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日常のコンサル思考

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コンサル的な思考を、身近なネタに適用して、身の周りの出来事を考察します。
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複数の恋愛パートナーを持つ人は、大して出世しない【日常のコンサル思考】

複数の恋愛パートナーを持つ人は、大して出世しない【日常のコンサル思考】

世の中には、複数の恋愛パートナー(恋人、セフレ等)を持ちたがる人がいます。「出張先に一人ずつ浮気相手がいる」「土日の午前・午後、4人の異性と出会い、それぞれ肉体関係を持った」「毎週末必ず夜遊びの予定を入れていて、ナンパに明け暮れている」といった具合です。これらは、実際に筆者が見聞きした話です。

意外に思われるかもしれませんが、こういう恋愛生活をしている人は、各パートナーに対してとてもマメに対応し

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マッチングアプリという自由競争市場で戦略的恋活をしてみた【日常のコンサル思考】

マッチングアプリという自由競争市場で戦略的恋活をしてみた【日常のコンサル思考】

「ここにはアダム・スミス時代の自由競争市場がある」と、ある種の感嘆を覚えたのは、マッチングアプリ『タップル』にプレイヤーとして参加したときのことです。要は恋人欲しさに会員登録しました。登録した途端、来るわ来るわ「いいかも(「いいね」のタップル版です)」の嵐…。もちろん、その「いいかも」の裏側では、通知されないだけで、大量の「NG」もあったと思います。
男女が互いに欲望剥き出しで、好みの異性に「いい

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マウンティングとは、タイプとレベルを意図的に読み違える行為である【日常のコンサル思考】

マウンティングとは、タイプとレベルを意図的に読み違える行為である【日常のコンサル思考】

人事コンサルタントのさいです。この記事では、コンサル的な思考を、身近なネタに適用して、身の周りの出来事を考察します。本日のネタは「マウンティング」についてです。

2013年に、瀧波ユカリ氏により、マウンティングという概念が提唱されて以来、このミームが爆発的に浸透しました。もはや現代用語として定着したと言えます。
ただ、最近の「マウンティング」の使われ方を見ると、提唱時よりも意味は広範化し、単に「

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