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会議を8割削減したい

すいません、頭にきた話になります。怒りは無駄だとは思いますが、なかなか厳しいときがあります。

コロナの影響による混乱は続きますが、なかなか国からの指示も統一感を得ずにいろいろなところで混乱が見られます。
テレワーク7割の【お願い】は少し想定外でした。
緊急事態宣言については、今はその時期ではないと言ってしまった手前できないのかもしれませんが、GOTOキャンペーンに始まる国民性が問われる状況が続くなら、行動指針は国としては無いに等しい状態なのかもしれません。
経済影響も考えているのでしょうが経済状況は不安定なまま走ることになりそうです。終わったことをどうこう言う前に自分たちの行動が問われます。

弊社では一部テレワークが残り、未だに古臭い文化が根強く残ります。その文化もまた課題だらけなのですが、それ以上に問題に感じるのはやはり意見がはっきりしなくなってきていることです。どこぞの政治家のような役員までいて、一時は自分の意見を言っていましたがどんどん大人しくなります。
成熟した企業であればボトムアップからの様々な意見を集めて企業の課題に取り組むことが理想的な姿であったりしますが、未成熟の企業はトップダウンが基本になります。はっきりとした方向性を責任をもって示していく強いリーダーシップが企業を成長させますが、リーダーシップの欠落は企業にとって致命傷になりかねない事態を招きます。そういったどっちつかずのリーダーシップが増えているのは、コロナに対する読みを大半が外したこと、先がまったく読めなくなっていることにあります。
本来先なんてわかるはずが有りませんが、ある程度の予測を持って目標設定を行なっていきます。実際、コロナが終わるかすら怪しい状況になり、自分たちの判断に自信を失い、責任逃れのような経営者が出てきたら、かなりやばいです。

ただ、自信を失ってい場合でも、当然責任逃れをしている場合でもありません。このままいくならそれに合わせた対策が今の時点で完了していないと何をしていたのか?と社員から思われることになります。
有難いことに弊社では経済活動は続き、案件数もある程度あるため、デッドラインをきらずに続けられているのは社員たちの日頃の活動の成果でもあります。会社として、そんな社員を守らなくてはいけないのですが、
こんな時期に全体会議をやるという案が弊社では出ました。

私は元々、会議の大半は無駄、全体会議はパフォーマンスイベントとしてなら、年一回くらいは有かもしれないという考えでいます。
今回の会議についてリモートならまだ相談の余地はありましたが、東京から数名大阪に来ると聞いた時は、さすがに「は?」と言ってしまいました。議題内容について確認したところ、リモートで十分すぎる内容、そうは言いませんでしたが、先の予測や対応策が明確にできなくなり、とりあえずみんなで話し合いたいといった雰囲気を受けました。責任の放棄にすら感じられました。
全体で集まる意味について説いても、膝と膝を突き合わせて.…という今の時代ありえない回答に卒倒しそうになりました。
時期を考えてください。

全体会議は保留になりましたが、そんな案が実際に現実に出て進められそうになったことに危機感を覚えました。
販売店からも、リモートミーティングの依頼も増えていますが、それ本当に必要ですか?と今一度見直した方が良いと感じています。
とりあえず、会議をする文化は、もうウンザリです。

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