【元店員】100%受かる。スタバ合格法!
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「スタバの倍率ってどのくらいかな?」
「スタバで働きたいけど面接に受かる自信が全くない…」
「スタバで憧れの大学生活を過ごしたい!」
スタバのアルバイトは大学生に限らずフリーター、パートの方々からの応募も多い、非常に人気の高い求人と言えるでしょう。
実際、私が受けた店舗は、関東圏の有名駅前から離れたショッピングモール内にありましたが、先輩の店員さん曰く倍率5〜6倍はあったそうです。
あくまで店長との雑談から取った雑な統計だそうですが、リアルな採用現場の話を聞いて背筋が凍ったことを昨日のことのように覚えています。
あくまで私の感覚ですが、都内近郊であれば倍率10倍は覚悟した方が良いかもしれません。
しかし、何事にも方法論が存在します。私の立てた戦略通りに書類選考の自己アピール、面接対策を実行すれば、100%スタバのアルバイト店員に採用されます。
唯一懸念があるとするならば店長との相性、ライバルのレベルの高さ(後藤真希、平手友梨奈など時代の天才達)が挙げられますが、それは運の問題です。
私は関東圏の駅前から離れた店舗だったこともあり、一発で採用されましたが、都内で働いていた知り合いのバリスタ仲間は四店舗目で受かったそうです。運は量でカバー出来るという話です。
なお、本記事の方法論は、店長から伝えられた私の採用理由が、スタバ応募時に私が立てた戦略そのままだったことが大きな根拠となっています。
さらに、実際に私が立てた戦略は、就活対策本やサイト、OBからのアドバイスに加えて、スタバに採用された方のブログ等を片っ端から調べ上げて得た情報とノウハウが元となっています。
なので、スタバで働きたい人やカフェ店員に憧れている人に限らず、アルバイト採用、就活で悩んでいる方も、最後まで読んでいただけたら、きっと何か得られるものがあるのではないかと考えています。では、始めます。
大前提:何事も論理的に説明せよ
他人に自分の主張をアピールしたい際、その根拠を「自分がそう思ってるから」という主観的な視点で説明してはいけません。
それでは他人に自分の主張は伝わりません。
「他人がそう思っているから」つまり客観的な根拠で説明することによって、初めて、自分の主張を他人に示すことが出来ます。”再現可能”な根拠と言い換えてもいいかもしれません。
例えば応募フォームにある自己PR欄にて、以下のような文章を書いた場合、シビアですが、書類選考の通過はないと考えていいでしょう。
何がダメなのか、簡単に解説します。
まずこの自己PRを書いた方のスターバックスにかける熱量と、実際に店舗で活躍出来るかどうかは全く関係ありません。そもそも応募してる時点で熱量は十分伝わっています。
どうしても伝えたいのならば、どのくらいグッズを持っているか、どのくらい定番メニュー、期間限定、カスタムの知識があるかをアピールする必要があります。
しかし、書類選考の自己PRは短い文章で伝える必要があるので、現実的ではないと思います。
では、どのように書くのがベストなのでしょうか。読者の皆様に一番伝わりやすい説明としては、「小論文を意識して書く」ということでしょう。
しかし私は学生時代、授業以外で小論文を書いたことがないので詳しくは避けさせていただきます(笑)。
そんな私が皆様に伝えられることがあるとするなら、
実際に私の書いた自己PR文を紹介させていただいた上で、なるべく論理性の高い文章構成を意識して書くことだと考えています。
ではさっそく、実際に私がスタバ応募フォームに書いた自己PRを載せます。
スクショは取っていないので、私の記憶を頼りに再現します。もちろんプロから見たら全然最善ではないとは思うので、自分を棚にあげるようで大変恐縮ではあるのですが、
応書類通過した一例ではありますので、恥を忍んで共有させていただきます。
文章構成としては、以下の流れを意識して書きました。
自身の強みを主張→具体的な根拠(出来事+成果)→その強みは採用先で発揮される
特に、具体的な根拠の説明がキモとなります。
書類選考の自己PR文は最低限で構わないですが、面接時では、どの主張においても、その根拠となる説明の解像度は高くあるべきです。
解像度の高い根拠を聞いた面接官はあなたの主張に強く納得するでしょう。
話芸の達人である島田紳助、松本人志、千原ジュニアは、紙芝居を見せるかのごとく、一つ一つの根拠を明瞭かつ簡潔に説明する意識を持って話していると聞きます。
詳しくは、以下の動画を参考にしてください。きっと私の主張していることが鮮明に理解できるようになるはずです。
以上を意識した上で、面接官の頭の中に容易に再現させられるレベルまで落とし込んで説明することをぜひ意識してください。
さて、私がスタバのとある店舗に送った自己PR文ですが、実は嘘が一つ紛れています。どの部分でしょうか?
