龍青三(リュウセイザン)

運命理学研究所|易学・易経・四柱推命・命理学・運命学・東洋哲学・仏教・老荘・タオ・スピ…

龍青三(リュウセイザン)

運命理学研究所|易学・易経・四柱推命・命理学・運命学・東洋哲学・仏教・老荘・タオ・スピリチュアル・神秘学・精神世界|【Kindle出版】https://amzn.to/4dlcNHi ✨️ココナラ:https://coconala.com/users/232394

マガジン

  • まいにち易経

    • 16本

    当マガジン『 #まいにち易経 』は、難解な易経の内容をわかりやすく解説。現代の混迷を生き抜くための叡智と指針を与える必読マガジン。 竹村亞希子先生【「易経」一日一言】と本田濟先生の【易(朝日選書】を参考に、まいにち、易経のことばをお届けしています。 易経は、陰陽の二つの元素の対立と統合を通じて万象の変化法則を説く古典であり、占いの原点として商の時代から蓄積された卜辞を集大成したものです。 易経は、自然と人間の深い関係性を解き明かし、生きる指針を提供するとともに、東洋学問において避けては通れない重要な文献であると安岡正篤先生も指摘しています。 #まいにち易経 #易経 #易学 #易占 #周易 #易 #本田濟 #易経一日一言 #竹村亞希子 #最近の学び #学び #私の学び直し #大人の学び #学び直し #四書五経 #中国古典 #安岡正篤 #人文学

  • 易学・易経・立命・運命学

    • 12本

    易経を学ぶ。易経の名言を紹介。 占い全般・東洋占術・四柱推命・手相・人相・姓名判断などのトピック。

  • 創発共同マガジン

    • 78本

    多元的思考のクロスロード:創発マガジン Emergence Magazine: Collective Intelligence クリエイターによるクリエイターのためのクリエイティブライフ

最近の記事

  • 固定された記事

【Kindle出版】干支の基礎知識/推命家必修~天干地支の哲理【干支の雑学】

Amazon紹介文より一般の方には雑学としての知識でしかありませんが、四柱推命家やその他の東洋占術家にとって必ず覚えておくべき干支に関する最低限の教養です。 本来干支というものは占いとは直接関係がありません。甲骨文字の中の干支の使われ方は、たとえば日にちをあらわすものでした。もともと干と支はそれぞれ独立していたもので、序数としての意味を持っていたものです。 後に、陰陽・五行思想と結びついて、占術理論として体系化されたのは戦国時代(BC403~221)からだといわれています

    • まいにち易経_0525【いたずらに凶を忌み、脅えない】吉凶とはその失得を言うなり。[繋辞上伝:第三章]

      吉凶者。言乎其失得也。吉凶とはその失得を言う也。 易経の卦辞・彖辞、爻辞の「吉」や「凶」という言葉は、その卦や爻が天地自然の摂理(せつり)に適っているかどうかを示す。 天地自然の摂理とは、宇宙の法則や人間社会が順調に回っていくための道理。これに従うことが吉(良いこと)で、道理から外れることが凶(悪いこと)。つまり、「吉」は、天地自然の摂理に適っており、人生の道を得ていることを意味する。「凶」は、摂理から外れており、道を失っていることを警告している。 ある企業の新人研修に招

      • まいにち易経_0524【疑心、暗鬼を生ず】睽きて孤なり。豕の塗を負うを見、鬼を一車に載す。先にはこれが弧を張り、後にはこれが弧を説く。[38䷥火澤睽:上九]

        上九。睽孤。見豕負塗。載鬼一車。先張之弧。後説之弧。匪冦婚媾。往遇雨則吉。 象曰。遇雨之吉。羣疑亡也。 上九は、睽(そむ)いて孤(ひとり)なり。豕(いのこ)の塗(ひじりこ)を負おえるを見る。鬼(き)を載(の)すること一車。先にはこれが弧(ゆみ)を張り、後(のち)にはこれが弧を説(はず)す。冦(あだ)するにあらず婚媾(こんこう)せんとす。往きて雨に遇えば吉なり。象に曰く、雨に遇うの吉なるは、群疑亡(ぐんぎほろ)ぶればなり。 火沢睽は、疑いや不信感がもたらす孤立と錯覚の危険性を

