潰れたTSUTAYA
歯石を取りに行った初めての町医者で、台の上に座り宙に浮かぶ明るすぎる光を見つめながら、歯医者さんに永遠と映画の話をしてもらった。してもらったと言っても、私は映画に関しては気になったものをふらっと映画館に見に行くぐらいのにわかだったため、話している内容に関してはよくわからなかった。現代の映画も、オーディションも、映画のあるべき姿も分かんなくて、適当に相槌を打っていただけだったから、会計を済まして帰る時に、焼き増しのカラダさがしのDVDを渡されて困惑した記憶がある。その場しのぎ