モロッコ旅行記Day5ーオウゾウド滝
こんにちは!
今回は期間をあけずに更新したい!と思い
早速続きを書いています!
今日書くのは、滝ツアーについて!
以前も出てきた”あの動物”も登場しますよ^^
ではどうぞ!
旅のルート
Day3 Fes→ Marrakech 電車で6時間
Day4 Marrakech滞在
Day5 Marrakech→ Ouzoud 車で2時間半
日帰り滝ツアーへ出発
Day3の夜中からマラケシュに滞在している私たち。
今日は前日に予約した滝ツアーに参加!
朝早く起きて泊まってたリヤドの入り口に
ツアーのお迎えがやってきて、
フナ広場まで歩いて一緒に行った。
そこでワゴン車に乗せられて、
他のツアー客が集まるのを待つ。
揃ったところで出発!
…と思いきや、
出発はしたけどすぐ近くの道に停車した。
そこには他のワゴン車も何台か停まっていて、
私たちは別のワゴン車に移動しろと言われた。
どういうこと??
名前も聞かれないし
参加者のチェックとか雑そうだけど
本当にこのワゴン車であってるのか?
と心配になった。
どうやらツアーの管理は
参加者名簿などなさそうで
行き先だけで確認してるようだった。
私たちも行き先を聞かれて、
オウゾウドだと答えたら
オウゾウド行きのワゴン車に乗せられた。
助手席に2人乗れるタイプの車で、
私たちはその席に座った。
(運転手も入れたら一番前は3人)
今まで助手席に2人乗れるタイプの
ワゴン車に乗ったことがなかったから
ちょっとテンションが上がった。
参加者がみんな集まったようで、
ようやく出発!
今回のツアーの参加者はこんな感じ。
モロッコは2月に国境が開いたばかりだったけど
この時3月にはすでにいろんな国から
観光客が訪れているようだった。
特にマラケシュにはたくさんの観光客が集まる。
休憩も含めて滝に着くまでは
3時間ほどかかった。
この日はだいぶ寒く、特に朝は冷える。
途中で止まったサービスエリアでは、
1人で来ていたドイツ人男性が
気持ち悪そうにしていて何やら運転手と相談していた。
結局、そのドイツ人は
まだ1時間以上も道のりがあるのに
滝まで行くことに決めたようだった。
車に乗り込む前に
フランス人の女の子2人組に
席を変わってもいいか聞かれた。
私はその子が酔いやすいのかと思って
快くOKしたけど、
どうやら前の席で大きなフロントガラスから
景色の写真や動画を撮りたかっただけのよう。
私たちは席を変わって
体調の悪いドイツ人の隣に座ることになった。
すごく気分が悪そうで、
話を聞くと昨日から体調は悪かったそう。
長旅なのによく来たな。。
と内心思いながら、
吐き気もありそうだったので
私たちが持ってたビニール袋を渡してあげた。
オウゾウド到着!
実はこの日は天気が悪く、
到着した時は雨も降っていた。
シャウエンの近くの滝、
アクショールでハイキングした時も
雨が降ってて、足元が悪い中歩いた。
なんでアクティブに動く日に限って
雨降るんだろう。。
と残念な気持ちになったけど、
天気はどうにもできないのでしょうがなかった。
ワゴン車を降りた時には
ツアーガイドが待っていて、
そのガイドが滝まで案内してくれるようだった。
私の彼はガイドなしで
自由に散策したかったようで、
ガイドにはついていかない!とかたくなだった。
どうせ最後はチップを求められることも嫌だったよう。
「チップは任意だから大丈夫だよ、
いいからついてきな!」
とガイドに言われたけど、
自分たちで周ると言って断った。
参加者全員ガイドについて行った中、
私たちは2人で地図アプリをみながら
滝の周りを散策することに。
だいぶ雨が降っていて大丈夫かな。。
と私は不安になった。
滝まで行く道には
たくさんのお土産屋さんや
タジン鍋を食べれるお店もあった。
滝
お土産屋の道を下っていくと、
ようやく滝が見えた。
茶色い岩山も迫力がある。
雨がもう少し弱まるまで
屋根のある場所から
しばらく滝を眺めていた。
すると、
ちょうど滝が落ちる頂上あたりに
猿の影が小さく見えた。
何匹かいるようで、
歩いたりジャンプするのが見える。
その先に人影も小さく見えて、
人が猿に近づいてくのがわかった。
もう少し下って滝の近くまで寄ってみる。
こんなに高い滝を見たのは
初めてだったかもしれない。
高さは110mあるらしい。
北アフリカで一番高さのある滝なんだそう。
滝の下を見るとこんな感じ。
歩く道が見た感じ土の道っぽいから
雨で絶対ぐちょぐちょじゃん、、
と思って正直あの茶色い道を歩きたくなかった。
でもとりあえず滝の下まで降りてみる。
雨なのは残念だったけど、
それでもとても美しい景色だった。
お金を払えばボートで滝の側まで近寄れるようだ。
そこからは足場の悪い道を進んでいった。
さっきまでお年寄りの観光客もたくさんいたけど
その軍団はこのボートの場所まで来て
あとは来た道を折り返してたので
もう周りには私たちしかいなくなった。
予想してた通りに
山の中の道も泥でぐちょぐちょになり、
滑って転びそうで歩くのが大変だった。
途中で出会ったおじさんに
道を教えてもらいながら
今度は滝の上を目指して歩いて行った。
しばらく歩いていくと、
だんだん雨も止んできた。
そして、
足場の悪いぐちょぐちょ道だったのが、
舗装された道に出ることができた!
