東部地域局通信 第6号(2023.2.21)
静岡県東部地域局では、東部地域の魅力や地域団体の皆様などの活動をより多くの方に知っていただくために、東部地域局通信を発行しています。毎月1回の発行を目指し、東部地域各地の取組を紹介していきます。
※掲載している情報は、2023年2月21日時点のものです。
パラリンピックから約500日 東京2020パラリンピックを振り返ってもらった
パラサイクリング選手が再びパラリンピックコースを疾走
東京2020オリンピック・パラリンピックが開催されてから約500日。東京パラリンピック自転車ロードレースコース(富士スピードウェイ内を除く)を、パラリンピック自転車競技に日本代表として出場した川本翔大選手、藤井美穂選手に加え、三輪自転車(トライシクル)で2024年パリ大会を目指す福井万葉選手に走ってもらい、当時を振り返っていただきました。3選手とも、パラリンピック以来の富士スピードウェイ訪問とのこと。皆さん、懐かしそうでした。
コース途中にある東京2020大会を記念して設置されたモニュメント(小山町設置)で、川本選手、藤井選手に実際に大会で走った時の感想を伺うと、藤井選手は集団から離されてしまった時の悔しい思い出を、川本選手はレース中に集団から離れそうになった時、福井選手の応援している姿が目に入った事が力になったことを語っていました。
当日のインタビューの内容や、走行の様子は静岡県東部地域局HP、Youtubeにて公開予定です。
「東部地域局×スポーツ」
多くの選手に協力いただき、動画を作成しています。是非ご覧ください。
(担当:望月)
東部地域で活躍する個人・団体のみなさんを紹介
東部地域局では、地域の課題把握と情報共有を目的に、管内施設や団体等の視察・ヒアリングを定期的に実施しています。
共に支え合う 子育てに優しいデザイン会社 ―有限会社 サンディオス 社長 津賀由布子
広告デザイン、販売企画促進、商品開発支援、教育事業、シェアスペース運営などを行う(有)サンディオスは、2022年1月に「ふじのくに子育てに優しい企業」表彰を受けました。
2階の渡り廊下で繋がる特徴的なデザインの建物内には、スタッフが働く事務所とレンタル可能なシェアスペース「Think」があり、ロフトや広い庭など子どもが過ごせるスペースも完備されています。
いつでも子連れ出勤やリモートワークが出来る環境、自由な出勤時間など、会社経営を担いながら自身も三つ子を育てる母である社長の津賀さんと社員の皆さんそれぞれの助け合い・支え合いの相互理解のもと、仕事と家庭の両立可能な理想的な空間が実現されてます。
▼ 取材内容の全文は下記のリンク先からご覧ください。
(担当:植松)
今ある風景とこれからの風景をつなげる
―一般社団法人 lanescape 代表理事 小松 浩二
(一社)lanescapeは、沼津市で遊休不動産の転貸、公共空間の利活用、一棟貸しの宿「魚町 蔵ノ上(うおちょうくらのうえ)」や情報発信メディア「沼津ジャーナル」を運営しています。
代表理事の小松さんは、理事長を務める商店街の活性化の取組をきっかけに、沼津の様々なまちづくり事業に携わり、その活動で感じたまちづくりの課題を解決するため、法人を立ち上げました。 沼津のために魅力あるコンテンツを提供できるマインドの高い事業者と物件の改修から一緒に取組むことで、新しい沼津の日常の風景を創り出しています。
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(担当:須田)
フェンシングを中心とした活動拠点F3 BASE
F3 BASEは「フェンシングのまち沼津推進協議会」が運営しており、フェンシングの普及活動やシンボルフェンサーを輩出するための育成事業や日本代表チームをはじめ、民間クラブや大学などの合宿誘致、小規模な大会を行っています。
施設内には「ピスト」と呼ばれるフェンシングのアルミ製競技台が6台設置でき、会議室やトレーニング場、シャワー室、多目的トイレなどが備えられています。
子どもを対象にした体験イベントの他、フェンシング以外のヨガ教室など、様々な市民の健康増進につながる取組の拠点としても活用されています。
