2021年、自分なりに振り返ってみた。

今年は自分の人生で主観的には最悪、客観的にはたぶん2番目くらいに酷い年でした。

理由は、なんと言っても人生初の精神疾患
からのひきこもり

未だに正式に医者に診てもらえていないので、具体的な病名は不明だが、以前からnote、Twitter等で書いてきているような感じ。

おそらくパニック障害とか不安障害の類いだろう。

抑うつ状態もあるので、もしかしたらうつ病も併発しているかもしれない。
(そうだとしても、寝たきりとか希死念慮とか無いので、そこまで重症ではないと思うが。)

このせいでマトモな生活ができない事がなによりもツライ(現在進行形で)。

食事も快適にできないし、外出もままならない。

ましてや学業なんてできやしない。

記憶力とか集中力とかも低下してる気がするし。

大学入学直後から目標としていた司法試験予備試験の大学3年次合格も、大学の早期卒業も、これによって諦めざるを得なくなった。
特に、予備試験を受験する事すら許されなかった事が何より悔しい。

その上、これまで勉強してきた知識とかが消えていく気もする。
使わない知識は忘れていくものだしね。

こういう事を書くと、ほくそ笑んでいる奴もいるだろう。シャーデンフロイデである。

悔しい。無念。腹立たしい。

地獄。絶望。

まあ、人生なんてこんなものだろう。

ただ、これを機に、色々と新しい事も知ることができた。
視点が広がった。
より深い自己理解ができたと思う。

具体的には、本当の意味での精神疾患やひきこもり等の当事者の気持ちがわかった気がする。
まぁ、自分が当事者になったのだから当然といえば当然なのだが。

正直、以前の私には精神疾患に対してちょっとした偏見的なのがあった。
例えば「うつ病=怠けてるだけ」とか。

こうした偏見は世間的にもそれなりに存在する事が数々の研究で明らかになってるのだが。

私がなぜこのような偏見を持っていたか。

それは、昔身近に「うつ病」の人がいたのだが、当時の自分からすれば、元気で普通の人に見えていて、言い訳をしてサボってる人にしか見えなかったからだ。

ただ実際に自分がなってみると、「うつ」は、怠けではなく、動けないのだ。
努力したくてもできないのだ。
身体がそれを許さないのである。
科学的にも、健常な人とは脳の活動が違う等の事実がある。

今思えば、たった一人の症例をもって、「うつ病=怠け」のような決めつけをするのは考えが浅はかと言う他無いのだが。


ちなみに、こうした無知による偏見は、正しい知識を身につける事により緩和される事が研究で明らかになっている。
上に書いたように、実際私もそうだし、これは間違い無いと思う。

あと、私の考え方や価値観の変化で言うと、色々知れば知る程、批判や他人の事に口出しする事ができなくなったと思う。

と言うのは、上に書いた事と関連するが、その人にはその人しかわからない事情がある事を察するようになったからだ。
これが吉と出るか凶と出るかはケースバイケースだろうが。

長々とまとまりの無い事を書いてしまったが、私の2021年はこんな感じでした。

今年一年ありがとうございました。

来年もよろしくお願いします。

良いお年を!

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