        • まいにち易経_0523【慢蔵誨盗】蔵むることを慢かにすれば盗を誨え、冶かなる容は淫を誨う。[繋辞上伝:第八章]

          慢藏誨盗。冶容誨淫。 【慢蔵誨盗(まんぞうかいとう)】蔵(おさ)むることを慢(おろそ)かにすれば盗(とう)を誨(おし)え、冶(あでや)かなる容(すがた)は淫(いん)を誨(おし)う。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 慢(おろそ)かとは、気の緩みから怠慢になることを意味します。これがどれほど危険であるかを、易経は警告しています。 昔から、権力や富を手にした者が傲慢になり、それが滅亡の種となったという事例は枚挙

        • 固定された記事

        【Kindle出版】干支の基礎知識/推命家必修~天干地支の哲理【干支の雑学】

        マガジン

        • まいにち易経
          16本
        • 易学・易経・立命・運命学
          12本
        • 創発共同マガジン
          78本

        記事

          まいにち易経_0522【患を思う】患を思いて予めこれを防ぐ。[63䷾水火既済:象伝]

          象曰。水在火上既濟。君子以思患而豫防之。 象に曰く、水、火(ひ)の上に在るは既済(きせい)なり。君子以て患(かん)を思いて予めこれを防ぐ。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 『水火既済』の卦は、成功や達成の時期を象徴しています。具体的には、物事が完全に成し遂げられた状態、つまり「既に済んだ」状態を示しています。皆さんもご存じのように、成功は喜ばしいものです。しかし、この卦は単に成功を祝うだけでなく、成功の後に

          まいにち易経_0522【患を思う】患を思いて予めこれを防ぐ。[63䷾水火既済:象伝]

          まいにち易経_0521【動に生ずる】吉凶悔吝とは、動に生ずる者なり。[繋辞下伝:第一章]

          吉凶悔吝者。生乎動者也。剛柔者。立本者也。變通者。趣時者也。 吉凶悔吝(きつきょうかいりん)は、動より生ずる者なり。剛柔(ごうじゅう)は、本(もと)を立つる者なり、変通(へんつう)は、時に趣く者なり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 人生には必ず良いことと悪いことがあります。幸せな時期もあれば、苦しい時期もあるでしょう。しかし災いや幸運は天から降ってくるものではありません。これは、自分の行動や態度によって決

          まいにち易経_0521【動に生ずる】吉凶悔吝とは、動に生ずる者なり。[繋辞下伝:第一章]

          まいにち易経_0520【震えるほどの後悔~吉凶悔吝】悔吝を憂うるものは介に存し、震きて咎なきものは悔に存す。[繋辞上伝:第三章]

          憂悔吝者存乎介。震无咎者存乎悔。 悔吝(かいりん)を憂(うれ)うるものは介(かい)に存(そん)し、震(うご)きて咎无(とがな)きものは悔(かい)に存(そん)す。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る みなさんは、間違ったことをしてしまったときに、それを反省して改善する努力をするか、反省せずにそのままの状態を続けるか、どちらを選びますか。もし反省して行動を改善する道を選べば、前向きな良い方向に進むことができます。し

          まいにち易経_0520【震えるほどの後悔~吉凶悔吝】悔吝を憂うるものは介に存し、震きて咎なきものは悔に存す。[繋辞上伝:第三章]

          まいにち易経_0519【どっしり構え、ゆっくりと進む】止まって巽う、動きて窮まらざるなり。[53䷴風山漸:彖伝]

