P.N. さいとうひでかず

ひでさんです。 何度、ここに書いたか覚えてませんが、書くと消えてしまい、思っていたこと…

P.N. さいとうひでかず

ひでさんです。 何度、ここに書いたか覚えてませんが、書くと消えてしまい、思っていたことを忘れてしまいました。(笑) しがないサラリーマンの、アオハル的駄文です。

記事一覧

ひがおちる
うつくしきやま
ふじのやま
おもいのたけに
ひかりかがやけ

陽が落ちる
美しき山
ふじの山
思いの岳に
光 耀け

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

こころざし
まなびたかめよ
しんしさを
たばねてとげよ
うけつぐおもい


学び高めよ
真摯さを
束ねて遂げよ
受け継ぐ想い

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌 #ドラッカー学会

とはずして
かたられたのは
しんじつか
つみなきみたまよ
とむらうなみだ

問はずして
語られたのは
真実か
罪無き御霊よ
弔う泪

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

やわらかく
ともるあかりに
ねがわくは
たみとむこころ
かなういやさか

柔らかく
灯るあかりに
願わくは
民 富む こころ
叶う 弥栄

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

ながあめの
ねむれぬよるに
よむふみは
おのれのこえに
みちすすむひと

長雨の
眠れぬ夜に
読む文は
己の声に
道 進む人

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

ふきぬける
やわらかいかぜ
あきのかぜ
すぎゆくなつよ
きせつはめぐる

吹き抜ける
柔らかい風
秋の風
過ぎゆく夏よ
季節はめぐる

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

夏を追いかけて

ちっちゃなあおはる 12

 卒業式 年が明けて冬休みが終わり間もなくして、残雪の多い中、彼女たちは卒業式を迎えた――。ぼくは冬休みの間に何度か咳に悩まされたが、湯治の甲斐あって全快するこ…

ちっちゃなあおはる 11

 最後の"1on1"  最後の"1on1"は、ぼくらが使い慣れた5号球で勝負した。"えりかちゃん"は足が速い。去年より背も伸びてる。彼女の試合運びの特徴は鋭いカットインとフッ…

ちっちゃなあおはる 10

 回復のための湯治  インフルエンザでダウンしたぼくは、復帰を急ぐあまりにやや重い気管支炎も発症してしまうという不甲斐なさで面目丸つぶれであった。おかげで、通常…

ちっちゃなあおはる 9

 微妙な距離とラブレター?  ぼくと"きくちくん"と"えりかちゃん"のバスケ好きは、変わっていなかったが、熱意は少しだけ冷めたように思える時期でもあった。  ぼくと"…

ちっちゃなあおはる 8

 桜と別れの季節  ぼくらの修了式と同時に行われる離任式。あやこ先生が壇の上の席に、他の数人の先生と一緒に座っていた――。ぼくが、ミニバスケクラブを初めて見学し…

ちっちゃなあおはる 7

新しいボールと冬のご褒美  ぼくの苦い初試合はこうして幕をおろした。即席ながら、楽しいチーム作りだった。ぼくは、足が治るまでクラブ参加を見送った。軽い捻挫だった…

ちっちゃなあおはる 6

ミニ大会(後編) ハーフタイムの時に、作戦がうまくはまったと、みんなでウキウキしながら話した。いつも口下手な高学年の彼女"よしはらさん"と"ないとうくん"が積極的に…

ちっちゃなあおはる 5

 ミニ大会(前編) ミニ大会の日はすぐにやって来た。試合は4チームのトーナメント制。4チームそれぞれに個性の強い人がいた。2つのコートに分かれて試合は行われた。 …

ちっちゃなあおはる 4

 図書室 夏休みが終わり、ちょっと久しぶりのクラブ活動が再開した。中学校の体育館での経験がコンプレックスになっていた。ミニバスケは得意だが、バスケは下手だったと…

ひがおちる
うつくしきやま
ふじのやま
おもいのたけに
ひかりかがやけ

陽が落ちる
美しき山
ふじの山
思いの岳に
光 耀け

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

こころざし
まなびたかめよ
しんしさを
たばねてとげよ
うけつぐおもい


学び高めよ
真摯さを
束ねて遂げよ
受け継ぐ想い

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌 #ドラッカー学会

とはずして
かたられたのは
しんじつか
つみなきみたまよ
とむらうなみだ

問はずして
語られたのは
真実か
罪無き御霊よ
弔う泪

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

やわらかく
ともるあかりに
ねがわくは
たみとむこころ
かなういやさか

柔らかく
灯るあかりに
願わくは
民 富む こころ
叶う 弥栄

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

ながあめの
ねむれぬよるに
よむふみは
おのれのこえに
みちすすむひと

長雨の
眠れぬ夜に
読む文は
己の声に
道 進む人

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

ふきぬける
やわらかいかぜ
あきのかぜ
すぎゆくなつよ
きせつはめぐる

吹き抜ける
柔らかい風
秋の風
過ぎゆく夏よ
季節はめぐる

詠み人:ひでさん🙏
#はじめてのホツマツタヱ #和歌 #短歌

ちっちゃなあおはる 12

ちっちゃなあおはる 12

 卒業式 年が明けて冬休みが終わり間もなくして、残雪の多い中、彼女たちは卒業式を迎えた――。ぼくは冬休みの間に何度か咳に悩まされたが、湯治の甲斐あって全快することができていた。ぼくの朝風呂習慣はこの頃から身についている。

