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【感情制御】“怒る“には理由がある。管理者も知るべき、感情をコントロールする方法とは?

前回までの記事では、チームリーダーがそれぞれのチームごとで意識すべき内容についてご紹介しました。

とは言っても、チームリーダーがいつもうまくチームをまとめられるとは限りません。

なぜなら、そこにはメンバーたちの間で“感情”😤がぶつかり合うことがあるから。

今回の記事では、怒りをコントロールする方法についてご紹介し、チームをまとめていくヒントになれればと思っています😊✨

参考になったら“スキ“をお願いします❤️


①なぜ人は“怒る”のか

実は“怒り“というのはとても大事な感情です。

例えば、昔から生活を脅かす敵に出会った時は、“怒り“という感情によってアドレナリンを放出させて、防衛や狩猟などの効率を高めていました。

しかし、狩猟などの習慣がなくなった現代社会においては、“すぐに怒る人”というのはパワハラやセクハラなどと勘違いされやすく、チームの輪を乱すと考えられる風習さえあります。

(私も予備校時代にはものすごく感情的な人がいました。

彼は私の3年上の先輩で、上司から私の仕事に対して指摘されたらしく、「なんで、お前のことで俺が怒られなければならないんだ、お前なんかやめちまえ」とか言われたりしました。

この言葉は多分忘れることはないでしょう笑)

ちなみに、怒る側と怒られる側では3倍以上の認識のズレがあるそです。

“たった一言“で長く付き合ってきた友人と疎遠になってしまったことが皆さんにもあるのではないでしょうか?


②管理者が気をつけるべき、“怒り“のトリガーとは?

人が“怒る“時には共通点が2つあります。

それは、“不満・不安のコップがいっぱい”になっていることと“すべきの認識違い“です。


例えば、皆さんも仕事がいっぱい詰まっているときに上司からさらに仕事を任されたら軽く怒りが込み上げませんか?🥵

(時間外労働もえぐい上にそんなことされたら、軽く殺意湧きますよね。)

ですので、管理者はまず、不安・不満のコップが一杯にならないように日頃からスタッフの心の整理をしてあげなければいけません。

私は、最初の挨拶でその“診断“をしています。

顔色や目線を見て👀、声色や口調を確認して🎼、何か違和感があったらすぐに声をかけるようにしています。(毎日のフォローアップが大切ですよ🤗⭐️)


次に、怒りのトリガーになるのが“すべきことの認識の違い”です

例えば、“朝礼で企業理念をいうべきだ”と思っている先輩が、“企業理念を言わなかった“後輩に怒っていたとしましょう。

これは、会社からやるようにという指示がないのであれば、怒りが空回りしている可能性があります。

“何をすべき“なのかはその人の境遇や経験で異なってくるものであり、人によって違うのです。

(私の場合は、時間がおしいので、企業理念はなくてもいいんじゃないかって言っちゃいます💦)

ですので、管理者はその部下の“すべきの認識”を時には補正することも必要となります。😊


③スタッフの怒りを制御する方法とは?

私は、スタッフの怒りを制御する方法としては、以下の内容を指導しています。

<怒りスイッチが入っている本人に対して>
①“6秒“待つこと
②“すべきの範囲“を再確認すること
③自分の感情コントロールの重要性を自覚すること

6秒⏰経つと、怒りのピークは過ぎると言われていますし、なぜ怒りが込み上げたのかを客観的👨に見るため、“すべき“の確認はすることをオススメします。


<怒りスイッチが入っているメンバーの周りの人に対して>
①その場で過度の反撃しないようにすること
②一度その場から去ること
③落ち着いたら本人に自分の感情を伝えること

怒りスイッチを入っている人に反撃すると“火に油を注ぐ🔥”ことになり、人間関係が修復できなくなることがあります。一度、互いに感情が落ち着いてから、「私はこう思ってます😀」と伝えることをススメています。


〜最後に〜

人は感情で動く生き物なので、チーム内で怒りが出ることはあたり前です。

ですが、問題はその怒りの方向性を調整したり、予防することが大切なのではないでしょうか。

私は、メンタルヘルスマネジメントの第2種の資格も持っています。💕

できるだけ、働きやすい環境を整えて上げることが管理者としての使命だと思ってこれからも配信していきますので、皆さんも怒りのコントロールはぜひ実践してみてください😆✨

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