          彖曰。漸之進也。女歸吉也。進得位。往有功也。進以正。可以正邦也。其位。剛得中也。止而巽。動不窮也。 彖に曰く、漸(ぜん)の進むや、女(じょ)の帰(とつぐ)ぐに吉なり。進んで位を得(う)、往(ゆ)きて功あるなり。進むに正(せい)を以てす、以て邦(くに)を正すべきなり。其の位、剛にして中(ちゅう)を得るなり。止(とど)まって巽(したが)う、動きて窮(きわ)まらざるなり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 私も若い

          まいにち易経_0519【どっしり構え、ゆっくりと進む】止まって巽う、動きて窮まらざるなり。[53䷴風山漸:彖伝]

          まいにち易経_0518【上昇の条件】柔、時を以て升り、巽にして順、剛中にして応ず。ここを以て大いに亨る。[46䷭地風升:彖伝]

          彖曰。柔以時升。巽而順。剛中而應。是以大亨。 用見大人勿恤。有慶也。南征吉。志行也。 彖に曰く、柔(じゅう)、時を以て升(のぼ)り、巽(そん)にして順(じゅん)、剛中(ごうちゅう)にして応ず。ここを以て大いに亨る。 用て大人を見る恤(うれ)うるなかれは、慶(よろこ)びあるなり。南征して吉は、志し行なわるるなり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 皆さん、こんにちは。まず、『地風升』とはどのような意味を持つのか

          まいにち易経_0518【上昇の条件】柔、時を以て升り、巽にして順、剛中にして応ず。ここを以て大いに亨る。[46䷭地風升:彖伝]

          まいにち易経_0517【真心は姿が見えずとも通じ合う】鳴鶴陰に在り、その子これに和す。[61䷼風澤中孚:九二]

          九二。鳴鶴在陰。其子和之。我有好爵。吾與爾靡之。 象曰。其子和之。中心願也。 九二は、鳴鶴(めいかく)の陰(いん)に在り。其の子これに和す。我に好爵(こうしゃく)あり。吾爾(われなんじ)とこれを靡(とも)にせん。 象に曰く、其の子これに和するは、中心願えばなり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る こんにちは、皆さん。今日は、古代中国の知恵「易経」について、特にその中の一つである「風沢中孚」二爻についてお話しし

          まいにち易経_0517【真心は姿が見えずとも通じ合う】鳴鶴陰に在り、その子これに和す。[61䷼風澤中孚:九二]

          まいにち易経_0516【障がいを越え、着実に本質を極めよ】剛健篤実にして輝光日に新たなり。[26䷙山天大畜:彖伝]

          彖曰。大畜。剛健篤實。輝光日新。其徳剛上而尚賢。能止健。大正也。不家食吉。養賢也。利渉大川。應矣天也。 彖に曰く、大畜は剛健篤実(ごうけんとくじつ)にして、輝光(きこう)日に新たなり。その徳剛上(のぼ)りて賢(けん)を尚(たっと)ぶ。能く健を止(とど)む。大正なり。家食せずして吉なるは、賢を養えばなり。大川を渉るに利あるは、天に応ずればなり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 今日は、易経の六十四卦の一つ『山

          まいにち易経_0516【障がいを越え、着実に本質を極めよ】剛健篤実にして輝光日に新たなり。[26䷙山天大畜:彖伝]

          まいにち易経_0515【小人は不仁を恥じず】不義を畏れず、利を見ざれば勧まず、威さざれば懲りず。[繋辞下伝:第五章]

          子曰。小人不恥不仁。不畏不義。不見利不勸。不威不懲。小懲而大誡、此小人之福也。易曰。履校滅趾。无咎。此之謂也。 子曰く、小人(しょうじん)は不仁(ふじん)を恥じず、不義を畏(おそ)れず、利を見ざれば勧(すす)まず、威(おど)さざれば懲りず。少しく懲らして大いに誡(いまし)むるは、此れ小人の福なり。易に曰く、「校(かせ)を履いて趾(あし)を滅(やぶ)る。咎无し」と。此れの謂(いい)なり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向か