 卒業式のその日は、暖冬の一年前とうってかわって、朝から凍てつく雨が降り続く寒い一日だった。

 卒業生が入場して来た時、すでに泣いてしまっている子もいた。卒業生は思い思いの出

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ちっちゃなあおはる 11

 最後の"1on1"  最後の"1on1"は、ぼくらが使い慣れた5号球で勝負した。"えりかちゃん"は足が速い。去年より背も伸びてる。彼女の試合運びの特徴は鋭いカットインとフックシュートだ。カットインを警戒すると、フックシュートにやられる。"1on1"ならカットインの警戒はない。抜き去られなければ防げる。

だが、彼女のフックシュートは距離があっても決められてしまうことが多い。ミニバスケに3ポイント

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ちっちゃなあおはる 10

ちっちゃなあおはる 10

 回復のための湯治
 インフルエンザでダウンしたぼくは、復帰を急ぐあまりにやや重い気管支炎も発症してしまうという不甲斐なさで面目丸つぶれであった。おかげで、通常復帰まで一ヶ月ほどかかってしまった、気の早い田舎の山々は、すでにうっすらと白く冬の支度を急いでさえいるようだった。

 冬になると、体育館が使えなくなってしまう――。ぼくには、そんな焦りもあった。この病床で体験したことは、またいつか別の形で

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ちっちゃなあおはる 9

ちっちゃなあおはる 9

 微妙な距離とラブレター?
 ぼくと"きくちくん"と"えりかちゃん"のバスケ好きは、変わっていなかったが、熱意は少しだけ冷めたように思える時期でもあった。
 ぼくと"きくちくん"は5年生、当然、"えりかちゃん"は6年生である。あまり登場しないが、兄の"かずあき"も6年生だ。

 ぼくは5年生にして初めて"きくちくん"とはクラスがわかれた。保育園からずっと同じクラスに居たので、最初は違和感があったの

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ちっちゃなあおはる 8

 桜と別れの季節
 ぼくらの修了式と同時に行われる離任式。あやこ先生が壇の上の席に、他の数人の先生と一緒に座っていた――。ぼくが、ミニバスケクラブを初めて見学した日に、バスケの楽しさを"えりかちゃん"と一緒に教えてくれた先生。ミニ大会で足を怪我した時も冷静に対処してくれたあやこ先生。あやこ先生が"にっこり笑う時の含みの多さったらなかったが、さばさばとした性格でいつも清々しかった。当然、男女問わず児

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ちっちゃなあおはる 7

ちっちゃなあおはる 7

新しいボールと冬のご褒美
 ぼくの苦い初試合はこうして幕をおろした。即席ながら、楽しいチーム作りだった。ぼくは、足が治るまでクラブ参加を見送った。軽い捻挫だったので一ヶ月程度で完治した。もうすぐ冬がくる。冬場は様々な行事もあり、クラブ活動もできなくなる。ぼくは、冬休みの前にクラブに復帰した。というと大げさだが、クラブ活動再開である。元チームメンバーも"はせがわくん"もみんな喜んでくれた。もちろん"

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ちっちゃなあおはる 6

ミニ大会(後編) ハーフタイムの時に、作戦がうまくはまったと、みんなでウキウキしながら話した。いつも口下手な高学年の彼女"よしはらさん"と"ないとうくん"が積極的に声をだしてくれたのは、効果が大きかった。その為、後半は更に作戦を変更した。"ないとうくん"をガードにしたのだ。ぼくは、身長はなかったがフォワードとして切り込むことにした。

 後半が開始して間もなく、ボール運びが、ぼくから"ないとうくん

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ちっちゃなあおはる 5

ちっちゃなあおはる 5

 ミニ大会(前編) ミニ大会の日はすぐにやって来た。試合は4チームのトーナメント制。4チームそれぞれに個性の強い人がいた。2つのコートに分かれて試合は行われた。

 ぼくらのチームは、この二週間の間に練習という名のもと、役割分担をしてきただけだったが、みんな自信がついていた。下手さは、ほかのチームと変わらないのに。なにより、チームメイト一人ひとりが元気だった。ぼくは、ゲームメーカーとしてボール運び

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ちっちゃなあおはる 4

ちっちゃなあおはる 4

 図書室 夏休みが終わり、ちょっと久しぶりのクラブ活動が再開した。中学校の体育館での経験がコンプレックスになっていた。ミニバスケは得意だが、バスケは下手だったというのが現実だった。小学生は身体が小さいからというのもある。ましてやぼくと"きちくん"は、保育園から変わらず背の順では一・二番の仲。小4にして、130cmに届いていないちびっこだった。こればかりは自分でもどうしようもない。食べれば伸びる訳で

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