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(担当:望月)
若者に選ばれるまちを目指して―一般社団法人F-design(2022年「平太さんと語ろう」発言者)
(一社)F-designは「富士山が微笑み、みんなが関わりたくなる“まちづくり”」を基本理念に、“まち”への想いあふれる10~40代のメンバー中心に活動を行っている市民活動団体です。
理事の川上さんは、2022年9月に富士市で開催された知事広聴「平太さんと語ろう」に登壇し、ご自身が地域活動に参加することになったきっかけや地域におけるサードプレイスの必要性などをテーマにお話してくださいました。
F-designでは、「学び」をキーワードに、月刊誌を題材に感想や意見を共有し自分の気づきにつなげる「富士山にこにこ木鶏会」や、富士市と協働して企画・運営を行う「富士青春市民ミーティング」など様々な活動を行っています。
また、2022年12月には同団体の現役大学院生・西山さんの「自己理解を進める活動に取り組みたい」という想いを実現させるため、富士市立高校の生徒を対象にしたワークショップイベントを開催しました。「若者に選ばれるまちづくり」を目指し、若者の活動を応援するプロジェクトにも力を入れています。
▼ 取材内容の全文は下記のリンク先からご覧ください。
(担当:小玉)
静岡県公式観光アプリ「TIPS」(Tourism Information Platform of Shizuoka)
静岡県公式観光アプリ「TIPS」をご存じですか。
現在地情報やプロフィールによって「今」の「あなた」にとって、おすすめの観光スポットや観光情報などを紹介するアプリとなっています。
検索機能で現在地やエリア、フリーワードからオススメの観光スポットを検索できます。また、施設情報には他の利用者の評価も記載されており観光スポット選びの参考になります。王道からコアな情報が幅広く掲載されていますので是非ご活用ください。
(担当:堤)
統計から見えてくる東部地域の姿Vol.5―令和4年自動車保有台数調査 その2
2021年に開催された国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)で、世界全体で販売されるすべての新車を、2024年までに電気自動車などのゼロエミッション車(※1)とすることを目指す共同声明が発表されました(うち主要市場は2025年まで)。(※2)2022年4月1日現在における本県や東部地域局管内の電気自動車等の保有台数は、全車種保有台数の約9%となっています。
※1:電気自動車など温室効果ガスを排出しない自動車
※2:日本、米国、中国やドイツ等は同声明に非署名
(担当:長谷川)
新春恒例、消防の「出初式」が行われました
2023年1月7日~9日、東部地域局管内の多くの市町で新春例の消防組織の仕事始めの式である「出初式」が 開催されました。出初式では一斉放水や消防団員や消防関係車両のパレー ド、消防功労者への表彰などが行われ、地域住民の火災予防への意識向上を図りました。
消防組織においては、火災のみならず、激甚化が進む風 水害への対応、地震等多くの危機事案に対して、迅速かつ的確に対処し、地域住民の安全・安心への期待に応えるために、地域防災力の強化への取組が進められています。
(担当:峯)
東部地域の自主防災組織役員などを対象に「風水害対応イメージTEN」を開催しました
2022年12月15日に富士市・富士宮市、2023年1月24日に伊豆の国市、1月31日に三島市・裾野市・小山町の自主防災組織役員や地域防災指導員などを対象に、災害対応グループ図上演習「風水害対応イメージTEN」の出前講座を開催しました。
近年、風水害の多発化・激甚化による大きな被害が相次ぎ、県民の皆さんの風水害に対する防災意識が高まっている中、2023年度に東部地域局が開発した「風水害対応イメージTEN」を通して、台風や大雨時に自主防災組織の役員が取るべき行動を時系列でイメージトレーニングしていただきました。
(担当:鈴木康)