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当マガジン『 #まいにち易経 』は、難解な易経の内容をわかりやすく解説。現代の混迷を生き抜くための叡智と指針を与える必読マガジン。
竹村亞希子先生【「易経」一日一言】と本田濟先生…
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#易経一日一言
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まいにち易経_0701【《機》を自在に用いる】天に先立ちて天違わず、天に後れて天の時を奉ず。しかるをいわんや人においてをや。[乾為天/文言伝:第六節九五]
先天而天弗違。後天而奉天時。天且弗違。而況於人乎、況於鬼神乎。 天に先だちて天違わず、天に後れて天の時を奉ず。天すら且つ違わず、しかるをいわんや人をおいてをや、いわんや鬼神においてをや。 無私の心を持つ大人の徳は天地の徳と同じく高貴であり、その知恵は太陽や月の輝きに匹敵する。大人がもたらす秩序は四季の巡りのように整然としている。その行動が天理を理解し従っているならば、天の法則から外れることはない。天ですら大人の行動に逆らうことはなく、ましてや人や鬼神(=陰陽の気の作用)が