スタバ店員に憧れを持っていたこと、イベントスタッフを二年間行なっていたこと自体は、事実です。
シンキングタイム!スタート!
チクタク,チクタク…
では、正解を発表したいと思います。
正解は、、ドゥルルルル~ ...バァァァン
大学入学時、憧れを抱いていたスターバックスの店員を目指すべく、イベントスタッフを二年間勤めました。
ここの、「スターバックスの店員になりたい→イベントスタッフ二年間頑張った」
という因果関係でした〜〜〜〜
正解された方おめでとうございます!!ご褒美の拍手です〜パチパチ〜
はい、そういうことです。事実は嘘つくと面接で確実にボロが出ますが、因果関係は時系列さえ合ってればどうにでもなります。
ちなみに他人を説得する際は"理由づけ"が大事らしいです。(byメンタリストDaiGo)。そう言うわけで、うまくでっち上げた次第です。
当時の私の心境はどうだったかと言いますと、
「イベントスタッフという仕事(案件)が高時給でラクかつ心底楽しかったから二年間もダラダラ続けちゃったけど、もう大学三年になるし今のうちにカフェ店員やりたいな」
という軽いノリがあって一念発起したというのが本当のところですね。
なので実際には、以下の流れで自己PR文を作成しました。
①スタバ店員に必要な能力を考える(→接客と、普遍的な問題解決能力かな?)
②接客と問題解決能力を示せる具体的な事例を探す(私の場合イベントスタッフ二年間とスカパー契約一つ取った成功例)
③書き出しと締めの文章を考えて、自己PRを作成する。(書き出しは”かます”、締めは”まとめる”)
自己PR文どうやって書いたらいいか悩んでいるは是非、このテンプレを参考にしてみてください。
以上で、「大前提:何事も論理的に説明せよ」の章を終わりにします。
次章は主に面接対策について説明しますが、本章のタイトル通り、上の説明を"大前提"として話を進めています。
この章がダントツで一番大事なので、本記事を見返す際はぜひ、優先的に復習していただけると幸いです。
店長が私を採用した三つの理由
①ポジティブ
ここからは、面接対策として実際に私が立てた戦略について書きます。
「スターバックス 面接」とGoogle検索すると、たくさんの対策サイト、ブログが散見されると思います。
当時、私もそれらをフル活用して、先人が面接時に聞かれた質問を全て洗い出し、私流の返答を紙に殴り書きして頭に叩き込んだ上で、面接に臨みました。
しかし、かといって全ての質問と答えをやみくもに丸暗記したわけではありません。
前章で説明させていただいたことと、以下の"三つの要素"を強く意識した上での返答を心がけて、あとは一つ一つの質問に対しての答えを全て”私流”に言語化していっただけです。
その三つの要素とはスバリ、
「ポジティブ、問題解決能力、他店にはない自店舗の良さ」
です。
まず一つ目、ポジティブから説明させていただきます。まず、他人に自分がポジティブであることを示すことができる分かりやすい例として、笑顔が挙げられると思います。その通りです。
ただ、それを面接の間、自然な笑顔をずっとできるかと聞かれて、首を縦に振ることができる方は多くないと思います。
