統計から見えてくる東部地域の姿 Vol.5(令和4年自動車保有台数調査 その2)

 今回は、前回に引き続き「令和4年静岡県自動車保有台数調査」から東部地域の姿をみてみます。
 静岡県全体の概要は、県HPに掲載されていますので、興味のある方はぜひそちらをご覧ください。

 また、以下の文章には担当者個人の考察・見解を含みますので、ご了承ください。

<用語の解説>
上記HPの「概要」のアドレスにあるダウンロードファイル「令和4年自動車保有台数「はじめに」」(PDFファイル)の用語の解説をご覧ください。

市町別、年別自動車保有台数

 表1から、東部地域局管内(以下、「管内」という)計は、令和4年における自動車保有台数の令和3年、平成29年度の増減率がそれぞれ▲0.2%、▲0.7%となっており、県計よりも減少率が大きくなっています。
 次に、特徴のある市町をみてみます。
 令和3年、平成29年度比でともに増加しているのは、富士市、御殿場市及び長泉町です。
 その一方で、多くの市町が減少傾向ですが、平成29年度比で伊豆市(▲5.2)や熱海市(▲4.1)の減少率が大きくなっています。

市町別電気自動車等の自動車保有台数

 次に電気自動車、ハイブリッド車及びプラグインハイブリッド車(以下、「電気自動車等」という)の保有台数です。表2から、県計では、電気自動車等の全保有総数は平成30年比で増加していますが、前年の令和3年比では、電気自動車は増加(令和3年比383台、7.5%増)していますが、ハイブリッド車(同▲8,981台、3.1%減)とプラグインハイブリッド車(同▲26台、0.6%減)となっており、県計も減少(同▲8,624台、2.8%減)しています。統計数値から、これからはハイブリッド車から電気自動車にゆっくりとシフトしていく状況が垣間見えてきます。
 東部地域局管内の令和4年4月1日現在における電気自動車等の対全車種割合を見てみると、裾野市、三島市及び長泉町が10%を超えています。その一方で、東部地域局管内14市町の内、9市町において県計の割合よりも低くなっています。
 自分も自家用車はガソリン車です。既に7年で13万kmを超えましたが、あと2回くらいは車検を通そうと考えています。その次は電気自動車になりそうですが、その時の車はどんな性能になっているのか楽しみですね。

(担当:長谷川)