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弁護士志望の中央大学の学生(不安症持ち)/好きな事を好きなように書きます。 R5予備短…

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弁護士志望の中央大学の学生(不安症持ち)/好きな事を好きなように書きます。 R5予備短答✕ R6予備最終合格目標

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『一般的客観的に判断する』という規範

…一般的客観的に判断する…。 法律を学んでいる読者の方の中には、こんな規範を見た事がある人や、論文や答案で書いた事がある人がいるだろう。 筆者も答案や論文を書く際に、書いた事がある。 しかし、よくよく考えると、この規範には違和感を覚える。 はたして本当に「一般的客観的に判断」できる人なんているのだろうか。 所詮答案や論文の当てはめなんて、某有名人の言葉を借りるならば「それってあなたの感想ですよね」だ。 当てはめをする者の裁量次第、というか。 人間は主観的にしか物

    • 敬語、タメ口。

      年上には敬語を使い、年下にはタメ口―。 これが中学生くらいまでの常識だった。 学校の先生や先輩(年上)には敬語で、後輩(基本年下)や同学年の友達には基本タメ口。 けれど、社会では必ずしもそうではないらしい。 テレビを見てみれば、年齢よりも芸歴などを重視して言葉遣いを使い分けている気がする。 あとは、私が実際に直面したことで言えば、高校や大学あたりから学年と年齢が不一致する機会をちょくちょく見るようになったこと。 例えば、受験失敗による浪人や留年、休学や編入等である

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        論文メモ。

        • 授業始まってから、調子悪い。

        『一般的客観的に判断する』という規範

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          明日から授業…。 不安。 マジで不安。 ああ、嫌だなぁ…。 とにかく無理しない。 無理しないでいこう。

          明日から授業…。 不安。 マジで不安。 ああ、嫌だなぁ…。 とにかく無理しない。 無理しないでいこう。

          ベンゾジアゼピン系抗不安薬を使ってみて

          今回は、ベンゾジアゼピン系抗不安薬(ロフラゼプ酸エチル)を使用して数か月経ったので、その感想について少し書いてみたい。 私は以前からnoteに書いている通り不安症であり、同時に抑うつ状態という診断も受けている。 不安障害について(すずきかんたの場合)|すずきかんた (note.com) これも以前から書いているが、私は司法試験予備試験を志している。 2023(令和5)年予備試験短答式試験不合格体験記|すずきかんた (note.com) そのプレッシャーや不安、強迫観

          ベンゾジアゼピン系抗不安薬を使ってみて

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          改正民法772条まとめ。

          改正民法772条まとめ。

          令和5年予備試験論文式試験労働法答案

          第1、設問1 1、A社はBに対して、A社が負担した海外研修費用の返還を請求することができるか。 (1)たしかにBはA社の海外研修制度を利用するにあたって帰国後60か月以内に自己都合でA社を退職する場合は、その費用を返還する旨の誓約書を提出しており、実際にBは帰国後6か月で自己都合によりA社を退職している。そのため上述のA社はBへの請求をすることができるようにも思える。 (2)しかし、そもそも上述のような誓約は、Bに帰国後60か月という長期間にわたって自己都合退職を禁止するもの

          令和5年予備試験論文式試験労働法答案

          この論文面白い。 なるほどなぁ〜、って感じ。

          この論文面白い。 なるほどなぁ〜、って感じ。

          嫉妬、苦しい

          今回は、過去記事でも似たようなことを書いたかもしれないが、嫉妬について少しまとめてみたい。 (興味ある方は私の過去記事も見てあげてください、喜びます。笑) それでは本題。 そもそも嫉妬って何だろう? 他人に嫉妬する、とか言うけど。 羨ましい、とかに近い感覚なのかな。 ただ、ネガティブなイメージを伴う点でそれとは少し違うか。 羨ましさと劣等感を足したような感じかな。 ここで大事なのが、嫉妬は誰かとの比較によって生じるという点と、その比較対象は自分と近しい人になる

          嫉妬、苦しい

          令和5年予備試験論文式試験刑事実務基礎科目答案

          設問1(1)  Aが所持していたNKドラッグストア会員カードは無記名であり、それがVのものであるかどうかは未確定であるから、会員カード番号を照会することによってVのものであるか否か確認する必要があったから。 設問1(2) 1、窃盗罪の犯人性を認定する上で、犯行時刻、場所から近接した時点、場所において盗品を所持していた者はその入手経路につき合理的弁解をなし得ない限り、窃盗の犯人であると強く推認できる(近接所持の法理)。  なぜなら、犯行時刻場所と近接した時点、場所で盗品を所持し

          令和5年予備試験論文式試験刑事実務基礎科目答案

          令和5年予備試験論文式試験民事実務基礎科目答案

          設問1(1)  保証契約に基づく保証債務履行請求権 設問1(2)  被告は、原告に対し、220万円支払え。 設問1(3) 1、Xは、令和4年8月17日、Aに対し、本件車両を代金240万円で売った。 2、同日、XとYは、上記Aの債務をYが保証する旨合意した。 3、上記2の合意は、書面による。 設問1(4) ①不要である。 ②分割払特約は抗弁事項であり、これについての期限の利益喪失の合意については再抗弁事項となると考えられるから。 設問1(5) 1、民事保全法20条1項2項は、金

          令和5年予備試験論文式試験民事実務基礎科目答案

          令和5年予備試験論文式試験商法答案

          第1、設問1 1、乙社としては、本件決議の取消訴訟において会社法(以下略)831条1項1号の事由が存在する旨主張すると考えられる。この主張は妥当か。 (1)「株主は、取締役に対し、一定の事項…を株主総会の目的とすることを請求することができる。」(303条1項)。また、株主は自らが提出しようとする議案の要領を株主総会の招集通知(299条)に記載するよう求めることができる(305条1項)。  本件でDは甲社株主である乙社を代表して、甲社代表取締役Aに対して、Fを新たに取締役とする

          令和5年予備試験論文式試験商法答案

          令和5年予備試験論文式試験民事訴訟法答案

          第1、設問1 1、Yは、②訴訟は民事訴訟法(以下略)262条2項の「同一の訴え」に当たる旨主張して、②訴訟は却下を免れない旨主張していると考えられる。このYの主張は妥当か。 (1)262条2項の趣旨は、終局判決後に訴えの取下げをしておきながら、再度「同一の訴え」の提起を許すと、裁判所は二度同じ審理をさせられる事になる上、相手方としても応訴の煩が生じるため、そのような弊害を防止するための再訴禁止という制裁を与えるという点にある。  したがって262条2項の「同一の訴え」に当たる

          令和5年予備試験論文式試験民事訴訟法答案

          令和5年予備試験論文式試験刑事訴訟法答案

          第1、設問1 1、本問で裁判官は、甲を住居侵入、強盗致傷の事実及び本件暴行の事実で勾留することができるか(刑事訴訟法(以下略)207条1項本文)。本件暴行の事実については逮捕が先行しておらず、いわゆる逮捕前置主義に反しないか問題となる。 (1)逮捕前置主義とは、ある被疑事実で被疑者を勾留しようとする場合、当該被疑事実についての逮捕が先行していなければならないとするものである。その根拠は、刑事訴訟法の条文の文言(204条~207条参照)、および、逮捕勾留は共に被疑者の身体を拘束

          令和5年予備試験論文式試験刑事訴訟法答案