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【海外版権】中国語の「共情」を版権紹介への活用事例

今回、6月新刊の「売上を追わずに結果を出すリーダーが見つけた20の法則 」のライツガイドを書く時に、使っていたキーワードを共有します。

「共情」(Gong Qing)とは?

共感、感情移入、人の気持ちを思いやること。

先に、こちらの本の日本語の紹介文を見てみましょう。



この本の中に、「シェアリングリーダー」という言葉を使っています。
これは英語では、sharing leaderというのかな?

英語には、このような言葉がないですので、おそらく著者の造語だと思われます。

著者の表したいことは非常に明確で、要は感情から始め、情報や、ビジョンなどをシェア、共有することで、最初の関係の質を高めたら、どんどんよい成功のサイクルになるということです。

じゃあ、ここで中国或いは海外の人にどうやってアピールしますか?
Sharing Leaderをどうやって訳しますか?

英語もない言葉ですし、そのまま中国語に訳すと、どう考えても伝わらないですし、編集者の心を刺さないですよね。。

ここで私が注目したのはこちらの文章です。

シェアリングリーダーは想いを共有し、チームで起きたことすべて、チームのメンバー の感情すべてを共有するリーダーのことです。

感情を共有することというのは、自分の気持ちを共有、相手の気持ちを共有、相手の気持ちを理解し、共有などなど・・ですね。

そうすると、中国で最近よく流行っている一つの言葉、「共情」を思いつきました。

「共情」(Gong Qing)とは?

共感、感情移入、人の気持ちを思いやること。

最近、中国で「共情」というキーワードが非常に頻繁に使われています。

「共情」能力がある人が高く評価されます。

SNSだけではなく、「共情」に関する本もたくさん出ているのです。


日本では、「共感」という言葉を使っていますが、「共感」をそのまま中国語に訳しても伝わりにくいのです。

そこで、本を読んで、ひと言で、この本をエッセンスを「共情リーダーシップ」にしました。

それをキーワードにして、ライツガイドを展開しました。



中国語はもちろん、中国の現地文化、習慣、出版トレンドなど、いろいろな知識や情報などを総合的に生かした事例です。

現地の出版トレンドに合わせて紹介することが重要な理由について前回の記事も触れました。よかったら、一緒に合わせてご覧ください。



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