思ったところ、湯を飲むまで香の物が出てこなかった
いくつか思うのは、雑穀を炊き合わ