さらに自分の欠点やトラウマについて説明する際にも、顔をしかめず、ほがらかに話せるかと聞かれたら、殆どの方はNoと答えるのではないでしょうか。
なので、ぜひ一回だけでいいので、鏡を見ながらか、録画しながら面接対策をしてみてください。身だしなみ、挙動含め、自身の癖を知るだけでも大きな一歩です。
自分の欠点やトラウマについて、顔をしかめず、ほがらかに話すことができれば、それは暗に、客とのトラブルが起きても同様の対応ができると面接官に主張することができます。
これは接客業をする上で大きなアドバンテージになるので、優秀な面接官であればあるほど、あなたに対して好印象を抱くことでしょう。
次に、笑顔以外でポジティブを示す方法があります。簡単です。ポジティブさをアピールできそうな質問に対しては、ちゃんと答えた上で、
「自分ではわからないが、他人にポジティブ(明るい)とよく言われる」
とサブリミナルのごとく付け加えてください。第三者越しの評価は直接自分が他人に伝える時より説得力が増します。メンタリストDaiGoが言ってたので間違いありません。
面接時では学生時代の思い出、両親、友達との関係、過去のアルバイト、趣味、長所短所、将来の夢、性格など多角的な質問が飛び交うことが想定されます。
これらに対して、全てポジティブな雰囲気を纏った客観的な説明で返すように心がけてください。私が面接で話した実例を紹介します。
面接官:「部活は何かやっていましたか?」
私:「中高ともにテニス部に所属していました」
面接官:「テニス部はどうでしたか?」
私:「非常に豊かな経験をさせてもらいました。部長副部長は務めなかったのですが、顧問からは、後輩への部長副部長のムチを緩和させるアメであってほしいと助言を貰いました。新入生の部活紹介でも司会を務める役回りをしていました」
アメ=優しさ=ポジティブ
新入生の部活紹介の司会担当=テニス部に入部してほしい=こんな人がテニス部にいる=優しそう=ポジティブ
といった感じですね。
しかし、部長副部長のようなムチ担当でも実は同じような説明が出来ます。
ムチ=厳しさ=実はそれが後輩の成長につながる→優しさ→ポジティブ
人の上に立つ=全員の動きを把握する=部員一人一人としっかり向き合う=優しさ=ポジティブ
これを軽やかに、まるでラップのフロウのように滑らかに気持ち良く話すことで、面接官はあなたをポジティブな人であると認識するでしょう。
こういった連想ゲームが苦手な方は是非、以下の動画を参考にして欲しいです。
狩野英孝がガキ使七変化で行った「おっ○いゲーム」です。(女性読者の皆様ホントにゴメンナサイ)
ガキ使メンバーとスタッフから与えられたワードに対して、マジカルバナナのごとく一つ一つ連想していって最後おっ○いにたどり着くというしょうもない遊びなのですが(笑)
どんな言葉でも連想次第では全ておっ○いになる=ポジティブになるという好例だと思いますので、
「私全然ポジティブじゃないです」という方はぜひ狩野英孝を師匠と崇めて、「おっ○いゲーム」ならぬ「ポジティブゲーム」を試してみてください。
きっと自分自身が実はポジティブだったことに気が付くはずです。
私もやってみます。読者の皆様、何か一つお題をいただければ、ポジティブご提供いたします。月ノ美兎?
