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【読書】『年収90万円で東京ハッピーライフ』に学ぶ、実感を感じて生きる生き方
最近気づいたのは「欲」は「欲」を生み、「欲」が「不安」や「心配」を生み出しているのだと。
今回、ご紹介する本は「欲」について新たな考え方、向き合いかた、見つめ方を教えてくれる1冊です。
<嫌なことで死なないこと>
「好きなことが見つからない。」 「目標がない。」
と嘆(なげ)く人がいますが、著者は言います。
”好きなことが死ぬまで見つからなくても良い。大事なのは嫌なことで死なないこと。
それぐらい目標を下に置いておけば人生に絶望しなくて済む。”
と言っています。
私たちは知らぬ内に誰かが決めた目標レースに知らず知らず参加させられて勝手な優越感、敗北感、絶望感を味わっているだけに過ぎないのかもしれません。
外国人のほうが、よほどこのことを知って生きていると思います。
<気の膨れないコンビニ弁当>
コンビニバイトしていた著者はある時にふと思います。
”コンビニ弁当を買う人は腹は膨れても、気が膨れない。覇気もない、色気もない、あらゆる気がその人からない。”
私も以前、昼食にコンビニ弁当を食べていたときに無感情だったのを思い出しました。
「とりあえずお腹に何か入れるかー。」しか考えず栄養素やカロリーを気にせず買って食べて、昼から気怠さを感じながら仕事してました。
「食」とは何か。適切な食事が取れているか。この食事が体に与える影響は何か。を今一度、考え直す必要があります。
私自身も現在ではコンビニ弁当を全く食べていません。昼食も粗食になりました。 はじめた頃はお腹が空きます。
ただ慣れれば夕方まで平気ですし、昼からの仕事に支障も出ませんし、体も軽く、眠気も襲って来ません。
コンビニ弁当を食べなくなって支出も減って良いことばかりです。
<お金は大事な我が子>
いつも、ぼんやりと不安な気持ちを抱きながら買い物をすると、次第に殺伐とした気持ちでお金を使うことになります。
”お金はお金持ちが好きだけど、せっかく巡り巡って自分のところに来てくれたお金を大切に扱わないのはお金が可哀想。”
著者はたとえ少ないお金でも、お金は自分の大事な我が子のように大切に大事に使うそうです。
私も気づけば何も考えずに現金や電子マネーでポンッと払ってしまいます。
よく考えれば自分の時間を使って一生懸命働いて稼いだお金をこんな殺伐とした気持ちで良く使えてたなと少し後悔しました。
たとえ100円でも感謝と「いってらっしゃい!」という送り出す気持ちを持って行きたいと思います。
そして何より大切なのはお金より「家族」、「友人」、「知人」、「地域コミュニティ」などのセーフティネットを持っていることが大切です。
<ほどほどに生きるための「心構え」>
ほどほどに生きるための「心構え」として4つあります。
①物欲を減らす。
この社会は人の欲につけ込んで必要以上に買わせ、必要以上に働かせる罠が仕掛けられています。
本当に必要なのか瞬時に買わず、時間を置いて冷静になって考えれば「必要じゃない。」ということに気づけます。
②工夫して生きる。
例えば寒ければ厚着をして寝れば良いし、野菜も全て食べることができないか考えるか水耕栽培でもう一度、育てることができないかなど生活は工夫一つで何でもできます。
何もなかった時代の方がいまよりずっと頭を使って工夫し生きていたと思います。
③「必要なもの」だけにお金を使う。
外食はせず、自炊する。服も少しほつれれば縫って修繕する。
良いご飯、良い服、良い靴を持とうするから余計な出費と修繕費がかかることを覚えておく必要があります。
④週に最低、何日働けばいいか逆算。
生活の中で最低限必要な収入がいくらあれば良いのか逆算する。
逆算すれば必要以上に働く必要もないし、仮に人生に何か不幸があっても最低限を知っているので絶望したり悲観することが少なくなります。
<実感を感じて生きる>
記事のタイトルにあるように「実感を感じて生きる」と聞いても「?」ですが今回ご紹介した内容の一つでも実践して”良い実感”を感じたなら、それを生活に取り入れてみても良いかもしてません。
すると少しずつでも何か心の変化や生活の変化に気づくことがあると思います。
本の良いところはすでに実践した方の体験が記録され、それを読み、別の誰かが実践し人生の生きかたが変わることだと思います。
私も色々な本を読んで実践し実感したおかげで健康面や生活リズムなども見直すことが出来ました。
これからも、もっと様々な本と出会い実践し実感して生きていこうと思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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