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技術の引き出しを増やしていく

前回、「音楽教室でリピーター率を上げられない」という記事を書かせて頂きました。今日は「初めまして」の生徒さんが2名だったので、自分自身が意識したことを記録に残しておきます。


ファーストインプレッション

「初めまして」の瞬間。これは、店舗で接客するよりかなりドキドキします。
ここで「どう印象つけれられるか」が鍵だと思ってます。
スピード感を持って、生徒さんの様子(どんな雰囲気の方なのか、どんな表情をされる方なのか)をキャッチする。
というのもレッスン室に入ってしまうとお顔が見られないので、目に焼き付けておきます。

ヒアリング

「今日どんなレッスンを受けたいか」を掘り下げていく。
今回の生徒さんは事前に「弾きたい曲」が明確だったので、そちらを一緒に見させて頂いて、瞬時にどんなカリキュラムで進めたらいいか頭の中で組みます。
どんな曲にも「賞賛」の言葉を。(知らない曲でも、バッチリ!クオリティ高めに教えないといけないのでかなりハラハラです(笑))

まずは1回演奏していただく。

レッスン室に入室して頂いたら、軽くお話をします。
「今日は急に冷え込んで寒いですよね〜」
「緊張されてますか?」

などと、ひと会話を入れることを意識。
ここから演奏披露に持っていきます。この弾いて頂いている間も頭を超高速回転させてさらにカリキュラムを深掘りします。特に知らない曲の場合はさらに高速回転させて譜読みしてます(笑)初見得意でよかったでしかない。

まずは演奏して頂いた感想を

「今演奏してみてどうでしたか?」とお聞きすると、大体の方は「緊張してしまって」とお答えされます。
そりゃそうですよね、初対面の人の前で披露するのだから。でも、みなさん上手なんですよね…。
そもそも大人になって「習おう!」と思って練習できている時点でも花丸すぎます。
まずは「聴かせて頂きありがとうございます」のお言葉を言うように意識しています。
そこから「練習していて苦手な箇所はどこでしょうか。」などと深掘りして、解決策を出しては、実践していただく。
ここは講師の「引き出しの多さ」がカギになってくるので、私も常にアップデートをしています。

生徒さん一人一人によって「目標」が違う

そもそも生徒さん一人一人、ピアノを練習する「目標」が違います。
・ポップスが弾けるようになりたい
・クラシックが弾きたい
・コードで弾き語りがしたい
・ジャズが好き

などと、さまざまなジャンルを要求されるわけです。講師はプロフェッショナルでなければならないと思います。
よく「型にハマった」レッスンをされる先生もいます。幼児期のレッスンの先生をしていたときは、ある程度の「型」を決めていました。(教則本を1から進めていく)
せっかく言葉も通じる「大人」を相手にするのだから、私のプロフェッショナルさを生かしたレッスンがしたいと思っています。

ボーカルのコース開講決定

8月にピアノ講師での合格が決まった際に、マネージャーさんから「ボーカルコースをいずれ開けて見ないか?」と言われたとき、迷わず「やります!」と答えた私。
なぜ私が新たな挑戦をしようかと思ったかというと
・私にしかない「強み」を作りたかった。
・色々なジャンルの音楽を知りたかった。
・歌が下手なことがコンプレックスだった。

そして、ようやく10月下旬から開講しております😂👏

まだまだコンプレックスなのですが、コースを開けるにあたって発声の仕方、練習の仕方などかなり勉強しました。
特に10月下旬から、自身の「苦手」がスッと抜けたような気がして、楽に発声ができるようになってきました。今まで悩んでたことは何だったのかと(笑)
歌が苦手でコンプレックスな方にも、自信を持ってカラオケに行ったり、歌うことの楽しさを知ってほしいと思っています😀

技術の引き出しを増やしていく

私自身は音楽に対しては「まだまだだ」と感じることが多くて、そこまで自信がありません。では自信をつけるためには。「引き出し」を増やすしかないのです。
いつかリピーターになって帰ってきてくださった生徒様のために。
下積みをまだまだしていかないといけない。

本日もお読み頂きありがとうございました♪

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