月ノ美兎、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
おっ○い
②問題解決能力が高い
これはスターバックスに限らず全ての職種で求められる能力です。
どんな方も生きていれば多かれ少なかれ問題は発生するはずです。それをこれまでどのように分析して解決に導いてきたのか、面接官は気になって仕方がないのです。
問題解決能力がそのまま仕事の能力といっても過言ではないからです。
ここは私が実際に行ったスカパーPRスタッフを物語調で説明することで、ある程度の問題解決能力を示す一例とさせてください。
いつかは忘れましたが、汐留にある日本テレビ局の夏祭りが開催されたある日、
カラッと晴れた空の下で私は野球スタッフの一員として参加していました。隣には嵐にしやがれブースがあって驚いたのをよく覚えています。
巨人vs阪神で巨人側を応援する観覧席と試合が映し出されている大きなモニターを背に、
子供向けの抽選会とPRスタッフの二手に分かれて昼ごろから夜の7, 8時ごろまで宣伝活動していました。
私たちPRスタッフの目標はスカパー登録と巨人チャンネル登録。どのくらいお得なのかはサッパリ忘れましたが、チラシを入場者に配りながら紹介する案件でした。
初日、スタッフ全員を集めたブースの責任者は私たちにこう言いました。
「別に契約は取れなくてもいいよ」
完全に鵜呑みにした私は思いっきりダラダラ仕事してやりました。その結果、初日は私含め総契約数0で終わりました。
解散前の責任者の顔たるや、もう真っ赤っかになってて目が釣り上がってたのが面白くて仕方なかったです(笑)。
もちろん「さすがにマズイな」と次の日から真面目に契約を取る方法を考えました。
しかし日テレ祭に来場された方々は皆、嵐にしやがれ、ガキ使、笑点等、人気テレビ番組のイベントを目的に足を運んでくるので、
野球の、しかもただの販売促進のチラシなんて手に取るどころか見向きもされません。
なので、私はチラシを配る前に、来場者に話しかけることから始めました。
私:「こんにちは。これからどこのブースにいかれるのですか?」
来場者:「〇〇のイベントのところです」
私:「いいですね!私も〇〇好きなんです!ところで野球はお好きだったりしますか?」
ここで二つの分岐点に分かれます。
⑴
来場者:「ごめんなさい、興味ないんです」
私:「そうですよね、一応こういうイベントやってるのでチラシだけでも持って帰ってくれませんか?」
⑵
来場者:「実はけっこう好きなんです」
私:「そうなんですか!?実は今、巨人を応援するためにスカパーのお得なキャンペーンやってるんですよ。ご存知でしたか?」
来場者:「えぇ知らなかったです」
私「来場者限定のキャンペーンなので、ぜひ数分だけ話だけも聞いてみませんか?凄いんですよ」
来場者:「えぇ、そうなの?」
(ここで責任者にバトンタッチ)
まず普通の会話から始めて、さりげなく野球好きかどうかスクリーニングかけて、
好きだった場合はうまい具合に責任者にバトン渡すということを目指して二日目を迎えました。
しかし現実は厳しいもので、この方法でも契約は一つも取れなかったのですが、
初日と比べものにならないほどの方々(数百人)とコミュニケーションを取ることが出来ました。
実際に契約を取れたのは三日目。
最後契約書にサインを書く段階まで進んだら責任者にバトンを渡す作戦に変更。
どのくらいお得なのか私流に完璧に説明できるようにした上で、ターゲット層を野球に関心がありそうかつある程度の蓄えが期待できる中年男性のみに絞って宣伝活動を行いました。
私の友人なら感覚で分かるかもしれませんが、本気モードになった時の私のしつこさは半端ではないです(笑)。
何かに取り憑かれたかのように中年男性を捕まえて無限にまくしたてることで、最後ようやく一つ契約を取ることが出来ました。
数多の失敗を経て立てた戦略が最終的に上手いことハマったのが嬉しくてはしゃいでいた大学生夏の夜、
巨人が阪神にボロ勝ちする様子を尻目に解散して家に帰りましたとさ。
…
私のスカパーPRスタッフ思い出話は以上です。
挑戦→問題発生→分析→解決策見出す→実践→問題発生→…→成功
