創作大賞2023 朝日新聞出版賞受賞作、そして2024年4月5日に発売した書籍『クリームイエローの海と春キャベツのある家』にいただいた感想記事たちをまとめました。たくさんの感想あ…
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#ネタバレ
ありのままでいることは難しい。だけど…(せやま南天さん『クリームイエローの海と春キャベツのある家』に触れて)
「ありのまま」と聞くと、どんな状態を想像するだろう。
あるがまま、自分らしく、自由に、のびのびと……。
人によって異なるとは思うが、そんな感じのイメージだろうか。
私は最近、「ありのまま」というものにとても悩んでいる。
資格試験のために傾聴の練習(1対1での面談ロールプレイング)に参加しているのだが、
いつもフィードバックタイムに指摘されるのはこんなことだ。
「自己一致して話を聴いていない」
読書感想文 クリームイエローの海と春キャベツのある家
読み終わってからどうも胸の辺りがふつふつとするようで、いくつもの観点から感想を書きたくなるものがたりを読んだ。
クリームイエローの海と春キャベツのある家
創作大賞2023にて朝日新聞出版賞受賞っ!
そして重版決定!!
おめでとうございます!!!
いち読者ながらうれしい!!!!
わたしはこの作品を
喪失から回復へのものがたり
と捉えた。
喪失からの回復とは、必ずしも喪失する前のそうであった
「クリームイエローの海と春キャベツのある家」読んでみた
⚠ネタバレあり⚠
もう……
読んだ?
え……
まだ?
それは……
僥倖!
はわわ……
すっげーっ!
装丁からもう素敵!!
あと帯のコメント……
知ってる人ばっかでテンション上がる!!!
ほら、つくねは書店員さんですので!
店長に言った訳だ。
「あのあの……私の知人が……作家デビューしたのですよ!で、自分の客注は己でやりますけども……お店に置く分を……入荷してもらったり出来ませんか?」