上り坂は沼にハマるような感じで
滑るし登るのが大変だったので、
ようやくちゃんとした道に出られてスッキリ!
太陽も少し出てきたみたいでよかった!
ある動物に遭遇
道を歩き進めていくと、
ハイキングを始める前に見た
お猿を発見!
そーっと近づいたけど、
だいぶ近くに行っても全然逃げる気配なし。
「どうぞ写真撮ってください」
と言っているようにさえ感じられた。
さらに、
雨上がりで太陽も出てきて、
猿はそれを全身で浴びるかのように
なんとも言えないおもろいポーズになった。笑
やばくない?このポーズ(笑)
おもしろすぎて一緒に写真も撮ったよ。
とてもいい絵が撮れました。
ポーズまでとってくれて
撮らせてくれてありがとよ。
そんな哀愁漂いすぎる猿だった。
崖の端っこまで近づいてみると、
さっきの滝も見ることができた。
最後は晴れてくれてよかった〜^^
気温もだいぶあったかくなってきた。
引き続き道を進んでいくと、
今度はベンチにまた別の猿がいるのを見つけた。
ある男性の観光客もいて、
その猿に興味深々。
近づいたり触っても大丈夫か?
その人に聞いてみたが、
言葉が通じず笑顔でやりとり。
その猿もさっきの猿と同様に
近づいても逃げることはなかった。
観光客の男性は自分が被ってた帽子を
猿に被せようとした。笑
(猿はちょっと嫌そうだった)
私たちは前日にスーパーで買った
食パンを持ってたので、
猿に餌付けしてみることに。
手渡ししたら受け取った!
もぐもぐ食べて、もっとよこせと
手を伸ばしてくる。
どうやら観光客慣れしてるようで、
触っても怒らなかった。
アクショールで出会った猿は
かなり私たちのことを警戒していたけど
ここの猿は正反対のよう。
私も猿にパンをあげてみることに。
猿は凶暴なイメージがあるから
恐る恐るわたす。。
さきも触ってみなよ!と彼に言われたけど
パンチされたらやだし
衛生的に汚かったらそれもやだと思って
私は遠慮しといた。
猿はだんだん調子に乗ってきて、
パンをもっと求めてきた。
彼がリュックからパンを
もっと出そうとした瞬間に、
その猿は彼の肩に
ピョン!と飛び乗ってきた!
うわ!やっぱこわ!と私は思ったけど
飛び乗られたは本人は
ちょっとびっくりしただけで笑っていた。
彼は猿と間近で触れ合えて嬉しそうだった。
さらに道を進んでいくと、
また猿を発見。
今度は二人組でお互いに毛づくろいしている。
猿の毛づくろいは、
手で相手の毛をかき分けて、
シラミを見つけたらそれをとって
なんと口に運んでパクッと食べる。
この猿たちは
順番こに毛づくろいしていて、
見てるのがおもしろかった。
どんどん進んでいくごとに
猿の数も増えて、
あっちにもこっちにも猿。
もうここは猿王国のようだった。
滝の近くに到着し、そこにも猿。
どこにいるかわかる?