この流れに沿って自分自身のエピソードトークをすれば、自然と問題解決能力の高さを示すことが出来ます。
問題解決能力を示す一例に加えて、前章で説明した「紙芝居を見せるかのごとく、一つ一つの根拠を明瞭かつ簡潔に説明する」一例で載せました。
稚拙ではありますが、参考にしていただけたら幸いです。
さらにレベルの高い要求をしてしまいますが、「えーと」「あのー」「んー」など間投詞は避けて、緩急をつけて、感情豊かに話すとベストです。
ぜひ、松本人志「黒田官兵衛」の動画を拝見してください。ここまでフランクに話せる必要はありませんが(笑)、勢いとしてはこのレベルを目指して話す練習をしてみてください。
さらに加えると「成果を数字で示す」ことが根拠を具体的に説明する上で大事なキーワードとなります。
容易なことではありませんが、今後何か行動する際には、その成果が明確に数字で表すことが出来るのか、ぜひ意識してみてください。
私を採用した店長は、面接時に成果を数字で示せていたことにかなりの好印象を抱いたと話してくれました。
②問題解決能力の説明は以上となります。
補足として、ここまで読んでくださった皆様の中には、私を、天からコミュニケーション能力と問題解決能力を授かったギフテッドではないかと訝しんでる方もおられるのではないかと想像しています。
「そんな雰囲気が文章から漂っているぞ!」と。
しかし実際は全くそうではありません。
本当のところPRスタッフ1日目の最初は、来場者に向かってロクに声も掛けられませんでした。
いざ勇気を出して話しかけたらスカパーを"スッパカー"と噛んでしまってマダム達に大爆笑されて、
挙げ句の果てに、手の震えと突然の強風でチラシが全部吹き飛んでしまって慌てて回収に取り掛かった際、
アラフォーぐらいの北欧系女性が手伝いに来て握手を求められながらカタコトの日本語で一言
「ガンバッテクダサイネ」
と励まされ、マダム達の嘲笑に拍車がかかる始末。もちろん手伝ってくれたこと自体は有難いことですが、この出来事は今日に至るまで一瞬たりとも忘れたことはありません。
何を隠そう私は五才から体罰型剣道を受けていた、ナチュラルボーン体育会系人間なので
「今に見てろよ」
という一心でひたすら数をこなしただけにすぎないのです。
なので本質的な性格は物静かで、初対面での印象は間違いなく「大人しくて控えめで目立たなさそうな人」だと思います。
実際仲良くなった後によく言われます(仲良くなると急に天真爛漫になります)。
何が言いたいかといいますと、先天的な性格とは違って、仕事、面接等は方法論次第でどうにかなるところがあるので、
意欲さえあれば"大体"は乗り越えられるということを伝えたかったです(もちろん無理ゲーな類もあります)えっ?所詮アンタはギフテッド?
私は普通のシュミテクト
0:48~ 参考
③他店にはない自店舗の良さ
これは上の二つの要素とは違って、全ての質問の返答の際にほのめかすことはできないのですが、他の質問と違って明確な正解が存在します。
なので前もって現場調査して答えを導き出してください。絶対に面接で聞かれる質問だと思いますのでスムーズかつスマートに即答できるようにしましょう。
①②と同様に、私が面接で説明した実例を紹介します。
私の応募した店舗は関東圏の有名駅から離れたショッピングモールのテナントの一つでした。それもあってか、
現場調査した際、駅前の店舗と比べて、席数が多い、一席一席の間隔が広いという特徴が際立っていることにすぐ気が付きました。
ここを根拠に、
「他店と比べてゆったりとしたひとときを過ごすことができて、車中や自転車、バイク移動で疲れた身体を癒すことができる」
と主張することが出来ます。
さらに、スターバックスの会社案内等では”サードプレイス”、自宅でも職場でもない、第三のリラックスできる場所を提案してると書かれています。
(これは豆知識ですが、スターバックスの店員は客に向かって「いらっしゃいませ」と声をかけることは絶対にありません。
必ず「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」と話しかけるように客に呼びかけています。実際、私が始めてレジ打ちを任された際、最初に習ったことの一つがそれでした。)