          まいにち易経_0515【小人は不仁を恥じず】不義を畏れず、利を見ざれば勧まず、威さざれば懲りず。[繋辞下伝:第五章]

          まいにち易経_0514【賢人に教えを乞う】翩翩として富まず、その隣と以にす。戒めずしてもって孚あり。[11䷊地天泰:六四]

          六四。翩翩不富。以其鄰。不戒以孚。 象曰。翩翩不富。皆失實也。不戒以孚。中心願也。 六四は、翩翩(へんぺん)として富まず、その隣(となり)と以(とも)にす。戒めずして以て孚(まこと)あり。象に曰く、翩翩として富まず、みな実(じつ)を失すればなり。戒めずして以て孚あるは、中心願えばなり。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 皆さん、こんにちは。今日は、易経六十四卦の一つである「地天泰」について、皆さんと一緒に考え

          まいにち易経_0514【賢人に教えを乞う】翩翩として富まず、その隣と以にす。戒めずしてもって孚あり。[11䷊地天泰:六四]

          まいにち易経_0513【リーダーは風のように】随風は巽なり。君子もって命を申ね事を行う。[57䷸巽為風:象伝]

          象曰。隨風巽。君子以申命行事。 象に曰く、随風(ずいふう)あるは巽(そん)なり。君子以て命(めい)を申(かさ)ね事を行おこなう。 ある企業の新人研修に招かれた老易学者が、未来のリーダーを担うポストZ世代の若者たちに向かって語る 今日は易経の、巽為風(そんいふう)について、お話しします。 この古典は、リーダーシップについての深い洞察を与えてくれるため、特に未来のリーダーとして期待される皆さんにとって、非常に価値のある教訓が含まれています。 巽為風は、易経の六十四卦の一つで

          まいにち易経_0513【リーダーは風のように】随風は巽なり。君子もって命を申ね事を行う。[57䷸巽為風:象伝]

          まいにち易経_0512【物心が集まる】その聚まるところを観て、天地萬物の情を観るべし。[45䷬澤地萃:彖伝]

          彖曰。萃。聚也。順以説。剛中而應。故聚也。王假有廟。致孝享也。利見大人亨。聚以正也。用大牲吉。利有攸往。順天命也。觀其所聚。而天地萬物之情可見矣。 彖に曰く、萃は、聚(しゅう)なり。順にして以て説ぶ。剛中にして応あり。故に聚(あつ)まるなり。王(おう)有廟(ゆうびょう)に仮(いた)るは、孝の享(まつり)を致すなり。大人を見るに利あり亨るは、聚むるに正を以てすればなり。大牲(たいせい)を用うるに吉、往くところあるに利あるは、天命に順したがうなり。その聚まるところを観て、天地萬物

          まいにち易経_0512【物心が集まる】その聚まるところを観て、天地萬物の情を観るべし。[45䷬澤地萃:彖伝]

          まいにち易経_0511【リーダーの役割】大有は柔尊位を得、大中にして上下これに応ずるを、大有という。[14䷍火天大有:彖伝]

          彖曰。大有。柔得尊位。大中而上下應之。曰大有。其徳剛健而文明。應乎天而時行。是以元亨。 彖に曰く、大有(たいゆう)は柔尊位(じゅうそんい)を得、大中(だいちゅう)にして上下これに応ずるを、大有と曰う。その徳剛健にして文明、天に応じて時に行く、ここを以て元いに亨る。 「火天大有」に学ぶ、リーダーとしてのマインドセット 「火天大有」が説く理想のリーダーとは、自らの技や力を前面に押し出すのではない。むしろ、自分よりも優れた部下の能力を最大限に発揮させることに重きを置く。リーダー

          まいにち易経_0511【リーダーの役割】大有は柔尊位を得、大中にして上下これに応ずるを、大有という。[14䷍火天大有:彖伝]