私たちが最初にスタートした場所は
この写真の真ん中あたり。
そこからどんどん降りて、
ぐるっと一周して滝の上まで登ってきた。
もっと滝の方に近寄ってみる。
もはや猿も自分から近づいてきて
写真撮っていいよ。
というようにポーズを取ってくる。
ここの猿たちもチップを欲しがる
モロッコ人のように見えてきた。笑
それにしてもいいポーズするよね。。
写真では見えてないけど、
このお猿のお尻はクッションみたいに
皮膚が大きくなっていて、
それに気づいた時私はびっくりした。
座る時はそのお尻クッションに
座っているようだった。
調べるとお尻が腫れている猿は
発情期のメスらしい。
この滝ツアーでは、
最終的にお猿と触れ合うツアーになった。
ツアー終了
ガイドチームはおそらく
レストランに連れられてランチタイムとなったが、
私たちは持ってきたパンに
クリームチーズやハムを乗せて
お昼を済ませた。
帰りのワゴン車が出るまでに
まだ時間があり、
待ってる間にまた雨が降ってきた。
もうスニーカーは泥だらけだった。
ガイドチームはまだ来ないのか
と様子を見にいくと、
ちょうど円になって最後の挨拶をして
解散しようとしてるのが見えた。
それを遠くから眺めてると、
やっぱり最後にみんな
ガイドにチップを渡してる姿が見えた。
結果ガイドいなくても
全然2人だけでゆっくり周れたしよかった〜
そう思った。
ぞろぞろと戻ってきた
ガイドチームのみんなをみると、
みんな背中に泥がついて汚れていた。
私はそれを察して、
全員猿に肩に登られたんだな、、と気づいた。
ガイドチームでももれなく
猿とのふれあいタイムがあったのだろう。
フランス人の女の子二人組は
ガイドと仲良くなって
猿との戯れも楽しんだようだった。
私は服を汚したくなかったから、
ガイドについていかなくてよかった〜
ともう一度心の中で思った。
ドイツから母娘2人組できていた
娘(20歳前後)の方が、合流した時に
「本当にあなたたち2人だけで周ったの?」
と私たちに聞いてきて驚いたようだった。
帰りのワゴン車では、
そのドイツ人の娘の隣に座ることになった。
その子もヘナタトゥーをしていたので、
前日30€払ってぼったくられた私は
「いくらだった?」と聞いてみた。
その子は20€だと答えた。
しかも、
やろうと思ってやってもらったのではなく、
フナ広場でジュースを買ってる時に
いきなり強引に腕を引っ張られて
断る隙もなく勝手にヘナタトゥーを
腕にペイントされたという。
勝手にやってきたくせに
20€も請求するとは、、
これもタチが悪すぎる。。
昨日私に起きた
ヘナタトゥー事件のこともその子に話して、
お互いにやられたよね、、と話した。
その子たちは明日から
砂漠ツアーに行く予定で、
私たちも同じ予定だったので
また明日会うかもね^^
と話した。
夜ご飯
朝集合した場所にまた戻ってきて、
日帰り滝ツアーはこれにて解散した。
この日の夜も
フナ広場周辺のレストランに行くことに。
どのレストランに入るか
立ち止まって迷っていると、
レストランの中からお客さんが出てきて、
「ここの料理は最高に美味しいよ!」
と店員ではなく観光客がわざわざ
私たちにおすすめしてきた。
食べたばかりの人が
そんな風に言うなら、、
とそこに入ってみることに。
そのレストランでは、
シャウエンで食べて気に入った
パステラを頼んだ。
パリパリの生地に
肉とスパイスが詰まっていて
粉砂糖と蜂蜜の甘い味付けが最高…♡
シャウエンで食べた時は
細長い春巻きのようだったけど、
本来はこの写真のように円形なのが主流。
もう一つは、
牛肉のツボ煮込みを頼んだ。
この店員さんも英語もスペイン語もペラペラで、
私たちにはスペイン語で接客してくれた。
(この人はイギリスに留学してたらしい)
「この写真をトリップアドバイザーに乗せて
コメントを残してくれたら、
このツボ煮込みのスペシャルレシピを
プレゼントするよ。」
と宣伝してきた。
ツボの中身はこんな感じ。
この肉もスパイスと一緒に煮込まれていて、
肉が柔らかすぎてとろけるようだった。
めちゃくちゃ美味しくて、
今写真見ながらこれを書いてて
ツバをごくりと飲み込んじゃうほど。
(ホントに。笑)もう一回食べたい。。
この料理の名前は、タンジーヤと言うらしい。
店に入る前に観光客が教えてくれた通り、
ここのレストランの料理は最高に美味しかった!
こんなに美味しいのに
値段も高くないし大満足だった!
明日からは3日間の砂漠ツアー!
ということで、
やっとメインイベントまで辿り着いたよ!
次回もお楽しみにー!
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