これらをまとめて、実際に、私が面接時「他店と比べて自店舗の良さは何か?」と聞かれた際、以下のような流れで答えました。
主張:「この店舗は他店と比べてゆったりとしたひとときを過ごすことができて、車中や自転車、バイク移動で疲れた身体を癒すことができる」
根拠:「この店舗は関東圏の有名駅から少し離れたショッピングモールのテナントの一つであるためか、他の例えば駅前の店舗と比べて、席数が多い、一席一席の間隔が広いという特徴が際立っている」
結論:「スターバックスの掲げるサードプレイスは、自宅、職場以外のリラックスできる場所を意味している。
この店舗に足を運んだ客は他店と比べ気持ちの良い時間を過ごせる、つまり客がサードプレイスをより感じることのできる、この店舗で、私は働きたい」
スターバックスに限らず、就活にも役立つと思いますので、ぜひ参考にしていていただけると幸いです。
ところで、読者の皆様にとってのサードプレイスはどこですか?もしかして、私のnoteだったりします?♡ あっ、おい、
ちょまてよ
終わりに : 精神論 × 格言(愚者は体験に学び、賢者は歴史に学ぶ)
想像以上に長文の記事になってしまいました。ここまでお付き合いいただけた読者の皆様には本当に頭が上がりません。心から感謝します。
以上をもって【元スタバ店員力説】100%受かる!スタバ!アルバイト採用メソッドを終わりにしたいと思います。
あとはただひたすらに実践を積み重ねていくだけです。たくさん失敗して学んで、また立ち上がって挑戦。
そうです、ここまで論理的かつ実践的な例を交えて採用される方法を説明してきましたが、誰でも合最終的な根拠は、
「最後採用されるまで諦めなければ0%にはならない。受かりさえすれば100%受かると言える」という、極めて精神論的な理由から来ています。
負けたら終わりじゃなくて、やめたら終わりなんだよね、Hey
という話です。
本記事の終わりにひとつだけ伝えたいことがあります。上の主張と真逆の話にも見えますが、ぜひ一読願いたいです。
この格言は、高校時代の恩師わんこら先生こと畠田和幸さんから教わりました。
以下、当時の記事の一部そのまま引用する形で紹介します。(ちなみに当時、私はマルフォイというコードネームで旧わんこら族に所属していました)
私の立てた戦略は、これまでの就活生、面接官側のノウハウ、スターバックスに採用された人のブログが元となっています。
私がスタバのアルバイトに採用されたのは、決して私自身が優秀であるからでは全くなく、最初からいわば巨人の肩に乗っかったような状態だったからです。
恥ずかしい話、私は昔から変に自信家で、それ故に、これまで数々の失敗を体験してきました。心のどこかで
「俺は他人と違う"何か"を持っている」
と信じ込んでいた節が、特に10代から20代前半までは強くあったと思います。
しかし現実はただのone of themでひたすらに社会と時代から無駄にボコボコにされた次第です。客観的に見て本当にひどい人生だと私自身感じています。
ただ、カフェ店員に関しては、どうしても一度働いてみたかったので、
"私は特別である"という思い込みや精神論だけでない、ちゃんと論理の詰まった私なりの最高戦略を立てて臨んだというだけの話なのです。
(ここまで書いといて何ですが実は当時憧れてたのはスタバではなく"カフェ"そのものだったのです。
いくつかカフェ求人に応募した中で、最初に採用を貰ったのがスタバだったという贅沢な偶然でした。)
なので、本記事を最後まで読んでくださった読者の皆様には、どうか私の二の舞にならないよう、スタバ採用試験、就活に限らず、何事に対しても方法論を用意して戦略的に挑んで欲しいと願っています。
最後に、本記事の主軸ではないため説明しなかった私の精神論(しつこさと根性)を、曲という形で伝えたいと思います。
中学時代、早稲田アカデミーという塾に通っていた頃、恩師である菅原先生を含めた塾講師たちが、受験前に自ら熱唱する形で私たち生徒に届けてくれました。
この曲をエンディングテーマとする形で、本記事を締めさせていただきます。
ここまで読んでくださったこと、心から感謝しています。皆様のご活躍をお祈りしています。
SEAMO 「Continue」